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この記事は 6 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要Google ドキュメントおよび Gmail の高度な文章作成支援機能がスペイン語にも対応することになりました。昨年、ニューラル ネットワークを活用した文法提案機能(英語)のご提供についてお知らせしました。このたび、同じテクノロジーを利用して、スペイン語での文章の入力中にも文法の訂正案が表示されるようになりました。

言語が自動的に検出されるので、スペイン語と英語を併用していても、入力中の言語に応じた適切な文法の訂正案が表示されます。これらの機能を使用すると、自信を持ってすばやく正確に文章を作成できます。

年内には、スペルの自動修正機能とスマート作成機能もスペイン語に対応する予定です。これらの機能のご提供時期については、G Suite アップデート ブログでご確認ください。文章作成支援機能のスペイン語対応について詳しくは、Cloud 公式ブログ(英語)をご覧ください。

ご利用方法


リリース スケジュール 


対象 
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Essentials、G Suite Enterprise Essentials、G Suite Enterprise をご利用お客様が対象
  • G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Nonprofits をご利用のお客様および個人の Google アカウントをお持ちのユーザーは現時点では対象外


関連情報




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この記事は 6 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要
Google カレンダーと Microsoft Exchange Online(Microsoft 365)の相互運用において、OAuth 2.0 認証のサポートが有効になります。カレンダーの相互運用機能を使用すると、Google カレンダーと Exchange Online の間で予定および空き情報を同期することができます。

現在は基本認証で相互運用機能をご利用いただけますが、Microsoft では 2020 年 10 月 13 日に、Exchange Online へのアクセスにおける基本認証の使用のサポートを終了(英語)する予定です。この変更は Microsoft Exchange Online(Microsoft 365)にのみ影響し、オンプレミスの Exchange の実装には影響しません。Exchange Online をご使用の場合は、相互運用機能を継続してご利用いただけるように、10 月 13 日までに認証方式を OAuth 2.0(英語) に変更してください。


ご利用方法
  • 管理者: 現在、基本認証をご使用の場合は、OAuth 2.0 を設定する必要があります。自動的に移行が行われることはありません。管理コンソール > [アプリ] > [G Suite] > [カレンダーの設定] > [カレンダーの相互運用管理] で設定できます。詳しくは、カレンダーの相互運用の設定方法 についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザー向けの機能に変更はありません。 
管理コンソールでのカレンダーの OAuth 2.0 の設定



リリース スケジュール


対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象


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この記事は 6 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


リリースの概要Google Voice と Google Fi を併用いただけるようになりました。これにより、同じ Google アカウントで Fi と Voice のそれぞれの番号が利用可能になります。ある番号は家族と友人用に、ある番号は仕事用に使うなど、目的ごとに違う番号を使うことができます。Google Voice または Google Fi で転送を設定すると、1 か所で両方の番号宛ての通話を着信できます。

便利になった機能をぜひお試しください。


ご利用方法管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: 同じ Google アカウントで Voice と Fi の両方を管理できるよう、Google Voice の設定ページで電話の転送を(英語)設定してください。Fi にお申し込みいただくには、fi.google.com にアクセスするか、Fi アプリをダウンロードしてください。


リリース スケジュール


対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様(Google Voice ライセンスが必要)


関連情報 



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この記事は 6 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要2019 年の Google Cloud Next にてベータ版をご紹介した Currents を、2020 年 7 月 6 日よりすべての G Suite のお客様に一般公開します。

現在 Currents のベータ版をご利用のドメインのお客様は、そのままお使いいただけます。ドメインで Google+ をご利用中の場合は Currents に自動アップグレードされます。Currents では、デザインと操作性が新しくなるほか、ユーザーと管理者向けの新機能がご利用いただけるようになります。

なお、7 月 6 日以降、Currents から Google+ に戻すことはできなくなりますのでご了承ください。


対象管理者とエンドユーザー


ポイントCurrents はより使いやすく設計されているため、組織内での有意義な話し合いや、有用かつタイムリーなコンテンツ提案の閲覧が容易になります。カスタム ストリームタグといった新機能をご利用いただけるほか、特権管理者の方は、組織内の特定のユーザーに対してコンテンツ管理をはじめとする管理者権限を付与することができます。


追加情報現在 Currents のベータ版をご利用のお客様は、これまでと同様にお使いいただけます。Google+ をご利用中の組織のお客様は、Currents への移行に伴い以下の点にご留意ください。
  • 2020 年 7 月 6 日より、組織内のユーザーと既存のすべての Google+ コンテンツが自動的に Currents に移行され、Google+ に戻すことはできなくなります。
  • AndroidiOS の Google+ アプリもそれぞれ Currents のアプリに移行され、Google+ アプリはサポート対象外となります。Google+ ユーザーには、モバイルでサービスを引き続き使用できるよう新しい Currents アプリへのアップグレードを求めるメッセージが表示されます。自動アップグレードが有効になっているユーザーについては、Currents アプリに自動的にアップグレードされます。
  • plus.google.com へのリンクは今までどおり利用することができ、クリックすると currents.google.com に自動リダイレクトされます。
  • 移行の数日前より Google+ にバナーが表示され、Currents のリリースと関連のヘルプセンター記事へのリンクについての案内が行われる予定です。


ご利用にあたって


リリース スケジュール


ご利用対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様


関連情報


ロードマップ



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この記事は 6 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要2020 年 7 月 7 日より、スマートフォン プロンプトが 2 段階認証プロセスの標準方式になります。セキュリティ キー方式をすでに採用している場合を除き、2 段階認証を利用しているすべてのユーザーに適用されます。スマートフォン プロンプト方式では、自分の Google アカウントにログインしようとすると、そのアカウントでログインしているスマートフォンに届くメッセージに沿ってログイン認証するよう求められます。これにより、アカウントの安全性が高まるだけでなく、より簡単にログインできるようになります。

今回の対応は、セキュリティ キーでアカウントのログイン認証を行っているユーザーは対象外となります。また、スマートフォン プロンプトでの認証時に別の方式を選択することで、SMS によるコード認証なども引き続き利用可能です。
スマートフォン プロンプトにより、ご利用のスマートフォン経由でログイン認証
 
対象エンドユーザー


今回のリリースの特長スマートフォン プロンプト(オンデバイス プロンプト)は、SMS または音声通話で届くコードよりも安全性の高い(英語) 2 段階認証方式です。別のデバイスに届いたコードを手動入力する手間を省けるので、利便性にも優れています。スマートフォン プロンプトを標準の認証方式にすることで、ユーザーが手動で設定変更することなくセキュリティ強化を実現できることが期待されます。他の認証方式を希望する場合はそのように選択することも可能です。


追加情報スマートフォン プロンプトの仕組み
自分の Google アカウントにログインするためのパスワードを入力すると、そのアカウントでログインしている各モバイル デバイス(この機能に対応しているもの)に [ログインしようとしていますか?] というメッセージが届きます。パスワードが入力された日時と場所が表示され、モバイル デバイスをタップすることでログイン試行を承認またはブロックできます。ログイン試行中に、自分のアカウントで利用可能な別の認証方式を選択することも可能です。また、ログアウトしたスマートフォンにはメッセージが届かなくなります。スマートフォン プロンプトの詳細については、こちらの記事をご確認ください

セキュリティ キーを使用しているユーザーは適用対象外
以下の 2 つのケースでは、スマートフォン プロンプトは 2 段階認証の標準になりません。
  • 組織がユーザーに対して [セキュリティ キーのみ] の 2 段階認証オプションを適用している場合、今回の対応の影響はなく、ユーザーは引き続きセキュリティ キーを使用する必要があります。
  • 自分のアカウントにセキュリティ キーを設定している場合、または今後設定した場合には、セキュリティ キーが標準の認証方式になります。
また、2 段階認証プロセスを有効にしていないユーザーも適用の対象外です。


ご利用にあたり
  • 管理者: この機能はデフォルトで有効になります。機能を無効にできるのは、セキュリティ キーの使用を必須とする場合のみです。2 段階認証プロセスでビジネスを保護する方法についてのヘルプセンター記事もご参照ください。
  • エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になりますが、ユーザー自身で無効にすることができます。詳しくは、2 段階認証プロセスを使ったログインについてのヘルプセンター記事をご参照ください。 


展開ペース 


ご利用対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人アカウントをお持ちのユーザーの方


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この記事は 6 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要以前お知らせしましたとおり、Gmail 内で Meet を利用する機能がモバイルでも使えるようになります(英語)。この変更は 2020 年 7 月上旬に G Suite ユーザーに対して適用され、iOS 版および Android 版の Gmail モバイルアプリに専用の [Meet] タブが表示されるようになります。これにより、ユーザーはスマートフォンで別のアプリを開かなくても、Gmail 内から直接、安全にビデオ会議に参加できるようになります。

この変更のリリースの日程については、G Suite アップデート ブログでお知らせいたします。

対象エンドユーザー


利点Gmail 内で Meet を使用すると、新しい会議を作成する、会議コードを入力して会議に参加する、Google カレンダーで予定されている会議に参加するといった操作を、Gmail アプリから直接行うことができます。


追加情報Gmail 内で Meet を利用する機能は、ウェブ版ではすでにご利用いただけます。今回の Gmail モバイルアプリ向けのリリースでは、ウェブ版と同じ機能のほか、新機能もいくつか追加されています。リリース日が近づくと、スマートフォンから会議に参加する際のアプリの挙動が次のようになります。
  • Android デバイスまたは iOS デバイスで Meet へのリンクをクリックして会議に参加する際、Gmail アプリが起動します。
  • Meet アプリのデザインは新しくなりますが、直感的な機能性はこれまでと変わりません。


なお、Meet アプリでリンクをクリックした場合は Meet から Gmail アプリに移動することはありません。これらの変更は今後数週間で展開されます。

ただし、この展開期間中は、iOS 上での挙動が異なる場合がありますのでご注意ください。iOS をご使用の場合、Meet へのリンクをクリックすると Gmail アプリが起動してすぐに閉じ、会議に参加するために Meet アプリにリダイレクトされることがあります。iOS ユーザーがMeet アプリから会議に参加するのは本リリースの展開期間中のみであり、その後 Gmail 内から直接会議に参加できるようになります。


Meet サービスが無効になっているユーザー、およびビデオ通話の作成が無効になっている G Suite for Education ユーザーには、Gmail に [Meet] タブが表示されず、Gmail アプリ内から会議に参加することもできません。


ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: モバイルの Gmail 内で Meet を使用する機能は、ユーザーが Gmail アプリを更新したときにデフォルトで有効になります。Gmail の設定で [Meet] の [ビデオ通話用に [Meet] タブを表示する] チェックボックスをオフにすると、Gmail アプリ内の [Meet] タブを非表示にすることができます。
リリース スケジュール


対象
  • G Suite をご利用で、Meet サービスが有効になっているすべてのお客様
  • G Suite for Education アカウントをお持ちで、Meet のビデオ通話の作成が有効になっている場合は、Gmail 内で [Meet] タブが有効になります。また、同じく Education アカウントをお持ちで、Meet のビデオ会議の作成が無効になっている場合は、Gmail 内に [Meet] タブは表示されないため、代わりに Android 版または iOS 版の Meet モバイルアプリを使用する必要があります。


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この記事は 6 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要管理コンソールで Google Meet を従来のハングアウトのチャットとは別個に管理できるようになりました。つきましては、Meet の設定をヘルプセンターの手順に沿って行っていただくようお願いいたします。

今回の変更について詳しくは、お客様のドメインのメイン管理者様宛てに 2020 年 5 月 11 日~18 日の間にお送りしたメールをご参照ください。


ご利用にあたって管理者: 組織で Meet のビデオ通話を有効または無効にする方法を、ヘルプセンター記事でご確認ください。
エンドユーザー: この変更によるエンドユーザーへの影響はありません。


リリース スケジュール


対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様


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この記事は 6 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Google カレンダーの予定の編集を Gmail とドキュメントのクイック アクセス サイドパネルから行えるようになり、ブラウザでカレンダーのページを開く必要がなくなりました。予定を設定するときには、「時間を探す」機能を使用して、他のユーザーのカレンダーから空き情報を確認することもできます。

ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: この機能のエンドユーザー向けの設定はありません。ご利用方法について詳しくは、サイドパネルでのカレンダーの使用に関するヘルプセンター記事をご参照ください。

リリース スケジュール 

対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様

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この記事は 6 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要会議中に参加者や資料をより確認しやすくなるよう、Meet にいくつか変更を加えました。これにより、離れていても実際に対面で話し合っているような感覚で会議を進められるようになることが期待できます。

固定表示中のタイル表示
先日リリースした Meet のタイル表示レイアウトでは、会議の参加者を最大 16 人まで表示することができます。今回このレイアウトをさらに改良し、誰かが固定表示している最中にも他の参加者を表示できるようになりました。固定表示中の画面は大きなタイルで表示され、会話の中心にいる参加者がその横または下に表示されます。
レイアウト設定の保存
新しいレイアウトを選択すると、それが自動的に好みのレイアウトとして記憶され、別のレイアウトを選択しない限り、以降の会議はそのレイアウトで表示されます。

その他の UI の改良
画面上のスペースをより有効に使用できるように、会議の UI に細かな改良を加えました。


ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: Meet のさまざまなレイアウト オプションについて詳しくは、ヘルプセンターをご参照ください。

リリース スケジュール 
  • リリースは完了しています。

対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と個人の Google アカウントを持つユーザー

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この記事は 6 月 9 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Android 版 Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド アプリのコメントとアクション アイテムに関するインターフェースが新しくなりました。主な変更点は以下のとおりです。
  • より大きな文字で見やすく表示され、ドキュメント内のコメントとコンテキストを簡単に確認できるようになりました。
  • ショートカットとジェスチャーを使用して、簡単にスクロールしたり、複数のコメントに返信したりできます。
  • クイック アクセス ボタンを使用して、返信、名前リンク付き投稿、アクション アイテムの割り当てを行うことができます。
 対象
エンドユーザー

利点コメント機能は、リモートでドキュメントを共同編集する際の便利な機能です。コメント機能では、質問したり、話し合いの内容を記録したり、他のユーザーに確認を行ったり、アクション アイテムを割り当てたりすることができます。複数のユーザーがいつでもどこからでも、自分の都合に合わせてディスカッションに参加できる、リモートワークには欠かせない機能です。

ご利用方法
  • 管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になります。Android デバイスでドキュメント、スプレッドシート、またはスライドのアプリをご利用の際に、コメントをタップするとご利用いただけます。詳しくは、Android でのコメントとアクション アイテムの使用に関するヘルプセンター記事をご参照ください。 

リリース スケジュール

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人アカウントをお持ちのユーザーの方

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この記事は 6 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

リリースの概要Google ドキュメント エディタと図形描画で、ファイルの保存ステータスと、オンラインまたはオフラインのどちらで編集しているのかを示すインターフェースが新しくなります。この変更により、ユーザーはファイルの保存先と、ファイルがネットワークに接続されているかどうかを知ることができるほか、オフラインでのファイル編集の可否を知ることができます。

変更されるのはインターフェースのみです。基本的な機能には変更はありません。変更には以下の点が含まれます。
 
  • ドキュメントの保存ステータスがドキュメント名の横に表示されるようになります。
  • ドキュメントの保存先がクラウド(オンラインの場合)、デバイス(オフラインの場合)のどちらなのか、わかりやすく表示されるようになります。
  • ドキュメントのステータス アイコンをクリックすることで、オフライン編集を有効にできるようになります。これまでは、[ファイル] > [オフラインで使用可能にする] に移動する必要がありました。


管理者がドメインでドキュメント エディタへのオフライン アクセスをオフにしている場合は、その旨がわかるようにユーザーにメッセージが表示されます。

詳しくは、以下の画像をご覧ください。
 
ご利用方法 
ファイルの保存先がドキュメント名の横にわかりやすく表示されるようになります
ドキュメントのステータス アイコンをクリックしてオフラインにできます
 
リリース スケジュール対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方
関連情報

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この記事は 6 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要LDAP クライアントのアクセス権限をグループ単位で設定できるようになりました。以前は、組織部門(OU)レベルでのみ制御可能でした。

LDAP クライアントはセキュア LDAP サービス内にあるので、従来の LDAP ベースのアプリや IT インフラストラクチャに G Suite の認証情報を使用してアクセスできます。今回の新機能により、特定のユーザー グループを対象として、アプリケーションへのログインを許可したり、拒否したりできるようになります。その結果、特定のアプリケーションに対し、確実に適切なユーザーのみがアクセスし、使用するようにできます。
管理コンソール内で LDAP クライアントをグループ単位で制御

ご利用方法

リリース スケジュール


対象
  • G Suite Enterprise、G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium のお客様
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free のお客様は対象外

関連情報



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この記事は 6 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


管理コンソールのインターフェースに、次のような変更が加わりました。
  • API クライアント アクセスに関するページの簡素化
  • G Suite Marketplace アプリの設定の改良、拡張
  • 管理者ロールの割り当て管理が容易に
  • ドメイン管理のための新しいインターフェースの導入
  • 管理対象外のユーザーと一般ユーザー向けアカウントの招待に関するセクションの更新
各変更内容について、以下でご紹介します。


API クライアント アクセスに関するページの簡素化API クライアント アクセスに関するページでは、ユーザーに代わって管理者が、社内またはサードパーティのアプリ(特にサービス アカウントを使用するもの)に API アクセスを許可できます。ドメイン全体の委任が許可されているすべてのアプリ、およびすべての承認済みスコープが、サービス アカウントとアプリ名の詳細情報付きでよりシンプルに表示されるようになりました。主な変更点は以下のとおりです。
  • ページの場所が、[セキュリティ] > [API の制御] > [ドメイン全体の委任] に移動しました。このページは、以前は [セキュリティ] > [詳細設定] にあったものです。
  • より多くの情報がわかりやすく表示されるようになったことで、アプリとスコープの確認、把握、管理を行いやすくなりました。
  • ドメインにインストールされている G Suite Marketplace アプリは、このページではなく G Suite Marketplace アプリの設定に関するセクション(後述)に表示されるようになりました。
詳しくは、ヘルプセンターの G Suite API アクセスをドメイン全体の委任で制御するをご参照ください。
ドメイン全体の委任に関する管理コンソールの新しいインターフェース


G Suite Marketplace アプリの設定に関するセクションの改良、拡張G Suite Marketplace のセクションでは、組織でどの G Suite Marketplace アプリの使用を許可するかを管理できます。このセクションは次のように変わりました。
  • いくつかのページのインターフェースが全体的に更新されました。たとえば、管理コンソール > [アプリ] > [G Suite Marketplace のホワイトリスト]、管理コンソール > [アプリ] > [G Suite Marketplace アプリの設定]、管理コンソール > [アプリ] > [ドメインにインストールされている G Suite Marketplace アプリ] などのページが更新されています。
  • [ドメインにインストールされている G Suite Marketplace アプリ] ページでアプリをクリックしたときに、次のことが行えるようになりました。
    • これまでの「承認済み」および「不承認」のほかに「一部を承認」というステータスが新たに追加され、アプリのデータに対する権限をより詳細に把握できるようになりました。
    • データアクセスのスコープが API バケット別(「Gmail」、「カレンダー」など)にグループ化されたことにより、アプリのデータアクセスを把握しやすくなりました。
    • アプリの OAuth クライアント ID を確認できるようになりました。
詳しくは、組織での Marketplace アプリの管理についてのヘルプセンター記事をご参照ください。
改良された G Suite Marketplace アプリの情報ページの例


管理者ロールの割り当てがさらに簡単に組織内の管理者ロールの表示、作成、割り当てを行うページが、以下のように改良されました。
  • ロールを管理するホームページが新しくなり、すべてのシステムロールとカスタムロール、およびそれらのロールが割り当てられている管理者を確認しやすくなりました。
  • クイック操作ボタンが加わったことで、より簡単にロールの権限を把握して、それらのロールにユーザーを追加、管理できるようになりました。
  • カスタムロールの作成と割り当てをスムーズに行うための機能(既存のロールのコピーなど)が追加されました。
詳しくは、G Suite の管理者ロールについてのヘルプセンター記事をご参照ください。
管理者ロールを管理するための新しいインターフェース


管理コンソールにドメイン管理のための新しいインターフェースを導入プライマリ ドメイン、セカンダリ ドメイン、ドメイン エイリアスの管理に使用するインターフェースが新しくなりました。管理コンソール > [ドメイン] > [ドメインの管理] で変更内容をご確認ください。
  • 各項目とドメインのステータスに関する情報がより詳細に表示されるようになりました。
  • 操作ボタンがグループ化されたことにより、ドメインの所有権の証明、プライマリ ドメインの変更、MX レコードの設定といった操作に必要なボタンを見つけやすくなりました。
  • 新しいサイドパネルには Google 経由で登録したドメインについての情報が表示されるため、更新と高度な DNS 設定についての確認と管理をすばやく行えます。
詳しくは、ヘルプセンターのドメインの追加と管理をご参照ください。
ドメイン管理のための管理コンソールの新しいインターフェース


管理対象外のユーザーと一般ユーザー向けアカウントの招待に関するセクションの更新会社のドメインを個人の Google アカウントで使用しているユーザーを検索し、管理するためのインターフェースが改良されました。新しいインターフェースではそれらのユーザーを会社のドメインに招待できるようになったため、それらのユーザーのアカウントとアカウント内の業務データを管理しやすくなりました。

この新しいインターフェースは、管理コンソール > [ツール] > [管理対象に含まれないユーザー用の移行ツール] からご確認いただくことができ、ここから以下の操作をよりスムーズに行えます。
  • 管理対象アカウントと管理対象に含まれないアカウントの表示を切り替える。
  • 個人アカウントを使っているユーザーを表示、フィルタする。
  • アカウントを G Suite 組織に移行するようユーザーを招待する。
詳しくは、ヘルプセンターの既存のアカウントを検索、管理するをご参照ください。
管理対象外のユーザーに関する管理コンソールのセクション


ご利用方法
  • 管理者: インターフェースは自動的に新しいものになります。改良点と各種設定の機能について詳しくは、上述のヘルプセンター記事をご参照ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。

リリース スケジュール
  • リリースは完了しており、すべてのお客様にご利用いただける状態になっています。

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様。

ロードマップ
  • 管理コンソールの G Suite Marketplace アプリに関するセクションの更新は、「G Suite の今後のリリース」でご案内していたものです。



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この記事は 6 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要iOS デバイス上の Google アカウントで、セキュリティ キーがより簡単にご利用いただけるようになりました。具体的には、iOS 13.3 以降が搭載された Apple デバイスへの W3C WebAuthn(英語) 実装をネイティブでサポートできるようにし、皆様には Google Smart Lock アプリをインストールすることなく、iOS デバイスで直接 USB または NFC のセキュリティ キーを使用していただけます。

詳しくは、Apple デバイスでセキュリティ キーを使用する方法についての Google Security Blog の記事(英語)をご参照ください
 
ご利用対象エンドユーザー
 
今回の対応の特長アカウントへのフィッシング攻撃を防ぐうえで、セキュリティー キーは 2 段階認証(別称: 2 要素認証)方法の中でも特に効果が高く、企業向けの高度な保護機能プログラムの要となっています。このたびのリリースでは、以下のことが可能になりました。
 

このたびの対応により、iOS をご利用の方々に、セキュリティ キーによる保護機能をご活用いただきやすくなることを願っています。この機能の利点と使い方について詳しくは、Google Security Blog の記事(英語)をご参照ください
iPhone での NFC セキュリティ キーの使用
ご利用方法 リリース スケジュール 対象
  • G Suite / Cloud Identity をご利用のすべてのお客様、および個人の Google アカウントをお持ちのユーザー 
関連情報

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この記事は 6 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要管理コンソールの [Chat を選択] の設定を使用して、組織内のすべてのユーザーを従来のハングアウトから Google Chat にまとめて移行できるようになりました。この設定を有効にすると、従来のハングアウト アプリに代わって Google Chat が組織のデフォルトのチャット アプリケーションになり、ウェブ版 Gmail に表示されるようになります。この機能連携により、ユーザーはタブを切り替えることなくシームレスにコミュニケーションを図ることが可能になります。

[Chat を選択] の設定は、これまでは Chat の Accelerated Transition Program にご参加いただいた一部のお客様にのみご提供していたものです。
組織で [Chat を選択] を有効にすると、以下のようになります。
 
  • Gmail から、従来のハングアウトに代わって Chat を利用できるようになります。
  • hangouts.google.com を除く従来のハングアウト アプリケーションがすべて無効になり、ユーザーは chat.google.com にアクセスするか、Chat モバイルアプリをダウンロードするよう案内されます。
  • 従来のハングアウトから届いた未読のグループ メッセージについては、従来のハングアウト bot からユーザーに通知が届きます。
ご利用対象管理者とエンドユーザー
利点[Chat を選択] の設定を使うとすべてのユーザーをまとめて移行できるため、効率的かつシームレスに Chat を導入することができます。組織で従来のハングアウトと Chat が併用されていると、必要なメッセージが届かなかったり、管理者の負担が増えたりといったことが懸念されます。また、リモートワークを導入している場合や社員が地理的に分散している場合には、チャット環境を統一することでやり取りがスムーズになります。

ブラウザを使って、Gmail から次のような Chat の便利な機能を利用することもできます。
  • 1 対 1 のメッセージとグループ向けダイレクト メッセージ
  • 全画面表示のチャットルーム
  • bot の統合
  • 受信トレイへの転送
  • 絵文字によるリアクション
  • メッセージの編集と削除
ご利用方法管理者: [Chat を選択] の設定はデフォルトでは無効になっていますが、ドメイン単位で有効にすることができます。詳しくは、「Chat を選択」でユーザーを Chat に移行する方法についてのヘルプセンター記事をご参照ください。
管理コンソールで [Chat を選択] が有効になっています

[Chat を選択] を有効にして組織内のユーザーを従来のハングアウトから Chat に移行するには、ドメインで Google Chat を有効にしておく必要があります。チャット ネットワークを最大限に活用するために、Chat と従来のハングアウトの両方を有効にしておくことを強くおすすめします。

現在のところ、[Chat を選択] を有効にすると、ドメイン内のすべてのユーザーがまとめて移行されます。組織内で使うチャット サービスの混在を最小限に抑えるためにこの設定のご利用をおすすめしますが、組織部門単位での移行をご希望の場合は、数週間以内にそちらのオプションもご提供予定ですのでお待ちください。詳細については G Suite アップデート ブログで随時お知らせします。ヘルプセンターでは、従来のハングアウトから Chat への全体的な移行スケジュールもご確認いただけます。

エンドユーザー: ご使用のアカウントで Gmail での Chat の使用をオンまたはオフにする方法についてのヘルプセンター記事をご参照ください。
リリース スケジュール対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様
関連情報ロードマップ

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この記事は 6 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Google ドキュメントの 2 つの文章作成支援機能(スマート作成自動修正)が、G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Nonprofits でもご利用いただけるようになります。

これらの機能は Gmail のニューラルな文法訂正 (英語) といったインテリジェントな文章作成支援機能の一環で、G Suite for Education ユーザーがさらに迅速かつ効率的に文章を記述できるようサポートするものです。以前より G Suite の各エディションでご利用いただいている機能ですが、G Suite for Education のお客様は対象外でした。各機能のオン / オフはユーザー自身で切り替えることができます。

Google ドキュメントの自動修正機能
自動修正は、ドキュメントを迅速かつ自信を持って作成できるようサポートする機能です。入力中にスペルミスがあれば自動的に修正され、下線(灰色の破線)で示されます。そのまま入力を続けると、この破線は表示されなくなります。この機能は、ウェブ版 Google ドキュメントでご利用いただけるようになります(英語にのみ対応)。詳しくは、ドキュメントの自動修正についての記事をご参照ください。

Google ドキュメントのスマート作成機能
同じ文言を繰り返し入力する必要がなくなるほか、スペルや文法上の誤りを減らすことができるので、質の高いコンテンツをより迅速に作成するのに役立ちます。この機能は、ウェブ版 Google ドキュメントでご利用いただけるようになります(英語にのみ対応)。詳しくは、ドキュメントのスマート作成についての記事をご参照ください。
自動修正により Google ドキュメントでの文章作成がさらに簡単に
スマート作成を使ってより迅速かつ正確に文章を記述
 
ご利用方法
管理者: 現在のところ、これらの機能の管理者向け設定はありませんが、米国の 2020 / 2021 学年度の開始までに、スマート作成の管理者向け設定を提供する予定です。

エンドユーザー: 
  • Google ドキュメントのスマート作成機能はデフォルトで有効になっていますが、ユーザー自身で無効にすることもできます。詳しくは、Google ドキュメントでのスマート作成の使用についてのヘルプセンター記事をご参照ください。
  • Google ドキュメントの自動修正機能はデフォルトで有効になっていますが、ユーザー自身で無効にすることもできます。詳しくは、Google ドキュメントでの自動修正機能の使用についてのヘルプセンター記事をご参照ください。
リリース スケジュールご利用に関する情報
  • G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Nonprofits をご利用のお客様に新たにご提供
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise をご利用のお客様には以前よりご提供
関連情報 
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この記事は 5 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要パソコンで Chrome ブラウザまたは Firefox ブラウザをご使用の場合に、Gmail から Google Voice を利用できるようになりました。これにより、タブを切り替えることなく通話の発着信が可能になります。Gmail 内の Google Voice は Voice ウェブ アプリケーションの通話パネルに似ており、通話の発着信はもちろん、通話の転送も簡単に行えます。
さらに、Google Voice のモバイルアプリとウェブアプリから通話の転送ができるようになりました。自動提案やディレクトリから探した相手を指定するか、相手の電話番号を手動で入力し、簡単な操作で適切な相手に通話を転送できます。
通話の転送機能は、Android、iOS、ウェブ版の Voice でご利用いただけます。


ご利用にあたって管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: Voice をお使いの場合、これらの機能はデフォルトでご利用いただけるようになります。詳しくは、通話を転送するVoice を Gmail で使用するをご参照ください。

リリース スケジュールGoogle Voice の通話の転送
Gmail での Google Voice の使用

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様(Google Voice ライセンスが必要)

関連情報 

ロードマップ



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この記事は 5 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要新しい Google Chat スタンドアロン アプリがリリースされました。これはプログレッシブ ウェブ アプリケーション(PWA)(英語)であり、Google Chrome ウェブブラウザを使ってあらゆるデスクトップ デバイスから、高速かつ信頼性の高い方法で効果的に Chat を使用できます。

詳細については、以下の説明または Google Chat PWA についてのヘルプセンター記事をご参照ください。

ご利用対象管理者とエンドユーザー

利点Chat PWA では、Chat を介したシンプルで効果的なコミュニケーションが可能です。ユーザーがアプリをインストールすると、アプリがデバイスのオペレーティング システムと連携してネイティブ アプリのように機能するようになるので、使い慣れた Chat をシンプルかつ効率的に利用できます。たとえば、以下のことが可能です。
  • アプリ経由でユーザー、チャットルーム、bot をすぐに見つけてやり取りを行う。
  • シンプルかつ直感的なインターフェースを使って手軽にコミュニケーションを行う。
また、Chat PWA はデプロイと管理が容易であり、次のような特長があります。
  • セキュア: Chrome に合わせて最新の状態に保たれており、更新されると最新のセキュリティ パッチが適用されます。
  • 高速かつシンプル: 自動更新により、追加の処理や別途のアップデートを行うことなく最新バージョンが保たれます。
  • 配布が容易: 管理コンソールから管理者がすべてのユーザーにアプリをデプロイできます。
  • 幅広い互換性: Google Chrome ブラウザ バージョン 73 以降がインストールされたあらゆるデバイスで動作します。バージョン 73 は 2019 年 3 月にリリースされました。つまり、Windows、macOS、Chrome OS、Linux の各種デバイスでご利用いただくことが可能です。

追加情報既存のデスクトップ アプリをご使用の場合: 既存の Electron ベースのアプリについては、管理者がアンインストールするか、ユーザーにアンインストールしてもらい新しいアプリのインストールに備えてもらうよう依頼することをおすすめします。
新しい Chat PWA
 
ご利用方法管理者: Google Chat PWA についてのヘルプセンター記事をご参照のうえ、管理コンソール経由で PWA アプリをすべてのユーザーにデプロイする手順をご確認ください。
エンドユーザー: お使いのデバイスにこのアプリがインストールされると、ご利用いただけるようになります。PWA のインストール方法については、ヘルプセンター記事をご参照ください。

リリース スケジュール
  • リリースは完了しており、ユーザーの皆様にインストールしていただける状態になっています。

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様

関連情報

ロードマップ 



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この記事は 5 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要さまざまなレイアウト、設定、テーマを簡単に探して使用できるクイック設定メニューが追加され、Gmail の外観と操作感を自分好みにカスタマイズできるようになります。

[設定] をクリックすると、実際の受信トレイの横に、インターフェース、受信トレイの種類、表示のさまざまなオプションが表示されるようになります。オプションを選択すると受信トレイが直ちに更新されるので、その場でオプションの比較や設定の効果の確認ができます。

新しいクイック設定メニューの上部にある [すべての設定を表示] ボタンをクリックすれば、従来の全設定メニューを開くことができます。
対象エンドユーザー

利点Gmail には、自分のワークスタイルに合わせてインターフェースをパーソナライズおよび最適化できるように、レイアウト、外観、操作感などの詳細をカスタマイズするための多数のオプションが用意されていて、次のようなことが可能です。
  • テキストと情報の表示間隔をカスタマイズする
  • メールの優先順位付けと整理を行いやすいように、受信トレイの種類を選択する
  • 閲覧ペインを追加して、メールの内容をすばやく確認する
  • テーマを適用して、受信トレイのデザインをパーソナライズする
これらのオプションが見つけやすくなり、設定を行うと実際の受信トレイがどのようになるかをその場で確認できるようになります。この機能を自分好みの Gmail の設定にお役立てください。

詳細今回のリリースにより各種設定にアクセスしやすくなりましたが、設定自体は元々 Gmail の全設定メニューにあるものです。新しく追加された設定はなく、ユーザーがすでに行っている設定内容への影響もありません。新しいクイック設定メニューの上部にある [すべての設定を表示] ボタンをクリックすれば、従来の全設定メニューを見ることができます。
ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になります。詳しくは、Gmail の設定を変更するMicrosoft Outlook から Gmail への移行をご参照ください。

リリース スケジュール 

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と個人アカウントをお持ちのお客様

関連情報



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この記事は 5 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要新しい Google グループ(英語)の一般提供を開始しました。インターフェースの刷新に加え、コントロールの合理化を進めたことで、グループの作成、管理、使用がさらに容易になります。新しいインターフェースは他の G Suite アプリ(Gmail など)と同様のスタイルを採り入れたもので、初めてご利用になる場合も、これまでご利用いただいていた場合も、効率的な操作が可能です。以前はベータ版が提供されていました。

新しい Google グループは次のスケジュールに沿って導入されます。
  • 2020 年 5 月 26 日: 新しい Google グループを有効または無効にする設定が管理コンソールに追加されます。この設定はデフォルトで有効になります。無効にすると、ユーザーには新しいインターフェースが表示されません。変更せず有効にしておくと、以下の日程で新しいインターフェースに移行します。
  • 2020 年 6 月 9 日: 即時リリースを利用しているドメインで新しい Google グループが表示されるようになります(ただし、管理者が新しい Google グループを無効にした場合は表示されません)。ユーザーは各自で従来の Google グループに戻すことができます。
  • 2020 年 6 月 23 日: 計画的リリースを利用しているドメインで新しいグループが表示されるようになります(ただし、管理者が新しい Google グループを無効にした場合は表示されません)。ユーザーは各自で従来の Google グループに戻すことができます。

各段階とその変更内容については以下で詳しく説明します。
 
対象管理者とエンドユーザー
 
利点新しいグループのインターフェースは効率的かつ合理的で、ユーザーはより簡単にグループを作成、管理できるようになります。従来のインターフェースでよく使用されていた機能が含まれることに加えて、次の点が改善されています。
 
  • グループのスレッドの表示、メッセージの作成
  • ナビゲーションが使いやすくなった統合型設定
  • グループ作成の迅速化、簡素化
  • フィルタと検索で目的のコンテンツがすばやく見つかる新規オプション
  • グループ メンバー管理の改善など

新しい Google グループの改善点について詳しくは、ヘルプセンター記事(英語)をご覧ください。
 
詳細新しい Google グループのインターフェースでご利用いただけない機能
よく使用される機能の大半は新しい Google グループに引き継がれ、新しいインターフェースは多くの場合でより快適にご利用いただけるものとなっています。ただし、従来の Google グループの機能の一部は、現時点ではご利用いただけません。具体的には、共同トレイ、タグ、カテゴリなどです。新しいインターフェースでご利用いただけない機能の一覧は、ヘルプセンター記事(英語)でご確認ください。該当する機能を新しい Google グループにも盛り込むべく鋭意努力しておりますが、組織やユーザーがこれらの機能を使用することが多い場合、当面の間は従来の Google グループを継続して使用することをおすすめします。

新しい Google グループの機能追加については、G Suite アップデート ブログにてお知らせいたします。
新しい Google グループの有効または無効にする新しい管理コンソール設定

管理コンソールで新しい Google グループを有効にしている場合

6 月 9 日以降、即時リリースを利用しているドメインでは、groups.google.com にアクセスするユーザーは新しいインターフェースにリダイレクトされます。6 月 23 日以降、計画的リリースを利用しているドメインのユーザーに、新しいインターフェースが表示されるようになります。

ユーザーは各自で [設定] > [従来の Google グループに戻す] から従来のインターフェースに戻すことができます。新しい Google グループを無効にしたユーザーが次回 Google グループにアクセスすると、従来のインターフェースが表示されます。従来の Google グループと新しい Google グループは、何回でも切り替え可能です。

管理コンソールで新しい Google グループを無効にしている場合 

管理コンソールで新しい Google グループを無効にしている場合、Google グループのどのページにアクセスしてもユーザーに新しいインターフェースは表示されず、従来のインターフェースが表示されます。新しいインターフェースを使用する別のユーザーから、新しい Google グループの直接リンクを受け取った場合でも、管理者が新しい Google グループを無効にしていれば、新しい Google グループの URL にアクセスできません。

組織でベータ版に参加していた場合

組織でアルファ版またはベータ版に参加していた場合は、管理コンソールで新しい Google グループを有効または無効にする設定が 5 月 26 日以降に表示されます。アルファ版またはベータ版の管理者が管理コンソールの設定で新しい Google グループを無効にした場合、24 時間以内に設定が反映されます。現在もベータ版で新しい Google グループを利用しているすべてのユーザーが、従来の Google グループに戻ります。

アルファ版またはベータ版に参加している組織のエンドユーザーが、現在新しいインターフェースを使用している場合は、管理者がドメインレベルで新しい Google グループを無効にしない限り、今後も新しいユーザー インターフェースが表示されます。

アルファ版またはベータ版に参加している組織のエンドユーザーが、すでに従来の Google グループに戻していた場合は、引き続き以前のインターフェースが表示されますが、いつでも新しい Google グループを使用できます。
 
ご利用方法
  • 管理者: 新しいインターフェースはデフォルトで有効になります。ドメインレベルで無効にするには、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [ビジネス向け Google グループ] > [新しい Google グループ] で設定します。詳しくは、組織での新しい Google グループの管理に関する記事(英語)をヘルプセンターでご覧ください。
  • エンドユーザー: 新しいインターフェースはデフォルトで有効になっていますが、各自がブラウザで無効にすることもできます。
リリース スケジュール管理コンソールの設定
エンドユーザー向け展開: 
対象 
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
関連情報

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この記事は 5 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要今回リリースする新しいベータ版プログラムでは、共有ドライブ内のフォルダの共有が可能になります。ご関心をお持ちのお客様は、こちらより詳細をご確認のうえフォームにご記入ください(英語)。
 
ご利用対象管理者、エンドユーザー、デベロッパー
 
利点共有ドライブは、チームや組織でファイルを保存、参照、共同編集するのに便利なツールです。今までは、権限を設定できるのは共有ドライブ全体または個々のファイルに対してのみであり、フォルダ単位の部分的な共有は行えませんでした。

今回のベータ版では、共有ドライブ内の一部のフォルダのみを他のユーザーと共有したり、特定のフォルダに対する追加権限を付与するためにメンバーのアクセスレベルをアップグレードしたりできるようになります。たとえば次のような活用方法が考えられます。
  • マーケティング部門 - 全社員が使用できる共有ドライブを 1 つ用意し、広告資料が保存されているフォルダには外部の代理店からもアクセスできるようにする。
  • 地域別に分かれている営業部門 - 1 つの共有ドライブを用意し、チーム長や部長はそこでの全アクティビティを確認することができ、各営業チームは担当地域に関する情報のみを閲覧できるようにする。
  • イベント専用の共有ドライブ - ファイルの閲覧はメンバー全員が行えるようにし、各ファイルの編集はそれぞれ担当のチームのみが行えるようにする。
 
メンバー以外とのフォルダ共有、およびフォルダに対するメンバーの権限のアップグレードが可能

  

補足
フォルダの共有には「管理者」のアクセスレベルが必要
共有ドライブ内のフォルダを共有できるのは、そのドライブの管理者のみです。その他のアクセスレベル(コンテンツ管理者、閲覧者(コメント可)など)ではコンテンツへの広範なアクセス管理が認められていないため、フォルダの共有はできません。管理者を除き、共有ドライブ内のフォルダに対するアクセスレベルと共有ドライブ自体に対するアクセスレベルは同一です。

アクセスレベルには、コンテンツ管理者(デフォルト)、投稿者、閲覧者(コメント可)、閲覧者があります。なお、フォルダの「投稿者」は、そのフォルダ内のファイルに対しては「編集者」となります。

詳しくは、共有ドライブのアクセスレベルをご参照ください。

共有ドライブ内のフォルダに対するロール


フォルダのアクセスレベルは、共有ドライブのアクセスレベルからアップグレードのみ可能(ダウングレードは不可)
共有ドライブ単位で割り当てられたアクセスレベルは、そのドライブ内のすべてのファイルとフォルダに対するユーザーの最小限のアクセスレベルとなっており、これにより透明性、予測性、拡張性が保たれています。このため、共有ドライブ内のフォルダに対するユーザーのアクセスレベルは、共有ドライブ自体のものより上げることはできても、下げることはできません。

たとえば、共有ドライブの「閲覧者(コメント可)」を、そのドライブ内の一部のフォルダの「閲覧者」にダウングレードすることはできません。一方、共有ドライブの「閲覧者」を、そのドライブ内の一部のファイルとサブフォルダの「閲覧者(コメント可)」または「投稿者」にアップグレードすることは可能です。ファイルまたはフォルダに対する権限のダウングレードは、その権限の継承元の親フォルダに対して行われることになります。
共有ドライブ内のサブフォルダのアクセスレベルをダウングレードしようとしたときに表示されるダイアログの例


ファイルとフォルダを移動する場合の影響
共有しているファイルまたはフォルダを共有ドライブ内に移動したときや、別の共有ドライブに移動したときは、そのコンテンツに対する継承のアクセスレベルは更新され、直接割り当てたアクセスレベルは維持されます。共有しているファイルまたはフォルダを共有ドライブからユーザーのマイドライブに移動した場合も同様です。

元々は営業チームの共有ドライブに保存されていたドキュメントを例に考えてみましょう。営業チームのメンバーには共有ドライブに対する「閲覧者」権限が割り当てられているため、このドキュメントに対しても同じ権限があります。また、チーム内のメンバーのうち 5 人には、このドキュメントへの「編集者」権限があります。このドキュメントを営業チームの共有ドライブ外に移動した場合、チームの継承の「閲覧者」権限は失われますが、5 人のユーザーの「編集者」権限は維持されます。

共有しているフォルダを移動するとコンテンツに対するアクセス権限が大きく変わる可能性があるため、共有ドライブへのフォルダ移動と共有ドライブ間のフォルダ移動を行えるのは、移動元ドライブと移動先ドライブの両方に「管理者」権限があるユーザーに限られます。

注: 今回のベータ版プログラムでは管理者に関する要件が設けられています。この要件は、2020 年 9 月 1 日に G Suite のすべてのお客様に適用予定です。これ以降は、移動先の共有ドライブの「投稿者」と「コンテンツ管理者」が、フォルダを共有ドライブに移動したり、共有ドライブ間で移動したりすることはできなくなります。
 
ご利用方法管理者: こちらより、フォルダ共有機能のベータ版にご関心があることをお知らせください(英語)。数週間内に、プログラムにご参加いただけるドメインの承認を開始します。
 
エンドユーザー: 所属しているドメインでこの機能が有効になったら、「管理者」権限のある共有ドライブ内のフォルダを選択し、ツールバーのフォルダ メニューから [共有] をクリックして共有ダイアログを開いてください。このダイアログから目的のフォルダを共有できます。

対象

  • G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite for Education、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Nonprofits のお客様にご利用いただけます
  • G Suite Basic または個人の Google アカウントをご使用のお客様にはご利用いただけません
関連情報ロードマップ 

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