管理者は、監査と調査のページを使用して、Meet のログイベントに関連する検索を実行できます。このページでは、組織内での会議に関連するアクティビティを確認できます。たとえば、ユーザーがいつ会議を開始したか、どこから会議に参加したか、誰が会議に参加したかを確認できます。
Google ドライブやユーザー アクティビティなど、調査可能なサービスやアクティビティの一覧については、監査と調査ツールについてをお読みください。
会議中のサポート、または特定の会議のサポートが必要な場合
Meet 品質管理ツールを使用すると、会議のトラブルシューティングをリアルタイムで行うことができます。詳しくは、会議の品質と統計情報を確認するをご覧ください。
監査と調査のページを開く
Meet のログイベント データにアクセスする
-
- 左側にある [レポート] [監査と調査] [Meet のログイベント] をクリックします。
データをフィルタリングする
- 上述の Google Meet のログイベント データにアクセスするの説明に沿って、ログイベントを開きます。
- [フィルタを追加] をクリックし、属性を選択します。
- ポップアップ ウィンドウで演算子を選択 値を選択 [適用] をクリックします。
-
(省略可)検索に対して複数のフィルタを作成するには:
- [フィルタを追加] をクリックして、手順 3 を繰り返します。
- (省略可)検索演算子を追加するには、[フィルタを追加] の上にある [AND] または [OR] を選択します。
- [検索] をクリックします。
注: [Filter] タブでは、シンプルなパラメータと値のペアを含めて、検索結果をフィルタリングできます。[条件作成ツール] タブを使用することもできます。このタブでは、フィルタは AND/OR 演算子を使って条件として表されます。
属性の説明
このデータソースでは、ログイベント データの検索時に次の属性を使用できます。
属性 | 説明 |
---|---|
操作の説明 | 会議での不正行為を報告したユーザーの説明 |
操作の理由 | 会議で不正行為を報告したユーザーの理由 |
操作時間 | 実際の操作時間 |
アクター | アクターのメールアドレスまたは電話番号、またはアクターが会議に参加した Meet ハードウェアのデバイス ID |
アクター グループ名 |
アクター グループの名前。詳しくは、Google グループで結果をフィルタするをご覧ください。 フィルタ グループの許可リストにグループを追加するには:
|
アクターの識別子タイプ | 会議に参加したユーザーの ID タイプ([メールアドレス]、[電話番号] など) |
アクター名 | 会議に参加したユーザーの名前 |
アクターの組織部門 | 操作を行った組織部門の名前 |
カレンダーの予定 ID | 会議に関連付けられたカレンダーの予定 ID(存在する場合) |
通話の評価(5 段階) | Meet の会議の評価(1~5) |
都市 | 会議に参加したユーザーの所在地(市区郡) |
クライアントの種類 | Meet クライアントの種類([Android]、[iOS]、[ウェブブラウザ] など) |
会議 ID | 会議のインスタンスの ID。たとえば、毎週開催されている会議では、会議ごとに一意の会議 ID が割り当てられます。 |
国 | 参加者が会議に参加した国 / 地域の国 / 地域コード |
日付 | イベントの発生日時(使用しているブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます) |
通話時間(秒) | 参加者が会議に参加した時間 |
エンドポイント ID | 各参加者の一意の識別子 |
イベント | 記録されたイベント アクション([不正行為の報告を送信しました] や [ライブ ストリーム] など) |
IP アドレス | 会議に参加したユーザーの IP アドレス |
ライブ ストリームの視聴ページ ID | Meet 会議のライブ ストリームの視聴ページの ID。定期的な会議には同じライブ ストリームの視聴ページ ID が付いています |
会議コード | 会議のコード。定期的な会議には同じ会議コードが付いています。 |
主催者のメール | 会議の主催者のメールアドレス |
組織外の参加者 | 参加者が組織内のユーザーであるかどうかを示します |
プロダクト タイプ | 会議に参加する際に使用したサービス(Google Meet など) |
ストリーミング セッションのステータス | ストリーミング セッションのステータス(録画、ブロードキャスト、音声文字変換など) |
対象 | 報告された参加者のメールアドレス |
対象の表示名 | 報告されたユーザーの表示名 |
対象の電話番号 | 報告されたデバイスの電話番号 |
ターゲット ユーザー数 | アクションの影響を受けるユーザーの数 |
会議の参加者を特定する
ログイベントに関する上記の一部の属性(アクター、アクター名、国など)で、組織内外の誰が会議(内部および外部の会議)に参加したかを把握できます。参加者と会議の種類に応じて、ログイベントのデータに含まれる情報は次のようになります。
- テキストをそのまま表示 - マスク処理せずに、読み取り可能なテキストとして表示されます。
- 一部を隠して表示 - 情報がアスタリスク(*)でマスク処理して表示されます(一部を隠したメールアドレスの例: li***@s***.com)。
- 非表示 - 情報がログに表示されません。
次の表は、ログイベント データに表示される参加者 ID を示したものです。この表は、組織内のユーザーが外部組織の会議に参加した場合に、その外部組織が閲覧できる情報も把握できます。
参加者 ID | 利用可能な情報 |
---|---|
国と IP アドレス |
|
メールアドレスとデバイス ID |
|
名前 | すべての参加者についてテキストをそのまま表示 |
主催者のメールアドレス |
|
電話番号 | すべての参加者について一部を隠して表示 |
注: 参加者が匿名ユーザーの場合は、[アクターの識別子タイプ] の欄が空白になり、[アクター名] はユーザーが提示した名前になります。
Meet のその他のデータを取得する
- 会議時間(料金を含む)について詳しくは、Voice の監査ログをご覧ください。
- Google Workspace Admin SDK の API を使用すれば、さまざまな種類の Google Meet 監査アクティビティ イベントのイベントとパラメータを確認できます。
ログイベント データを管理する
検索結果の列データを管理する
検索結果に表示するデータ列を設定できます。
- 検索結果の表の右上にある、列を管理アイコン をクリックします。
- (省略可)現在の列を削除するには、削除アイコン をクリックします。
- (省略可)列を追加するには、[新しい列を追加] の横にある下矢印アイコン をクリックしてデータ列を選択します。
以上の手順を必要なだけ繰り返してください。 - (省略可)列の順序を変更するには、目的のデータ列名をドラッグします。
- [保存] をクリックします。
検索結果データをエクスポートする
- 検索結果の表の上部にあるすべてエクスポート アイコンをクリックします。
- 名前を入力し [エクスポート] をクリックします。
書き出しの結果は、検索結果の表の下にある [「エクスポート」操作の結果] に表示されます。 - データを表示するには、エクスポートの名前をクリックします。
書き出したデータが Google スプレッドシートで開きます。
レポートルールを作成する
レポートルールの作成と管理をご覧ください。
データを利用できる期間
データの保持期間とタイムラグをご覧ください。