Google は先週、Android for Work プログラムを発表しました。これは、企業がより多くの端末を業務に利用できるよう、Android プラットフォームのセキュリティ保護、管理、革新に取り組むものです。本日より、Android for Work を最大限に活用できる Google Apps モバイル管理のサービスをご利用いただけます。

Android for Work プラットフォームには 3 つの特長があります。1 つ目は Android 搭載端末に対するきめ細かい管理、2 つ目は Google Play for Work を通じたモバイル アプリ管理用のフレームワーク、3 つ目は「仕事用プロフィール」と呼ばれる仕事関連のアプリを分離する新しい階層を備えている点です。

仕事用プロフィールは、既存の Google Apps 向け Android Sync サービスの追加機能です。ドメイン管理者はデータの分離レベルを選択できるようになったことで、エンドユーザーの生産性と組織のセキュリティ要件の両方を満たすことが可能になりました。仕事用プロフィールには以下の 2 つの安全な運用方法があり、設定は管理コンソールで行います。


  1. サードパーティ製モバイルアプリの配布 - 従業員は組み込みのアカウント切り替えツールを使用して Gmail や他の Google モバイルアプリを引き続き安全に操作します。管理者は Google Play for Work からダウンロードできるサードパーティのアプリを仕事用プロフィール向けに選別します。
  2. 分離されたコンテナ - 管理者は仕事用プロフィール向けにすべての仕事関連のアプリ(Google とサードパーティの両方)を承認してホワイトリストに登録し、従業員は各自の職務に応じて適切なアプリを Google Play for Work からダウンロードします。


上記のいずれの方法でも、従業員は各自の携帯端末でシームレスに操作できます。また、すべての仕事用の情報が暗号化され、リモートワイプすることもできるため、携帯端末に万が一のことがあっても企業データを安全に保つことができます。従業員の携帯端末では、仕事用のアプリはオレンジ色のブリーフケース バッジで区別できます。

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これらの新しい機能を組織で活用する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

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