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この記事は 5 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

リリースの概要管理コンソールの 2 つの機能が更新されました。

新しい 2 段階認証プロセスの設定:
管理コンソールの 2 段階認証プロセスの設定機能が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
  • [セキュリティ] ページに [2 段階認証プロセス] の設定セクションが追加されました。ここで 2 段階認証プロセスのオン、オフと、関連する設定を行うことができます。これらは、管理コンソール > [セキュリティ] > [2 段階認証プロセス] で設定できます。
  • 2 段階認証プロセスの登録のオンとオフは、組織部門(OU)単位で設定できます。これまではドメイン全体に対してのみ設定できました。オンにすると、2 段階認証プロセスのポリシーを設定することができます。
  • 誤って管理者自身を 2 段階認証プロセスに登録せずに 2 段階認証プロセスを適用すると、アカウントからロックアウトされることがありましたが、新しいインターフェースにはこれを防止する機能があります。
  • インターフェースが更新され、使いやすくなりました。
[2 段階認証プロセス] の新しい設定セクション(管理コンソール)
 
[2 段階認証プロセス] では、組織部門単位で 2 段階認証プロセスの適用を設定できる


SAML アプリケーションのシングル サインオン設定のための新しいセクション
SAML アプリケーションのシングル サインオン設定が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
  • Google が ID プロバイダ(IdP)である場合にすべての SAML アプリケーションに適用される設定は、管理コンソール > [セキュリティ] > [SAML アプリケーションのシングルサインオン(SSO)の設定] で行うようになりました。
  • 機能に変更はありませんが、証明書の管理や IdP メタデータのダウンロードを簡単に実行できるようになりました。
SAML アプリケーションの SSO を設定するための新しいセクション(管理コンソール)
SAML アプリケーションの SSO 関連の新しい設定画面
ご利用方法
  • 管理者: このリリース以前より組織で 2 段階認証プロセスの登録を許可している場合にのみ、新しい 2 段階認証プロセスの登録機能も組織レベル(最上位の組織部門)でオンに設定されるため、組織の動作に変更はありません。リリース後は、組織部門レベルで 2 段階認証プロセスの登録を変更できます。2 段階認証プロセスの登録設定では、2 段階認証プロセスの適用設定と同様に、例外グループを使用することもできます。詳しくは、組織への 2 段階認証プロセスの導入に関するヘルプセンターの記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーの機能には影響ありません。
リリース スケジュール対象 
  • G Suite および Cloud Identity をご利用のすべてのお客様が対象
リソース

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この記事は 5 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

リリースの概要2020 年 6 月 3 日以降、新規に作成された予備カレンダーとリソース カレンダーに関連するカレンダー ID の形式が新しくなります。新しい形式では、予備カレンダーまたはリソース カレンダーの ID に G Suite のアカウントのドメイン名が含まれません。
 
  • 現在のリソース カレンダーのメール形式: {[ドメイン名]}_{random characters}@resource.calendar.google.com
  • 現在の予備カレンダーのメール形式: {[ドメイン名]}_{random characters}@group.calendar.google.com
  • 新規に作成されるリソース カレンダーの新しいメール形式: {random characters}@resource.calendar.google.com
  • 新規に作成される予備カレンダーの新しいメール形式: {random characters}@group.calendar.google.com

この変更は外観上のものであり、Google カレンダーの機能には影響を及ぼしませんが、リソース カレンダーまたは予備カレンダーの ID からドメイン名を解析または抽出するスクリプトをご利用の場合は、この変更に対応するよう更新していただく必要があります。
リリース スケジュール対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
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この記事は 5 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


リリースの概要 以前に Gmail で Google Meet のビデオ会議を開始、参加することができる機能についてお知らせしましたが、このたび、この機能を非表示にするオプションをユーザー向けにご提供することになりました。
  ご利用方法 管理者: 管理者は、管理コンソールでビデオ通話を無効にすることで、Meet を組織全体で無効にすることができます。今回のリリースで、ユーザーレベルの設定ができるようになります。

エンドユーザー: ヘルプセンター記事Gmail で Google Meet を表示または非表示にするに記載されている手順でご設定ください。 リリース スケジュール 対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様
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この記事は 5 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要 社内ネットワークに接続されていない iOS / Android デバイスに対して、デジタル証明書を発行して安全なアクセスを可能にすることができます。これにより、新しいモバイル デバイスから G Suite などの社内リソースを利用する際の識別、認証、アクセスがさらにスムーズになります。この機能は、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium のお客様で、オンプレミスのコネクタを介して Google エンドポイント管理を使用されている場合にご利用いただけます。
  ご利用対象 管理者
  今回の変更のポイント 証明書は、社内リソースに安全にアクセスできるよう、モバイル デバイスを識別および認証する重要な手段です。アクセス対象の社内リソースには、G Suite や企業の Wi-Fi アクセス ポイントなどがあります。

企業によっては、デバイスがオンプレミス環境にあり、ファイアウォールで保護されていることを証明書配布の条件としている場合がありますが、出社できず社内ネットワークにアクセスできないユーザーがいる状況に対処するため、証明書をリモートで発行する手段が必要になっています。

このような企業において、今回の機能はオフィス内にいない従業員との連携や生産性の維持につながります。
  ご利用方法リリース スケジュール 
  • この機能はすでにご利用いただけるようになっています。
対象
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご利用のお客様が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free をご利用のお客様は対象外
関連情報

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この記事は 5 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要 Google Meet ハードウェア向けの新しい ASUS スターター キットをご紹介します。これは、自宅または小規模な会議室から頻繁にビデオ会議を行う方に適しています。スターター キットには Huddly カメラ、スピーカー マイク、コンピューティング システム、リモコン(タッチ コントローラの代わり)が含まれています。省スペースで価格も抑えられており、世界中の同僚や取引先とお互いの顔を見ながらコミュニケーションをとることができます。
 
Google Meet ハードウェア向けの新しい ASUS スターター キット
また、従来の ASUS キットが刷新され、ASUS Google Meet コンピューティング システム(旧称 Chromebox)に生まれ変わりました。新しい Meet コンピューティング システムは、従来のバージョンよりスリムで展開が容易になり、デバイスのサポート期間も延長されました。

Logicool の Meet コンピューティング システム(協力: CTL)も近日中にリリース予定です。詳細については G Suite アップデート ブログで随時お知らせします。

共用のミーティング スペースを使用される方には、タッチしなくてもより簡単に会議を行えるように、ベータ版の音声操作機能をご利用いただけます。ベータ版のご利用をご希望のお客様は、こちら(英語)からお申し込みください。数か月内には一般提供を開始予定です。 対象 管理者 利点 ASUS Google Meet スターター キット
 
  • リモコンにキーボードが内蔵され、専用のタッチ ディスプレイよりも省スペース
  • 手ごろな価格で、自宅やオフィスでの会議を実現

Meet コンピューティング システム
 
  • 高速: すばやく起動して、Chrome の既存の各種サービスと自動的に同期
  • コンパクト: 外周 20 cm に満たないコンパクトな作りながら、あらゆる規模のワークスペースと設置用途に対応
  • パワフル: Intel Core i7 プロセッサ搭載、SSD を 128 GB にアップグレード
  • 革新的: ネジのいらないマグネット式の簡単設置
  • 効率的: ポートが片側にあるので、ケーブルの管理が容易で使いやすい
 
Meet コンピューティング システム
ご利用に関して 関連情報 

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この記事は 5 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要 5 月 26 日より、Google Chat(旧称「Hangouts Chat」)でドメイン外の相手と会話ができるようになります。ダイレクト メッセージを送信するか、相手をチャットルームに追加することで、会話を開始できます。また本日より、従来のハングアウトを使ってドメイン外の相手と会話する場合でも、新しいメッセージが送信されたときにそれが Chat に表示されるようになります。 対象 管理者とエンドユーザー 利点 お客様への対応、取引業者との調整、生徒の保護者への連絡など、さまざまな重要なやり取りに Google Chat をご利用いただけるようになります。今回のリリースにより、あらゆるコミュニケーションを 1 か所で行うことが可能になります。 追加情報 ドメイン外の方が Google Chat を使用するには、Google アカウントをお持ちであることが必要です。Chat 上ではそれらのユーザーに「外部」バッジが付くため、情報の共有を常に適切な相手と行うことができます。

また、外部の相手とのチャットルームを作成する際には、そのチャットルームを「外部」として指定する必要があります。この設定は、チャットルームの作成後には変更できません。つまり、本リリースより前に作成されたチャットルームについては、「内部」のままとなるため外部ユーザーを追加することはできません。

注: Chat のチャットルームに外部ユーザーを追加することはできますが、グループ チャットに外部ユーザーを含めることはできません
  ご利用方法 管理者: この機能には、[外部とのチャット] の既存の設定が反映されます(今後この設定は従来のハングアウトと Google Chat の両方に適用されるようになります)。この設定は、組織部門またはドメイン単位での管理が可能です。詳しくは、管理コンソールで [外部とのチャット] をオンまたはオフにする方法についてのヘルプセンター記事をご参照ください。

また、管理コンソールの [外部ユーザー参加のチャットルーム] の設定を使用すると、外部からの参加が可能なチャットルームを組織内に作成することや、それに参加することをユーザーに許可するかどうかを設定できます。

エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。詳しくは、外部ユーザーとのチャットをご参照ください。
  リリース スケジュール 従来のハングアウトで行われていた会話を Chat に表示する機能
 
外部ユーザーと新たに会話を開始する機能
 
  • 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2020 年 5 月 26 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)ドメインでこの機能が有効になると、外部からの参加が可能なチャットルームを作成するオプションと外部ユーザーを追加するオプションがユーザーに対して表示されるようになります。
対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様
関連情報 ロードマップ

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この記事は 5 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要 Google Voice がカナダでご利用いただけるようになりました。詳細は以下のとおりです。
  • カナダで G Suite をご利用のお客様に、Google Voice にお申し込みいただけるようになりました。
  • カナダで Google Voice をご利用のお客様、および各国で Google Voice Premier エディションをご利用のお客様は、ユーザーにカナダの国コード(+1)を割り当てることができます。
  • 近日中に、カナダでご利用中の +1 の付いた電話番号を Google Voice に移行できるようになります。時期については、G Suite アップデート ブログでご確認ください。
今回のリリースで、Google Voice は 11 か国でご利用いただけるようになります。

Google Voice は、あらゆる規模のビジネスでのご利用に対応したクラウドベースの電話通信システムです。G Suite のお客様が Google Voice を利用することで、Google Cloud のインテリジェントかつセキュアな機能のメリットを受けつつ、多数の電話番号の導入および管理を行うことができます。Google Voice には次のような特徴があります。
  • エンドユーザー向けのスマートなクラウド電話通信
  • 管理者向けのシンプルなプロビジョニングと管理
  • 大規模な導入と移行が可能
ご利用にあたり 管理者: カナダで G Suite をご利用のお客様に、Google Voice にお申し込みいただけるようになりました。Google Voice のご利用や料金について詳しくは、こちらでご確認ください。

エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。 対象 Google Voice は、サポート対象国に拠点を置く G Suite のお客様に、追加ライセンスをご購入いただくことでご利用いただけます。 関連情報 ロードマップ

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この記事は 4 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要ウェブ上で Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームからファイルを共有する際に使用するインターフェースが新しくなります。従来のインターフェースでは、ファイルの共有と共有ドライブのメンバーの管理を行うことができましたが、このたびの変更により、アクセス権を不必要に拡大することなく、より簡単に目的の相手とだけファイルを共有できるようになります。
対象エンドユーザー

利点

連携しながら仕事を進めるうえで、ファイル共有はなくてはならないものです。リモートワークが進み、さまざまな場所からファイルを共同編集する場面が増えた現状では特にその重要性が増しています。目的の相手とより簡単にファイルを共有できるようになることで、コラボレーションの効率が上がることはもちろん、意図しない相手がアクセスするリスクが下がることが期待できます。

詳細共有に関するインターフェースがいくつか変わり、共通するタスクの実施、権限の誤った変更の抑止、ファイルへのアクセス権限があるユーザーの確認をこれまで以上にスムーズに行えるようになりました。具体的には以下のような更新が行われています。
  • タスクベースで区分されたインターフェース: 新しい共有ダイアログでは、ファイルの共有、権限の変更、ファイル アクセス権の確認といったユーザーにとって必須のタスクが目立つ形で表示されます。また、「ユーザーおよびグループとの共有」と「リンクの共有」が別個の項目になっています。
  • [リンクをコピー] ボタン: リンクの権限を変更しなくてもリンクが得られるように、[リンクをコピー] ボタンを追加しました。
  • 現在のアクセス権を簡単に確認: 新しいインターフェースでは、誰がどのアイテムにアクセスできるかを一目で把握できるため、監査と権限変更を容易に行うことができます。
Google ドライブおよびドキュメント エディタのファイル共有に使用する新しいインターフェース
Google ドライブおよびドキュメント エディタのファイル共有に使用する以前のインターフェース
 
ご利用方法 
  • 管理者: この変更はデフォルトで反映されます。この機能に関して管理者に設定していただく項目はありません。
  • エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になります。ヘルプセンター記事の Google ドライブのファイルを共有するで詳細をご確認ください。

リリース スケジュール

対象 
  • G Suite / Drive Enterprise をご利用のすべてのお客様、および個人の Google アカウントをお持ちのユーザー

関連情報

ロードマップ




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この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要管理コンソールに新しい設定が加わり、Google Meet ハードウェアから HDMI を介して省電力シグナリングを有効にできるようになりました。この機能を有効にすると、使用していない Meet ハードウェアのディスプレイをオフにして、消費電力を抑えることができます。

対象管理者のみ

利点会議室やロビーなどでディスプレイが長時間放置されると、電力の浪費と耐用年数の短縮につながります。この設定を使用すれば、10 分間操作がない場合に対応ディスプレイを自動的にオフにすることができます。

会議の開始 10 分前になったとき、またはユーザーがタッチパネル コントローラで操作したときには、ディスプレイが自動的にオンになります。

追加情報HDMI-CEC の有効化、他の詳細設定の変更、ディスプレイのファームウェアの更新が必要となる場合があります。詳しくは、ご使用のディスプレイのマニュアルをご覧ください。

ご利用方法


リリース スケジュール

  • この機能は現在すべてのユーザーにご利用いただけます。

対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様

関連情報 

ロードマップ 




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この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Android、iOS、Chrome、Jamboard の各デバイスと同様に、Windows 10 デバイスも管理コンソールで管理、保護できるようになりました。SSO も有効にできるので、G Suite をはじめとする SSO 対応のその他のアプリケーションにも Windows 10 デバイスからアクセスしやすくなります。この機能は、今までベータ版として提供されていました。

このたびのリリースにより、すべての G Suite 管理者は Windows 用 Google 認証情報プロバイダを使用して次のことを行えるようになります。
  • 組織で既存の G Suite アカウントの認証情報を使って Windows 10 デバイスにログインし、SSO 対応のアプリとサービスに簡単にアクセスできます。
  • Google の不正使用対策と不審なログインの検出技術により、ユーザー アカウントを保護できます。
また、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご利用の場合は、以下も可能になります。
  • G Suite へのアクセスに使われるすべての Windows 10 デバイスを、組織のポリシーに準拠した状態で確実に更新、保護できます。
  • デバイスのワイプ、デバイス設定の更新のプッシュなど、Windows 10 デバイスに対する管理操作をクラウドから行えます。会社のネットワークに接続する必要はありません。

デバイスの管理を簡略化し、データのセキュリティを強化できます。また、アプリケーションへのアクセスとその操作に必要とされる手間やログイン回数を削減できます。Windows 10 の管理機能と利点について詳しくは、過去のお知らせをご覧ください。

Windows 向けの高度なデスクトップ セキュリティについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。G Suite をご利用中のお客様が今回のリリースおよびその他のリリースを利用してセキュリティを強化する方法については、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧ください。
ご利用方法 
Windows 10 デバイスで管理者向けの設定が利用可能に
 
リリース スケジュール

対象Windows 用 Google 認証情報プロバイダに関連付けられたログイン機能と SSO 機能:
  • G Suite および Cloud Identity をご利用のすべてのお客様が対象

Windows 10 デバイス向けのデバイス管理機能:
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご利用のお客様が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free をご利用のお客様は対象外

関連情報



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この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要管理者が iOS デバイス上の機密性の高い企業データを保護するのに使用できる、新しいセキュリティ設定が追加されました。これにより、以下の制限をかけることができます。
  • G Suite アカウントに属するデータを他のアカウントにコピーおよび貼り付けることを制限する。これにより、企業データが個人アカウントに引き出されるのを防ぐことができます。
  • ユーザーが G Suite アカウント内で特定のアプリからファイルをドラッグ&ドロップするのを制限する。
この機能のリリース時には、G Suite の 5 個の iOS アプリ(Gmailドライブドキュメントスプレッドシートスライド)に管理者向け設定が適用されます。この機能をご利用いただけるのは、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご使用のお客様です。なお、この設定を行っていても、個人アカウントから G Suite アカウントへのコピー、貼り付け、ドラッグ&ドロップは可能です。この保護機能が適用されるのは、G Suite の基本または詳細モバイル デバイス管理で制御されているデバイス、および基本モバイル管理と企業向けモバイル管理(EMM)ソリューションの両方で制御されているデバイスです。

対象管理者

今回のリリースの特長この機能を利用しない場合、同じ iOS デバイス上で企業データが企業 / 個人のアカウント間を移動するのを管理者が防ぐには限界があります。管理対象のアプリとそうでないアプリの間でのファイル共有を防ぐことはできますが、アプリが複数アカウントでの使用に対応している場合や、切り取り、コピー、貼り付けを利用する場合には、ユーザーはアカウント間でデータを共有することができます。たとえば、仕事でやり取りしたメール文をコピーし、個人アカウントに貼り付けるといったことができます。これはデータ漏洩の要因となり得るため、iOS 上の企業データの全般的なセキュリティの低下につながります。

このたびリリースされた管理者向け設定を使用することで、安全性が強化され、企業データが誤ってまたは意図的に個人アカウントと共有されにくくなります。なお、Android デバイスでは仕事用プロファイルを通じて同様の保護機能をすでにご利用いただけるようになっています。

G Suite のお客様が今回およびその他のリリースを利用してセキュリティを強化する方法(英語)については、Cloud ブログの投稿をご覧ください。

ご利用方法
  • 管理者: この機能はデフォルトで無効になっていますが、組織部門単位で有効にすることができます。詳しくは、iOS デバイスでのデータ保護に関するヘルプセンター記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。制限のかかっているコピーと貼り付けを行おうとすると、コピーしたテキストの代わりに、[この情報は組織の G Suite アプリ内でのみ共有できます] という文が貼り付けられます。 
iOS でのデータ引き出し対策のための管理者向け設定



リリース スケジュール 
  • この機能はすべてのドメインですでにご利用いただけるようになっています。

対象
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium のお客様が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free のお客様は対象外

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この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要ベータ版のコンテキストアウェア アクセス(CAA)が強化され、管理者が SAML アプリの管理に使用できるようになります。これにより、管理者はユーザーが SAML アプリにアクセスしようとしたときに、ユーザー、デバイス、ユーザーが属するコンテキストに基づいて、アプリへのアクセスを管理できます。

SAML アプリに対する CAA は、メインの ID プロバイダ(IdP)として Google を使用し、事前統合された SAML アプリまたはカスタム SAML アプリからサードパーティ製アプリへのアクセスを有効にしているお客様にご利用いただけます。対象となるのは、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium、Drive Enterprise をご利用のお客様のみです。本リリースおよびその他のリリースによって G Suite のセキュリティが強化される仕組み(英語)については、Cloud ブログの投稿をご覧ください。

対象管理者のみ

利点コンテキストアウェア アクセスを使用すると、ユーザー、ロケーション、デバイスのセキュリティ ステータス、IP アドレスなどの属性に基づいて、アプリに対する詳細なアクセス制御ポリシーを作成できます。これにより、特定のアプリおよびそのデータへの意図しないアクセスが減少することで、セキュリティ対策の強化を実現できます。SAML に対する CAA は、次のような用途に使用できます。
  • 社内ネットワーク上でのみ CRM アプリへのアクセスを許可する。
  • 最新のオペレーティング システムと暗号化されたデバイスを使用した場合にのみ、クラウド ストレージ アプリへのアクセスを許可する。
  • IT 管理者にのみ特定のツールへのリモート アクセスを許可する。
  • 指定した国または地域のユーザーにのみ特定のアプリへのアクセスを許可する。

詳細G Suite に対する CAA のインフラストラクチャをもとに構築
SAML アプリに対する CAA の管理には、G Suite に対する CAA と同じインフラストラクチャおよび管理コンソールのインターフェースが使用されます。これは、事前設定済みのアクセスレベル、ユーザー グループ、エンドユーザー メッセージを SAML に対する CAA でも使用できることを意味します。G Suite でのコンテキストアウェア アクセスの管理について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。


SAML に対する CAA はログイン時にのみ適用
SAML アプリに対する CAA はログイン時にのみ適用されます。より高度な管理を提供する、G Suite アプリケーションに対する CAA とは異なります。G Suite アプリケーションは Google によって構築されるため、CAA 管理では使用中のコンテキスト(IP、デバイス属性など)の継続評価が可能です。SAML アプリは Google ログインを使用する Google 以外のアプリケーションであり、コンテキストを評価できるのは、ユーザーが Google ログインを使用してこれらのアプリケーションにログインするときだけです。ログインした後は、セッションが終了してユーザーが Google でのログインを再試行しない限り、コンテキストが再評価されることはありません。
 
ご利用方法 
  • 管理者: オープンベータ版なので、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium、Drive Enterprise をご利用のお客様は自動的に利用可能になります。
  • エンドユーザー: 管理者が有効にするまで、エンドユーザーへの影響はありません。

対象 
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium、Drive Enterprise のお客様。
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free のお客様は対象外。

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この記事は 4 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要明るさが不十分な場合にも Google Meet を快適にご利用いただけるように、動画が自動補正されるようになりました。これにより、暗めの場所から Android や iOS デバイスを使ってビデオ通話を行うときでも、相手に自分の姿をはっきりと表示できます。

明るさが不十分になると、その 5 秒後に動画補正が開始され、明るさの変化に応じて自動的に調整が行われます。つまり、暗くなると補正処理が開始し、十分な明るさになると処理が停止します。

なお、モバイル デバイスによってカメラのハードウェアと処理機能に違いがあるため、補正の結果もデバイスごとに異なる可能性があります。

ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になり、自動的に動作します。ローライト モードをオフにするには、通話中の設定メニューで設定します。
 
リリース スケジュールiOS
Android

対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様

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