Cloud Identity Groups API(ベータ版)を使用してプログラムでグループを管理する
2020年8月25日火曜日
この記事は 8 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
新しい機能の概要
新しい API を使用すると、次のことができます。対象利点詳細
ビジネスチームは管理者権限が付与されていなくても、所有するグループを作成、管理できるため、不要な他のグループを管理したり、管理チームの時間を節約したりする必要がなくなります。これにより、チームは作業をより効率的に管理できるようになります。また、特定のタスクでのみ必要となった場合に、管理者権限を割り当てることで発生するセキュリティ リスクもなくなります。
ご利用方法
リリース スケジュール
対象
関連情報
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このたび、新しい Cloud Identity Groups API をリリースすることになりました。これにより、API を介したドメインの Google グループとメンバーシップを作成、管理できるようになります。以前は、グループ管理の API サポートは Admin SDK を介してのみ利用できたため、API にアクセスできるのはドメイン管理者のみでした。今回のリリースにより、管理者以外でも API にアクセスできるようになりました。API を使用してグループを作成することで、Google グループのウェブ UI(groups.google.com)、管理コンソール、API を介してグループを表示、管理できます。
新しい API を使用すると、次のことができます。
- グループの作成と削除
- グループのメタデータを表示、更新する
- グループにメンバーを追加する、グループからメンバーを削除する
- グループ内のメンバーの役割を変更する
管理者、デベロッパー、エンドユーザー
Google グループは、組織のコミュニケーション、アクセス、セキュリティを管理するための重要なツールです。API を介してグループを作成、管理する機能が追加されることにより、よりスケーラブルで効率的なグループ管理が可能になります。
管理者、デベロッパー、エンドユーザーが利用可能
ビジネスチームは管理者権限が付与されていなくても、所有するグループを作成、管理できるため、不要な他のグループを管理したり、管理チームの時間を節約したりする必要がなくなります。これにより、チームは作業をより効率的に管理できるようになります。また、特定のタスクでのみ必要となった場合に、管理者権限を割り当てることで発生するセキュリティ リスクもなくなります。
- 管理者とデベロッパー: このベータ版は、すべてのユーザーにご利用いただけます。Cloud Identity Groups API の使用方法(英語)に関する詳細については、デベロッパー向けドキュメントをご覧ください。
- エンドユーザー: グループの作成と管理を行う場合は、エンドユーザーも API を使用できます。Cloud Identity Groups API の使用方法(英語)に関する詳細については、デベロッパー向けドキュメントをご覧ください。
- この機能のベータ版は、現在すべてのユーザーにご利用いただけます。
- G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
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