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この記事は 8 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google コンタクトをより統一的な操作で簡単にご利用いただけるよう、このたび Gmail に組み込まれている連絡先の機能(UI の左上より連絡先にアクセスできる機能)を削除することになりました。最近リリースされた新しいバージョンの Gmail にはこの機能はなく、旧バージョンの UI からもまもなく削除される予定です。


Gmail からの連絡先へのアクセス機能は削除されます。
G Suite をご利用のお客様には、今後はウェブブラウザで contacts.google.com にアクセスしていただくか、アプリ ランチャーをご利用いただくことで連絡先をお使いいただけます。ドメインでの設定に応じて、新しいコンタクト(別名: コンタクトのプレビュー)または従来の連絡先管理ツールのいずれかに移動します。
 
連絡先へは、contacts.google.com またはアプリ ランチャー(画像参照)からアクセスできます。
お客様の中には、過去に従来の連絡先管理ツールへのアクセスを無効にしたことに気づいていらっしゃらない方が多くいらっしゃいます。以前の Gmail UI からの連絡先へのアクセス機能は、連絡先サービスが無効になっていても利用できるためです。これまでどおり連絡先をご利用になりたいとの声にお応えし、このたびすべての G Suite ドメインで従来の連絡先管理ツールへのアクセスが有効になるようにいたします。

なお、ドメインでコンタクトのプレビューを有効にしているお客様には、このたびの変更の影響はありません。該当するドメインのユーザーが contacts.google.com にアクセスしたり、アプリ ランチャーから [連絡先] を選択したりすると、これまでどおりコンタクトのプレビューの UI が表示されます。

Google では、2016 年にコンタクトのプレビューをリリースして以来、継続的なサービス改善を重ねてまいりました。従来の連絡先管理ツールと同等の機能をご提供すべく、今年下旬には委任機能の追加を予定しています。G Suite をご利用のお客様には、用途に沿うようであればぜひコンタクトのプレビューに移行されることをおすすめいたします。

コンタクトのプレビューが貴組織のニーズに見合っていない状況で、従来の連絡先管理ツールのご利用を無効にせざるを得ないお客様におきましては、こちらのフォームにてご連絡くださいましたら最善の対応をさせていただきます。なお、従来の連絡先管理ツールを無効にされた場合、ブラウザから連絡先にアクセスすることはできなくなりますのでご注意ください。

この記事は 8 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Gmail では、メールのやり取りの流れを把握しやすいように、メールへの返信が「スレッド」にグループ化されます。ただし、受信トレイに各メールを個別に表示したい場合は、ウェブ版の Gmail にアクセスし、[設定] メニューで「スレッド表示」をオフに切り替えることができます。

これと同じ機能を Android 版と iOS 版の Gmail アプリにも追加することになりました。現在ウェブ版でスレッド表示が無効になっている場合は、モバイルアプリでも無効になります。
 

詳しくは、Gmail モバイルアプリでスレッド表示を無効にする方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: メールをスレッドごとにグループ化する

この記事は 8 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新たなツールの追加により、管理者は不審なアクティビティを特定したり、セキュリティ ポリシーの変更の影響を把握したりできるようになりました。G Suite 管理者は、ユーザーのアカウントを保護し、組織のセキュリティを確保するという重要な役割を担っています。これを確実に実践するには、ユーザー アカウントに関する操作を把握する必要があります。そこで、G Suite 管理コンソールにユーザー アカウントのアクティビティに関するレポートを追加することで、詳細を確認できるようにしました。

アカウントの不審な動作をモニタリング

G Suite 管理者は次のような重要なユーザー操作に関して、レポートを使用して監査したり、アラートを設定したりすることができます。

 
  • パスワードの変更
  • 2 段階認証プロセスの有効化、無効化
  • アカウント復元用情報の変更(電話番号、セキュリティ保護用の質問、再設定用のメールアドレス)
 

操作を行った特定のユーザー アカウントで絞り込む

このような操作を確認できれば、管理者は不審なアカウントの動作を検出したり、ユーザー アカウントが不正アクセスされた時期を特定したりしやすくなります。たとえば、ユーザーがパスワードとパスワード再設定情報の両方を最近変更し、管理者がそのことを把握したとします。これは、ハイジャッカーによるアカウント乗っ取りの兆候である可能性があるため、管理者は、ユーザー アカウントに関するレポートを使用して変更の日時と IP アドレスを追跡し、不審な操作かどうかを確認できます。また、調査の状況次第で適切な処置(パスワードの再設定、2 段階認証の無効化など)を行って、ユーザー アカウントを復元することができます。

ユーザー アカウント アクティビティをモニタリングし、不審な操作に対するアラートを設定する方法については、ヘルプセンター記事をご覧ください。

セキュリティ ポリシーの変更の影響を確認する

新しいレポートを使用して、組織のセキュリティ対策を可視化することもできます。たとえば、管理者はドメイン全体で 2 段階認証プロセスの導入を増やす取り組みの進捗状況をモニタリングできます。

このレポートを表示するには、管理コンソール > [レポート] > [監査] > [ユーザー アカウント] にアクセスします。
 

日付と種類で操作を絞り込む

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ユーザー アカウントの監査ログ



リリース カレンダー(英語)
リリースの詳細のカテゴリ
サービスに関する更新情報のアラートをメールで受け取る
更新情報の RSS フィードを購読する

この記事は 8 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

2017 年 10 月に、G Suite Enterprise をご利用のドメインに対して Hangouts Meet の会議にさまざまな国から参加できる電話番号の提供を開始したことを発表しました。このオプションを使用すると、どこにいてもチームと連携することができます。このたび、この機能が新たに以下の 8 か国でご利用いただけるようになりました(その他の地域にも順次拡大予定です)。
 
  • アルゼンチン(AR)
  • ブルガリア(BG)
  • エルサルバドル(SV)
  • ジョージア(GE)
  • アイスランド(IS)
  • マルタ(MT)
  • スロベニア(SI)
  • タイ(TH)
現在サポートされている国の一覧については、こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education が対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 電話で参加する
ヘルプセンター: ビデオ会議に参加する

リリース カレンダー(英語)
リリースの詳細のカテゴリ
サービスに関する更新情報のアラートをメールで受け取る
更新情報の RSS フィードを購読する

この記事は 8 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google では、Vault をビジネスに不可欠な他のツールやプロセスと連携させることを目的として、2017 年に Google Vault API をリリースしました。このたび、この API を改善して、法的案件や記録保持(リティゲーション ホールド)のほか、書き出しをプログラミングで作成、管理できるようになりました。

今回のリリースでは、Google Vault API を使用して以下のことが可能になります。
  • 書き出しを作成する - 条件に一致するメッセージやファイルを書き出すリクエストを送信できます。
  • 書き出しのリストを作成する - 案件に関連するすべての書き出しのステータスを取得できます。
  • 書き出しを取得する - いつでも書き出しのステータスを取得できます。書き出しが完了したら、標準の Cloud Storage API を使用してその書き出しをダウンロードできます。
  • 書き出しを削除する - 不要になった書き出しを案件から削除できます。
詳しくは、Google Vault API デベロッパー ガイドをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Business、G Suite for Education、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education エディションに加えて、Vault アドオン ライセンスをご利用の G Suite ユーザーが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
Google Vault API デベロッパー ガイド

 

この記事は 8 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

管理コンソールの [セキュリティ] > [API 権限] にある G Suite の API 権限の設定を利用すると、組織で実行されている Apps Script プロジェクトを管理することができます。API 権限の設定を行うことで、特定の API へのアクセスをリクエストするアプリケーションをブロックすることができます(そのアプリケーションがホワイトリストに明示的に登録されている場合は除きます)。API 権限の設定で管理できる Apps Scripts プロジェクトの例としては、Gmail、カレンダー、ドライブなど、特定の OAuth スコープをリクエストする App Maker アプリ、アドオン、スクリプトが挙げられます。

今後は、次のスコープをリクエストするプロジェクトへのアクセスも管理できます。
  • Apps Script Runtime - Apps Script プロジェクトに固有のリスクの高い特定のスコープをリクエストするプロジェクト(例: UrlFetch、Container UI)へのアクセスを管理します。
  • Apps Script API - Apps Script API のスコープ(例: プロジェクトの管理、デプロイの管理)をリクエストするプロジェクト全て(例: Apps Script、GCP、AWS)へのアクセスを管理します。
 
管理コンソールの新しい G Suite の API 権限: Apps Script Runtime と Apps Script API

接続済みアプリをホワイトリストに登録する手順について詳しくは、関連のヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 接続済みアプリをホワイトリストに登録する

この記事は 8 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

組織が自社の施設を最大限に活用できるよう、管理コンソール内に専用の場所を設けて、ビルディングやリソースの管理に関連するすべての機能をまとめました。また、新たに導入した会議室の予約キャンセルと会議室インサイトという 2 つのツールにより、組織のリソース使用状況を把握して占有率を最適化できるようにしました。

1 か所でビルディングとリソースを管理
ビルディングと会議室の管理に関連するすべての機能は、管理コンソールの「ビルディングとリソース」という新しいエントリ ポイントにまとめられ、目につきやすくなりました。ホーム画面から直接アクセスすることも、ナビゲーション メニューの [ディレクトリ] > [ビルディングとリソース] でアクセスすることもできます。
予定の辞退に基づく会議室の予約キャンセル
内部調査によると、最大 40% の会議室が予約されたにもかかわらず使用されていません。こうした使用されない会議室をユーザーが再利用できるように、1 人を除くすべてのゲストが Google カレンダーの招待を辞退した場合は会議室の予約が自動的にキャンセルされるようにしました。予約がキャンセルされると、予定の主催者には、変更を通知して会議スケジュールの再設定または削除を促すためのメールが届きます。
管理コンソールの体系化された会議室に対してこの機能を有効化するには、リソースに移動し、会議室の予約キャンセルを有効にする会議室(複数可)を選択します。次に [編集] をクリックし、[カレンダーでの会議室の自動予約キャンセル] をオンにします。
会議室の予約キャンセルを利用できるのは、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Education の各エディションのみで、「CONFERENCE_ROOM」に分類されている体系化された会議室に対してのみ有効にできます。

会議室インサイト ダッシュボード
さらに、管理コンソールに会議室インサイトの新しいダッシュボードを追加しました。このダッシュボードには次のようなデータが表示されます。
  • 予約回数が最も多い会議室と最も少ない会議室
  • 複数のタイムゾーンにまたがった各サイズの会議室の利用率と予約率
  • カレンダーの会議室の予約キャンセル機能によって自動的にキャンセルできる会議室の数
このデータはビルディング、階、会議室、会議室のサイズ、会議室の設備や機能、時間帯によって詳細に絞り込めます。
これらのレポートを使用すると、作業場所の改善についてより的確な意思決定を行うことができます。レポートから、詳しい調査が必要な箇所がわかります。たとえば、次のような分析が可能です。
 
  • 最もよく使用されている会議室は?
  • 使用頻度が非常に低いまたは高い会議室はないか?
  • 最もよく使用されている会議室のサイズは?
  • 会議室の利用率を上げている設備は?より多く投資すべき AV 機器は?
  • 修理とメンテナンスの作業に最適な時間帯は?
  • 会議室が最も予約されている時間を特定し、会議をスケジュールする時間を変更するように組織のメンバーに伝えられるか?
このダッシュボードには、管理コンソールの [ビルディングとリソース] からアクセスできます。

今回のリリースでは、新しい管理者権限として「会議室インサイト」も追加されました。他の管理者や専属の施設管理者にこのダッシュボードとその他のリソースのみを表示する権限が付与されます。

なお、このデータはリソース体系にのみ使用できます。

リリースの詳細
リリース方式:
両方の機能: 即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
 
  • 会議室インサイト: G Suite のすべてのエディションが対象
  • 会議室の予約キャンセル: G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、G Suite for Education が対象
展開ペース:
完全展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
リソースの体系化
  会議室の予約キャンセル
  会議室インサイト
 
リリース カレンダー(英語)
リリースの詳細のカテゴリ
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この記事は 8 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

このたび、ユーザーのアカウントが政府が支援する攻撃の対象となっていると思われる (英語) 場合に、管理者にアラートを送信する新機能を追加することになりました。この機能を有効にすると、政府が支援する攻撃者がフィッシング、不正なソフトウェア、その他の手段によりユーザーのアカウントやパソコンへのアクセスを試みたと思われる場合に、管理者にメールアラートが送信されます。なお、アラートが届いたとしても、必ずしもアカウントが不正使用された、あるいは組織の広範囲におよぶ攻撃が行われたとは限りません。

管理者は、この機能の有効と無効を切り替えたり、アラートに関する情報を他のユーザーと共有するよう設定したり、ユーザー アカウントを保護するための対策を講じたりできます。具体的には以下の設定を行えます。

  • アラートを有効または無効にする。
    • デフォルトでは、アラートは送信されません。管理コンソール > [レポート] > [アラートを管理] > [政府が支援する攻撃] からアラートを有効にすることができます。
  • アラートのデフォルトの通知先を設定する。
    • 攻撃が疑われる場合の通知の受け取り先を指定できます。このアラート機能を初めて有効にしたときのデフォルトの設定では、アラートは G Suite ドメインの特権管理者にメールで届きます。この設定は、管理コンソール > [レポート] > [アラートを管理] > [政府が支援する攻撃] から変更することができます。
  • 対処方法をアラートごとに選択する。
    • アカウントを保護する: アカウントを保護するための対策を講じることができます。
    • ユーザーにアラートを送信する: アラートの内容と管理者が行った対応についてユーザーに通知することができます。
 
政府が支援する攻撃に関する警告についての管理コンソールの設定


リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
Google Security blog: Reassuring our users about government-backed attack warnings
ヘルプセンター: 政府が支援する攻撃に関するアラートを解決、停止する
ヘルプセンター: 管理者へのメールアラート

この記事は 8 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
 


2018 年 7 月にリリースされた G Suite の新機能や改善機能については、最新版の「G Suite 最新情報」(英語)のリリース概要PDF 版はこちら)をご覧ください。

アーカイブとその日本語版はこちら(7 月号もまもなく追加予定)

この記事は 7 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google サイトでの Google+ ストリームの埋め込みがさらに簡単になりました。この機能は、よりインタラクティブで魅力的なサイトを作成するために、ユーザーからの要望が最も多かった機能です。このリリースにより以下のことが可能になります。
 
  • サイトのソーシャル性を高める。ユーザーはすべての投稿、写真、コメント、その他のコンテンツを Google+ で行うのと同じように閲覧できます。
  • コミュニケーションを円滑にする。ユーザーは、サイトから直接 Google+ コンテンツにコメントや +1 などを追加できます。
  • コンテンツを最新の状態に保つ。 Google+ の更新がサイトに自動的に表示されるので、ユーザーがサイトと Google+ の両方でコンテンツを管理する必要はありません。


Google+ ストリームの埋め込みの仕組み

Google サイトのページには、さまざまな種類の Google+ の投稿のストリームを埋め込むことができます。具体的には、トップレベル コミュニティのページ、コミュニティ カテゴリのページ、コレクション ページ、Google+ プロフィールを埋め込むことができます。埋め込んだ Google+ コンテンツの書式は、設定した幅に応じて自動的に調整されます。埋め込みが完了すると、ユーザーは Google+ で行うのと同じように投稿を操作できます。

ストリームを閲覧、操作する権限は、ユーザーが Google+ のコンテンツを閲覧できるかどうかによって決まります。したがって、限定公開の Google+ コミュニティから埋め込んだ場合は、そのコミュニティのメンバーのみがサイト上でコンテンツを閲覧できます。

詳しくは、Google サイトに Google+ ストリームを埋め込む方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: Google のファイルや動画などを追加する

この記事は 7 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google カレンダーでの予定の変更がさらに簡単になりました。より効率よく会議のスケジュール設定を行える新機能をリリースいたします。会議に招待された各ゲストは新しい時間を提案することができ、主催者は時間の提案を簡単に確認して承認することができます。これにより、参加者同士の細やかなコミュニケーションが可能になるほか、会議のスケジュール調整にかかる時間を短縮し、会議をより生産的なものにすることができます。

カレンダーの予定に招待されたユーザーは、[はい]、[いいえ]、[未定] のほか、[新しい時間を提案] を使って返答できるようになりました。カレンダーへのアクセス権が付与されている場合は、他の参加者の空き時間を並べて表示できるので、全員に都合のよい時間を提案できます。
 

ゲストは時間の提案を、必要に応じてメッセージを添えて主催者に送信できます。主催者は提案された時間をワンクリックで承認できます。
 


この機能は、ドメイン間で Microsoft Exchange を使用して機能します。ゲストは Exchange を使用して主催者に提案を送信でき、主催者は Exchange を使用してゲストからの提案を受信できます。現時点ではウェブでご利用いただけますが、8 月 13 日にはモバイルにも対応予定なので、外出先でもご利用いただけるようになります。

詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースは 8 月 13 日に展開予定

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 予定の招待状に返信する

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
G Suite Enterprise のお客様は、G Suite の管理コンソールからレポートや監査データを Google BigQuery に簡単に移行できるようになります。これにより、カスタマイズ可能で包括的でスケーラビリティの高いレポートを作成し、G Suite の使用状況や導入状況を監査、分析できます。

G Suite の新しいレポート オプション

管理コンソールには、G Suite アプリとその使用状況から分析情報を提供する安定したレポート機能がすでに組み込まれています。これには、管理コンソールの [レポート] の情報と Reports API が含まれます。しかし、情報を抽出して分析できるよりスケーラブルなソリューションを求めるご意見もあり、これに応えるため BigQuery との連携機能を追加することにしました。この機能は次のような使い方ができます。
 
  • 高度にカスタマイズされたレポートを作成する。BigQuery で作成できるレポートは、管理コンソールの既存の定義済みレポートで作成できるものよりも大幅なカスタマイズが可能です。
  • より長期のデータを保持、分析する。BigQuery では、期間を指定せずにデータを保存(既存の管理コンソール レポートでは 180 日間)できるので、長期的な傾向を分析しやすくなります。
  • Google アプリのデータを他のデータセットと組み合わせる。BigQuery では、給与や財務などの他のデータセットを結びつけて、包括的なレポートを作成できます。


新しい BigQuery レポートでできること

この統合により、組織の特定の分野についてより深い洞察を得ることができます。たとえば、次のようなことを行えます。

  • 管理者、カレンダー、端末、ドライブ、ログイン、グループ、OAuth トークン、SAML の監査ログに加えて、Reports API の今後の更新について、それぞれのアクティビティの動作情報を分析する。
  • アカウント、Google ドライブ、Chrome OS、Classroom、カレンダー、Google+、ハングアウト、端末管理、Gmail に加えて、Reports API の今後の更新について、使用状況の統計情報を集約したレポートを作成する。
  • BigQuery のウェブ UI、コマンドライン、またはサードパーティ製ツールを利用して詳細な分析を行う。
  • Google データスタジオや、BigQuery でサポートされるその他の可視化ツールなどの分析ツールを使用して、カスタム レポートやダッシュボードを作成する。


大規模、迅速、カスタマイズ可能な分析ソリューション

BigQuery は強力でスケーラブルなレポート作成ソリューションです。BigQuery でのレポート作成には次のような利点があります。

  • スケーラビリティ: 保存容量の上限を気にすることなく Google アプリの使用状況や監査データを数百 TB 保存できる。
  • シンプルなクエリ インターフェース: BigQuery では、コードを書かなくても SQL に似たクエリで高度にカスタマイズされたレポートを作成できる。
  • すぐに利用できるレポート: BigQuery のさまざまなデータ視覚化アプリケーションとの統合機能により、企業はカスタム開発なしで魅力的なレポートを生成できる。
  • 従量課金制: BigQuery の課金は、お客様が自社のデータに対して作成したクエリの数に基づいて計算され、実際の使用量に直結する。詳しくは、BigQuery の料金についてのページをご覧ください。


詳しくは、G Suite のデータを BigQuery で使用する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。



リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education が対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: アクティビティと使用状況のログを BigQuery で有効にする

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


現代の職場における共同作業に、電話は欠かせません。そこで Google では単なるメッセージングや動画の枠を超えてメッセージング ソリューションを拡大し、G Suite 向け Google Voice のアーリー アドプター プログラム(ベータ版)で企業向けテレフォニー サービスを提供することになりました。

G Suite 向け Google Voice で提供される電話番号は端末に関連付けられていないため、どの端末でもどこにいても電話を使用できます。Google Voice を Hangouts Meet や Hangouts Chat と組み合わせることで、お客様は Google を組織の通信に関するあらゆるニーズに対応する単一のパートナーとして位置付けることができます。

G Suite 向け Google Voice アーリー アドプター プログラム(EAP)に参加すると、次のことを体験をしていただけます。

  • ウェブ、Android、iOS 用のアプリを使用して、ユーザーが自分の Google アカウントと Google Voice の電話番号を関連付ける
  • 導入と手順が簡単なため、管理者が個別または一括でユーザーに番号を割り当てることができ、時間の節約になる
  • ユーザーが自分の電話番号を選択して転送を設定することができる
  • 割り当てられた電話番号は会社のディレクトリと自動的に同期し、Google コンタクトに表示される
  • G Suite との統合により Hangouts Meet やカレンダーと連携できる
EAP に登録すると、G Suite 管理者はユーザーに対して Google Voice 電話番号のプロビジョニングを開始できます。現時点で EAP にご参加いただけるのは、データの場所に関するサポートを必要としない G Suite のお客様に限らせていただきます。また現在のところ、この EAP は G Suite for Government をご利用のドメインではご参加いただけません。

なお、Google Voice の無償版ではこれまでどおり既存の機能セットをご利用いただけます。一般ユーザー向けアプリのアップデートもこれまでどおり提供されます。また、このアップデートに伴い AndroidiOS、ウェブの各アプリのアイコンが新しくなります。



詳細やアーリー アドプター プログラムへの参加につきましては、お申し込みページをご覧ください。

より詳しく
The Keyword: Helping enterprises stay competitive with new updates in G Suite(英語)

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
1 年前にリリースされた Cloud Search を利用することで、Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、カレンダーなど、G Suite に含まれる会社のすべてのコンテンツを簡単かつ包括的に検索できるようになりました。さらにこのたび、組織のコンテンツ システム全体から迅速かつ効率的、正確に検索できるよう、Cloud Search の機能が大幅に拡張されます。

このたびリリース予定の、サードパーティ提供データのインデックス登録機能を利用すれば、G Suite の枠を超えてインテリジェントかつ安全にデータを検索できるようになります。データがクラウドにあるかオンプレミスにあるかは問いません。現在は SADA、Onix、Accenture など 15 社のパートナーが参加しており、その数は今後さらに増える予定です。
まずは、現在 G Suite Enterprise をご利用で、Cloud Search のサードパーティ提供データのインデックス登録機能にご関心をお寄せいただいたお客様を対象にリリースいたします。また、G Suite をご利用ではないお客様にも、スタンドアロンのサービスとして本機能をご提供予定です。この一環として、所定の要件に該当する、Google 検索アプライアンス(GSA)をご利用のお客様を対象に、Cloud Search へのアップグレード手順をご案内いたします。

このたびの新機能につきまして、詳細をお知りになりたい場合やご関心をお持ちの場合、またはパートナーになることをご希望の場合は、こちらのフォームよりお申し込みください。追って Google の営業チームより詳細をご案内いたします。

より詳しく
ヘルプセンター: サードパーティのデータソースを管理する
ヘルプセンター: Google 検索アプライアンスのサポート終了
The Keyword: Helping enterprises stay competitive with new updates in G Suite

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
企業でより安全、スマート、効率的に仕事を進められるよう、新しい Gmail のアーリー アドプター プログラム(EAP、英語)を 4 月にリリースしましたが、より多くの企業でスヌーズ、アクションの表示、オフライン アクセスといった革新的な機能を利用いただくために、このたび新しい Gmail の一般提供を開始いたします。

スヌーズ、アクションの表示、オフラインなどの便利な機能を利用する

4 月にお知らせしたとおり、新しい Gmail には刷新された UI のほか、メールやユーザーの時間を詳細に管理できるよう設計された機能がいくつか備わっています。たとえば、新しい Gmail では次の操作を行えます。

新しい Gmail にユーザーを移行する方法

G Suite 管理者は、組織に合ったペースでユーザーを新しい Gmail に移行できます。管理コンソールでは、次のオプションを利用できるようなります。
  • 2018 年 8 月 21 日以降、ユーザーが Gmail の新しい UI と機能にアクセスするのを許可する。ユーザーは 4 週間、従来の Gmail を使用し続けることになります。2018 年 8 月 21 日に新しい Gmail を試すオプションがユーザーに表示されるようになりますが、新しい Gmail を有効にしない場合、2018 年 9 月 18 日から新しい Gmail に自動的に移行されます(この場合の移行には、数日かかる場合があります)。ユーザーは 2018 年 10 月 16 日までは新しい Gmail を無効にするオプションを引き続き利用できますが、この日をすぎると自動的に新しい Gmail に移行され、無効にすることができなくなります(注: これは組織が EAP に参加していない場合のデフォルト設定です)。
  • ユーザーが Gmail の新しい UI と機能にアクセスするのを許可する。ユーザーはいつでも新しい Gmail を有効にすることができます。新しい Gmail を有効にしない場合、2018 年 9 月 18 日から新しい Gmail に自動的に移行されます(この場合の移行には、数日かかる場合があります)。ユーザーは 2018 年 10 月 16 日までは新しい Gmail を無効にするオプションを引き続き利用できますが、この日をすぎると自動的に新しい Gmail に移行され、無効にすることができなくなります(注: これは組織が EAP に参加していた場合のデフォルト設定です)。
  • ユーザーに対して Gmail の新しい UI と機能をデフォルトで有効にする。 この設定を選択して保存すると、ユーザーはすぐに新しい Gmail に移行されますが、2018 年 10 月 16 日までは無効にすることができます。この日をすぎると自動的に新しい Gmail に移行され、無効にすることができなくなります。

2018 年 10 月 16 日以降は無効にするオプションが削除されます

2018 年 10 月 16 日をすぎると、新しい Gmail を無効にしていたすべてのユーザーが新しい Gmail に自動的に移行され、無効にすることができなくなります。新しい Gmail への移行が完了しているユーザーも、無効にすることができなくなります。

オフライン Gmail と情報保護モードの設定についての注意点

オフライン Gmail の管理コンソールでの設定は、引き続き保持されます。組織が新しい Gmail の EAP に参加していた場合、オフライン Gmail の設定はそのままになります。EAP に参加していなかった場合、オフライン Gmail はデフォルトでオフになっているため、管理コンソールで有効にする必要があります。

情報保護モードは、まだ G Suite ではご利用いただけません。G Suite ユーザーを対象とした情報保護モードのリリース時期については、G Suite アップデート ブログで最新情報をご確認ください。

リリースの詳細
リリース方式:
  • 管理コンソールの設定: 即時リリースと計画的リリースの両方が対象
  • エンドユーザーへの影響: 詳しくは投稿を参照

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
  • 管理コンソールの設定: 完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)
  • エンドユーザーへの影響: 詳しくは投稿を参照

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
Gmail ラーニング センター
ユーザー向けのヘルプセンター: Gmail の新機能
ユーザー向けのヘルプセンター: Gmail からメールに返信する
管理者向けのヘルプセンター: オフライン Gmail を使用する
The Keyword: Helping enterprises stay competitive with new updates in G Suite(英語)
G Suite Updates

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび、Salesforce と接続するための Google スプレッドシート用アドオンを公開しました。

Salesforce のデータやレポートをスプレッドシートに読み込み、スプレッドシートで変更を加えて Salesforce に反映することができます。このシームレスな統合により、ユーザーはワークフローを最適化して 2 つのサービス間で重複する作業を減らすことができます。

たとえば、財務チームはこのアドオンを使用して、進行中のすべての案件に基づいて詳細な予測を行うことができます。アドオンにより関連する Salesforce レポートのすべてのデータがスプレッドシートに読み込まれるので、財務チームはデータ探索、ピボット テーブル、マクロ記録などのスプレッドシート機能を使用できます。また、営業チームはこのアドオンを使ってアカウントの詳細を Salesforce からスプレッドシートに読み込み、一括更新したら変更を Salesforce に反映することができます。
 

Google スプレッドシート用 Salesforce アドオンの入手と使用

このアドオンは Google Cloud が作成したもので、現在ベータ版です。アドオンは Google Apps Script 追加利用規約の対象となります。以下の方法で入手できます。


他のスプレッドシートのアドオンと同じく、G Suite 管理者はこのアドオンへのアクセスを制御できます。


詳しくは、Google スプレッドシートで Salesforce のデータのインポート、編集、同期を行う方法に関するヘルプセンター記事をご覧ください。

より詳しく
G Suite Marketplace: Data Connector for Salesforce アドオン
管理者向けヘルプセンター: Marketplace アプリの導入
管理者向けヘルプセンター: Marketplace アプリのユーザーによるインストールの管理
管理者向けヘルプセンター: ユーザー向けに Marketplace アプリを有効または無効にする
ユーザー向けヘルプセンター: アドオンや Apps Script を使用する
ユーザー向けヘルプセンター: Google スプレッドシートでの Salesforce データのインポート、編集、同期

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
The Keyword に同じ内容が投稿されています)

American Enterprise Foundation 調べでは、1958 年の時点では同じ米国企業が平均 61 年間連続で S&P 500 指数に名を連ね続けていたとのことですが、現代では、約 2 週間ごとに構成銘柄が入れ替わっている状況です。このように急速に変化する市場において、従来型の企業は競争力を維持する方法を模索しており、Nielsen、Colgate、Airbus などを始めとする多くの企業が G Suite を導入して仕事の進め方を見直しています。

企業は、仕事の進め方を変革するためにクラウド型コラボレーションに移行することを希望しながらも、各社の規模に応じた運用方法について次のような疑問を抱いています。メールのセキュリティはどうなるのか、データを管理するにはどうすればよいのか、すでに導入されているツールやシステムと G Suite はどのように連携するのかなどです。

昨日 Google は、仕事の進め方の見直しに役立つ新しいサービスについてのお知らせを行いました。本日は、上記のような懸念を払拭していただくためにご用意した追加のソリューションをご紹介します。

以下は、本日のお知らせの概要です。詳しくは、記事全文をご覧ください。

  • 新しい Gmail(再設計されたセキュリティ警告、スヌーズ、オフライン アクセス、G Suite ユーザーへの全面的な提供)
  • Cloud Search(一部の先行ユーザーに導入済み)
  • G Suite 向け Google Voice(アーリー アドプター プログラム* で提供)
  • Drive Enterprise SKU(購入可能)
企業(およびメール)」の安全性を確保する

データを安全に保つことが Google の最優先事項です。そのため、機械学習を使用して Gmail の数十億通のメールの脅威指標を分析し、潜在的なセキュリティ攻撃を速やかに特定できるよう役立てています。機械学習によって、14 億人以上のアクティブな Gmail ユーザーのアカウントが、1 分あたり 1,000 万通近い迷惑メールや悪意のあるメールから保護されています。

このたび、新しい Gmail が G Suite をご利用のお客様に全面的に提供されます。これにより、より多くの企業で、組み込み済みのセキュリティ機能のほか、再設計されたセキュリティ警告、スヌーズ、オフライン アクセスなどの機能をご利用いただけるようになります。詳しくは、こちらの投稿をご覧ください。

企業データに Google 検索の機能を導入する

企業データの検索もウェブ検索と同じくらい簡単に行えるのが理想ですが、実際にはデータのサイロ化が生じていたり、相互通信できない別個のシステムに情報が分散していたりするため、検索に時間を要するケースがほとんどです。Google では昨年 Cloud Search をリリースし、アシスト機能を利用して簡単かつ直観的に G Suite 全体の情報を見つけることができるようにしました。さらに、このたびリリースされる新しい Cloud Search 機能をご利用いただくと、G Suite 内のデータだけでなく、サードパーティのデータもインテリジェントかつ安全に検索できるようになります。データがクラウドにあるか社内システムにあるかは問いません。

この Cloud Search の新機能は Whirlpool Corporation を始めとする一部の企業ですでに導入していただいており、複数のデータソースからまとめて検索できる利便性を感じていただいています。Whirlpool 社では、Cloud Search の新しい SDK、API、サードパーティとのデータ接続コネクタを利用して、「Whirlpool SearchPro」というカスタムアプリが作成されました。このアプリは、オンプレミスやクラウド上の複数のシステムに分散する 1,200 万個以上のドキュメントをインデックスに登録し、平均して数百ミリ秒で検索結果を返すことができます。さらに、検索結果には閲覧権限のある情報のみが表示されるように、個々のソースシステムの権限やアクセス設定が反映されています。



Cloud Search の新機能は G Suite Enterprise をご利用のすべてのお客様に提供されるほか、企業の検索ニーズに応える新しいスタンドアロン サービスとしても提供されています。また、所定の要件に該当する、Google 検索アプライアンスをご利用のお客様を対象に、Cloud Search へのアップグレード手順をご案内いたします。現在、Cloud Search は一部の先行ユーザーの方にご利用いただいており、SADA、Onix、Accenture など、15 社のパートナーにご参加いただいています。詳細

より簡単かつスマートなコラボレーションを実現

昨年 Google では Hangouts Chat、Hangouts Meet、Hangouts Meet ハードウェアリリースしました。これらのサービスをご利用いただくことで、各国の仕事仲間とお互いの顔を見ながら会話やチャットを行え、より円滑なコラボレーションを実現できるようになりました。このような便利なビデオ会議機能をご提供することはもちろんですが、電話を活用して生産性を高めていただくこともできるよう、より優れた電話通信ソリューションをご提供したいとも考えています。そこで、10 年近く一般の方々にご利用いただいている Google Voice に、このたびエンタープライズ版を導入することになりました。このエンタープライズ版は、G Suite のサービスとして加わります。

エンタープライズ版 Google Voice には、かねてよりユーザーの方々にご好評いただいている機能はもちろん、Hangouts Meet や Google カレンダーといった G Suite アプリとの緊密な連携機能が備わり、企業のニーズに即した管理機能も提供されます。管理者はユーザーの管理、電話番号の提供や移行、詳細なレポートの閲覧、電話の転送設定を行うことができます。また、各従業員や部門全体に対して電話番号を一括導入したり、特定の端末に関連付けられていない電話番号を割り当てたりすることもできます。さらに、AI 機能によりボイスメールの音声文字変換や迷惑メールのフィルタリングが簡単になり、従業員は作業を中断することなく重要な業務に集中できるようになります。

昨年 10 月より、Google は主要なお客様とともにエンタープライズ版の Google Voice をテストしてまいりました。Trusted Tester* プログラムにご参加いただいたニールセン社では、従来使用していた電話ソリューションに比べ格段に信頼性と通話品質の向上が見られたとのことです。ニールセン社の最高情報責任者 Kim Anstett 氏より、次のようなご感想をいただいています。「離れた場所にいるチームや外回りの多いユーザーにとって、Google Voice はすぐに恰好の電話通信ソリューションとなりました。そしてこのほど、Google Voice をリモートワークの標準電話システムとして採用することが決定しました。」

Google Voice のお試しをご希望の場合は、アーリー アドプター プログラムにお申し込みください。

シンプルなクラウド移行を実現するために

企業の皆様により簡単に G Suite を導入、ご利用いただくために重要なのは、従来のエンタープライズ コンテンツ管理(ECM)システムからスムーズに移行できるようにすることです。お客様にスムーズな移行を実現していただけるよう、Drive Enterprise を従量制のスタンドアロン サービスとしてご購入いただけるようになりました。

企業で Drive Enterprise を導入すれば、コンテンツをクラウド上の Google ドライブに移動することができ、従業員はドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのツールを使って安全にコンテンツを作成したり共同編集したりすることができます。従来からあるオフィス生産性ツールのご利用を妨げることもありません。Google ドライブには、現在まで実に 2 兆個を超えるファイルが保存されています。また最近では、Google が Gartner Magic Quadrant コンテンツ コラボレーション プラットフォーム(CCP)の「リーダー」に 2 年連続で選ばれました。新しい Drive Enterprise について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

また、G Suite の導入により業務が中断されることのないよう、Google では従来のツールとの併用性の強化にも力を注いできました。カレンダーの詳細情報を Microsoft Exchange と Google カレンダー間で共有できるようにしたり、Hangouts Meet を既存のハードウェアと連携させる新しい方法を提供したり、ドメイン外のチームとより円滑にコラボレーションできるように機能を改善したりするなど、より仕事が進めやすくなるソリューションの構築を重点的に進めています。最新の相互運用機能について詳しくは、こちらの投稿をご覧ください。

お試しいただくには

仕事の進め方がどのように変わるかをお知りになりたい場合は、G Suite のウェブサイトをご覧ください。また、G Suite アップデート ブログにも、今回の機能や Google Cloud Next で発表されるその他の機能についての記事が投稿される予定ですのでぜひご確認ください。

*G Suite の Trusted Tester とアーリー アドプター プログラムは、近く Alpha と Beta にそれぞれ名称変更される予定です。詳細は後日お知らせします。

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび、検索ボックス内をクリックするとさまざまなオプションが表示されるようになったことで、Google ドライブでの検索の利便性がさらに向上しました。オプションをクリックすると関連するフィルタが適用されるので、すばやく検索することができます。次のようなオプションが表示されます。


  • 主な共同編集者。ユーザー名をクリックすると、これまでにそのユーザーと共同で編集したファイルを検索できます。
  • 検索クエリの候補。キーワードをクリックすると、そのキーワードで検索できます。
  • ファイルの種類、編集履歴、優先項目など。クリックすると、ハイライト表示された条件に一致するファイルが表示されます。


機械学習により検索を迅速化

具体的なタイトルやキーワードを覚えていなくても、これらのフィルタを使用すれば、ファイルを容易に見つけることができます。多変数で機械学習が行われる事により、使用頻度が高いファイルをそれぞれのカテゴリーのフィルター候補が予測します。また、使用を続けるほどフィルタの精度は向上していきます。このフィルタ機能を使用し、より効率的なコンテンツの検索や絞り込みにお役立てください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースは 2018 年 8 月 8 日に展開予定

エディション
G Suite Enterprise のみが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

この記事は 7 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

改定版:2018年7月27日 -  Google Cloud Next 2018 コンファレンスアジェンダにて一部の機能として取り上げられたものですが、リリースまでの準備がまだ整っておりません。リリースに関する情報をG Suiteをご利用のお客様がいち早くお知りになれるよう、G Suite Updates blog 並びに G Suite release calendar を定期的にご覧ください。

Microsoft Office 製品で他のユーザーがファイルを編集中かどうかを確認できる新機能を、Google ドライブに追加しました。これにより共同編集が円滑に進み、バージョン競合を回避できるようになります。これはドライブ ファイル ストリームのクラウド同期ソリューションを使用する機能であるため、利用するには、ドライブ ファイル ストリームを使用している必要があります。

バージョンの競合を避ける

ドライブで Microsoft Word、PowerPoint、Excel のドキュメントを開くときに、自分の他にそのドキュメントを編集中のユーザーがいるかどうかをドライブ側で確認し、安全に編集できるか、または待った方がよいかを通知します。ドライブには次のように表示されます。

  • 安全に編集できます: 誰も編集していません。
  • 編集を待機してください: 他のユーザーが編集中であるため、編集すると複数の競合バージョンが作成されます。
  • 新しいバージョンが作成されました: 別の編集者が新しいバージョンを保存しました。
  • 新しいバージョンが作成されました(競合): 編集中のファイルを他のユーザーも編集しました。クリックすると並べて表示されます。これは、1 つのバージョンにまとめるのに役立ちます。
ファイルを安全に編集できるかどうかを確認する


競合が発生した場合に並べて比較し解決する

ドキュメントのバージョンの競合が発生した場合、ドライブは 2 つのバージョンを並べて相違部分を表示します。この独自の機能により、複数のバージョンを 1 つの最新ドキュメントにすばやく統合できます。
 
競合するバージョンを比べて最新のドキュメントを作成する

Google では、この機能により「ドキュメントの競合」がなくなり、競合が発生したときに生まれる不満や二度手間を減らすことができ、ドライブでさまざまな形式のファイルを扱う共同作業もやりやすくなると考えています。

ドライブ ファイル ストリームを使用してこの機能を表示する

この機能はドライブ ファイル ストリームの一部です。ドライブ ファイル ストリームは、G Suite をご利用の大部分の組織に適したクラウド ファイル同期ソリューションです。マイドライブとチームドライブのファイルをクラウドから直接ストリーミングでき、次のような利点があります。

 
  • ドライブ ファイルをオフラインで利用できるようになる
  • ディスクの空き容量が増え、ネットワーク帯域幅が解放される
  • ユーザーのハードドライブに保存される会社のデータの量を最小限に抑える
  • Microsoft ファイルのバージョン競合アラートなどの新機能が使える


Google ドライブの同期ソリューションを選択して導入する方法については、ヘルプセンターをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google スプレッドシートでのデータの分析が簡単になる、2 つの統合機能を新たに導入することになりました。1 つは、スプレッドシートと BigQuery を動的に接続するデータコネクタです。このベータ プログラムを開始します。もう 1 つは、SAP ERP 統合の一般提供版です。これを使用することで、チームのビジネスデータをスムーズにスプレッドシートに読み込めるようになります。

これらの機能により、スマートな共同編集ができるスプレッドシートの使い慣れたインターフェースを通じて、ビジネスデータにアクセスしやすくなります。Google では、分析のエキスパートによるクエリが必要な大規模なデータベースや、アクセスできるユーザーが限られる特殊なソフトウェアのデータを利用しやすいものにすることで、より多くのユーザーがビジネスの見解を深め、よりよいデータに基づいて決定を下せるようになることを目指しています。

スプレッドシートと BigQuery の統合(ベータ版)でビッグデータの連携がより簡単かつ効果的に

BigQuery では複数のデータセットの分析が可能ですが、使いこなすには特殊なスキルと知識が必要なことからデータの共同作業が難しい一方、スプレッドシートにはチーム全体での共同作業や、データに基づいた意思決定がより楽になるような、なじみのあるツールが設けられております。

ベータ版では、スプレッドシートのインターフェースから離れることなく BigQuery クエリの作成、プレビューの取得、スプレッドシートへの結果挿入ができ、こうしたデータはスプレッドシートのインターフェースで更新できます。チームが得られる利点は以下の通りです。
  • レポートとダッシュボードのワークフローを合理化する。エクスポートを行うとデータが古くなったりエラーが発生したりする可能性がありますが、エクスポートの必要がないので、ビッグデータ インサイトの信頼できる唯一の情報源として使用できます。
  • 誰もが分析できるようにする。 スプレッドシートでおなじみのインターフェースや「データ探索」、マクロ記録機能のようなツールが使えるため、テクノロジーにさほど詳しくないチームも広くデータを活用できるようになります。
  • 共同作業の質を向上させる。スプレッドシートを使用すれば、データを分析して使用する際にチームによるコメント、意見交換、共有が簡単です。

たとえば、アナリストが BigQuery で複数のデータセットのデータを分析するクエリを設定すると、そのデータにスプレッドシートからアクセスできるようになり、業務担当チームが最新のデータを入手したり、簡単な英語で質問したり、四半期レポートの作成前にコメントを追加したりできるようになります。さらに、パラメータ化クエリを使用すれば、チームに SQL を理解しているユーザーがいなくても、スプレッドシートでクエリを設定できるアナリストが 1 人いれば、各地の多く営業のチームが地域のニーズに応じた結果を得られます。

BigQuery とスプレッドシート コネクタのベータ版にご参加ください

スプレッドシートと BigQuery をご利用の場合は、この機能のベータ プログラムへの参加にお申し込みいただけます。管理者の方は gsuite.google.com/bq-sheets で詳細に目を通し、資格要件を確認したうえで、ドメインでの参加を申請できます。
 

新たな統合から SAP ERP に関し新しい見解を得る

6 月に発表したスプレッドシートと SAP の統合機能がリリースされました。これによりSAP GUI や SAP ECC 6.0 からスプレッドシートに直接データを書き出し、スプレッドシートのグラフ、ピボット テーブル、データ探索などのツールを使用して該当データを分析できるようになりました。CSV へのデータの書き出しやドライブへのアップロードはこの新たな統合機能により 手動で行う必要がなくなりましたが、これは次の点で役に立ちます。
  • スプレッドシートの「データ探索」機能を使用して、SAP のデータから新しい見解を得る。
  • 分析やデータを手軽に視覚化する。
  • 信頼できる唯一の情報源として共同作業に使用する。

詳しくは、スプレッドシートと SAP の統合に関するページをご覧ください。

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

The Keyword に同じ内容が投稿されています)

Gmail や Google ドキュメントなどのサービスの開始から、世界のメールを強化、保護してきた近年の AI や機械学習の発展にいたるまで、Google は過去 10 年の間に G Suite が成熟するさまを見てきました。現在では、400 万社以上の企業が G Suite を使用して仕事の進め方を見直しています。業務効率化、チームの連携強化、競争力向上のために G Suite を選択した多数の企業の中には、Whirlpool、Nielsen、BBVA、Broadcom などもあります。

この 1 年間、Google チームは G Suite ユーザーに約 300 の新機能を提供するために懸命に取り組んできました。本日は、組織で G Suite を使用して業務の生産性を高め、ビジネスを前進させる新しい方法をいくつかご紹介します。また、明日予定されている追加リリースにもご注目ください。

本日ご紹介するのは次の機能です。
 
  • セキュリティ センターの調査ツール(G Suite Enterprise と G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様向けのアーリー アドプター プログラム* で提供)
  • データ リージョン(G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様を対象に提供)
  • Hangouts Chat のスマート リプライ(G Suite をご利用のお客様に近日提供予定)
  • スマート作成(G Suite をご利用のお客様に近日提供予定)
  • Google ドキュメントの文法提案機能(G Suiteをご利用のお客様向けのアーリー アドプター プログラムで本日より提供)
  • Hangouts Meet ハードウェアの音声コマンド(今年後半に Hangouts Meet ハードウェアをご利用の一部のお客様に提供予定)


安全を第一に

企業はセキュリティ管理の簡素化を必要としているため、今年の初めに G Suite のセキュリティ センターが導入されました。セキュリティ センターではセキュリティ分析、行動につながるインサイト、Google がおすすめする方法が 1 か所で提供されており、組織、データ、ユーザーの保護に役立ちます。

本日リリースされるのは、セキュリティ センターの新しい調査ツールです。これによりセキュリティ センターの予防機能と検知機能が統合的に改善されることになります。管理者は感染している可能性のあるユーザーを特定したり、外部と共有されているアイテムの有無を確認したり、ドライブ ファイルへのアクセス許可を取り消したり、悪意のあるメールを削除したりすることができます。シンプルな UI の調査ツールでデータのセキュリティを 1 か所で確認できるため、ログ分析のために複雑なスクリプトを作成する手間がかからず、脅威に対処しやすくなります。調査ツールは、現時点では G Suite Enterprise と G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様向けのアーリー アドプター プログラム(EAP、英語)の一部として利用可能です。詳細
 
G Suite セキュリティ センターの調査ツール
新しい調査ツールにより、セキュリティ センターの予防機能と検知機能が統合的に改善されます。

Google は管理者がデータを安全に保てるようにするだけなく、透明性を確保し、必要な管理ができるよう常に努めています。そのために G Suite に追加されるのが、データ リージョンのサポートです。組織がデータ管理の要件を満たしている場合は、特定の G Suite アプリのプライマリ データを国境を越えて分散されたリージョン(米国または欧州)のどこに保存するかをお客様が選択できるようになります。データ リージョンの継続的な管理も簡単で、たとえばファイルのオーナーが変わったり、別の組織部門に移動したりした場合は、それに応じてデータも自動的に移動されますが、共同編集者はこれまでどおりファイルを利用することができます。さらに、ユーザーはデータの移動中もコンテンツに対する完全な編集権限を保持します。
 
G Suite のデータ リージョン
データ リージョンを使用して、特定の G Suite アプリのプライマリ データを国境を越えて分散されたリージョン(米国または欧州)のどこに保存するかをお客様が選択できるようになります。

G Suite を使用してグローバルなデータ ポリシーをチームで管理している PricewaterhouseCoopers International Limited(PwCIL)の IT ディレクター Rob Tollerton 氏は、こう語ってくれました。「PwC は 158 か国で事業を展開するグローバル ネットワークであるため、Google による G Suite のデータ リージョンへの対応をうれしく思っています。ドメインのマルチリージョン ポリシーをどれだけ簡単かつ直感的に設定、管理できるかについても期待しています」。

G Suite のデータ リージョンは現在、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education をご利用のすべてのお客様に無料で提供されています。Google では継続的にサービスに投資しており、今後さらにサービスを拡大する予定です。詳細

単純作業は機械に

Google は長年にわたって AI や機械学習に投資してきましたが、AI は人間のスキルを置き換えるものではなく、人間のスキルを強化する(英語)、無限の可能性を秘めているものだと考えています。Google AI は、世界中にいる何百万人ものユーザーが Google のコンシューマー向けサービスでナビゲートしたり、コミュニケーションをとったり、作業を行ったりするのにすでに使用されています。G Suite は、企業や従業員がよい仕事をできるよう AI を使用して支援します。

多くの方に使われている Gmail のスマート リプライは日々何億通ものメールを処理し、メール返信の実に 10% 以上で利用されていますが、このたび Hangouts Chat にもスマート リプライが導入されることになりました。スマート リプライを使用するとメッセージにすばやく返信できるため時間を短縮できるので、業務に集中することができます。

返信が必要になりそうなメッセージが Google のテクノロジーによって認識され、一般的な応答と思われる返信が 3 つ提案されます。提案される返信は、職場にふさわしい文章でありながら、チャットにも使用できる程度にカジュアルな文章です。Hangouts Chat のスマート リプライは数週間以内に、G Suite をご利用のお客様に提供される予定です。
 
Hangouts Chat のスマートリプライ
Hangouts Chat のスマート リプライでは、返信が必要になりそうなメールが認識されて、一般的な応答と思われる 3 つの返信が提案されます。

スマート リプライを使用すると短い返信を簡単に送信できるので特に外出先で役に立ちますが、重要なメールの場合はより長く慎重に考える必要があることから、スマート作成(英語)が登場しました。スマート作成については、今年の Google I/O で Sundar Pichai が行ったスピーチで耳にした方もいるでしょう。スマート作成により、挨拶、署名、一般的なフレーズがオートコンプリートでメールに入力されるため、効率的に編集できます。スマート作成は 5 月にコンシューマー向けにリリースされましたが、G Suite をご利用のお客様の Gmail でも利用できる準備が整いました。

一般的なフレーズのオートコンプリートに加えて、スマート作成ではオフィスや自宅の住所などの個人情報が挿入されるため、反復的な作業に時間を費やす必要がなくなります。スマート作成を使用してもユーザー自身が入力したかのように見せるため、ユーザーが特定の人にメールで挨拶する言葉遣いを学ぶなど、スマート作成は時間の経過とともにより賢くなっていきます。

G Suite をご利用のお客様は、数週間以内に Gmail のスマート作成をご利用いただけるようになります。
 
Gmail のスマート作成
Gmail のスマート作成により、メールがオートコンプリートされます。

AI は、ユーザーがより明確かつ効果的な文章を書けるようにするためにも使用されています。変換ミスや文法上の誤りなどによって文章の意味が変わってしまうことがありますが、見落としてしまいがちです。そこで、Google ドキュメントに文法提案機能が導入されることになりました。文法を訂正するために機械翻訳ベースで独自にアプローチしてエラーを認識し、修正候補を表示します。文章中の冠詞の使い方(「a」と「an」など)のような単純な文法規則から、従属節の正しい使い方といったより複雑な文法概念まで、異なる種類の修正案が AI によって検出されます。この機能は機械学習によって時間の経過とともに向上し、より複雑な文法上の問題を検出するのに役立ちます。また、ドキュメントにもとから組み込まれているため、高い安全性と信頼性が確保されます。Google ドキュメントの文法提案機能は、現在アーリー アドプター プログラム(英語)でご利用いただけます。
 
Google ドキュメントの文法提案機能
Google ドキュメントの文法提案機能は独自の機械翻訳ベースのアプローチでエラーを認識し、修正候補を表示します。

Google では文章作成のほか、会議の改善にも取り組んでいます。昨年秋にリリースされた G Suite の Hangouts Meet ハードウェア(英語)により、組織は信頼性が高く、効果的なビデオ会議を大規模に開催できるようになりました。ビデオ会議への接続は難しいと考えているユーザーはまだたくさんいるため、Google AI を使用してより魅力的なユーザー エクスペリエンスを得られるようにしています。

多くのユーザーが Google アシスタントを積極的に活用し、スマートホームやエンターテインメントを音声で管理していますが、Hangouts Meet ハードウェアでも同様に音声コマンドを使用して数秒でチームをビデオ会議に接続できる機能が追加されます。この機能は今年中に、Hangouts Meet ハードウェアをご利用の一部のお客様に提供が開始される予定です。

G Suite で仕事を簡素化する

G Suite がビジネスに真の変革をもたらす理由の 1 つは、その使い方のシンプルさにあります。クラウドで生まれた G Suite は クラウドのために構築されているため、リアルタイムでの共同作業はお手のものです。これこそが Gmail、ドキュメント、ドライブなどの G Suite アプリをプライベートでも使用しているユーザーが 10 億人以上もいる理由です。古いやり方でパソコンにコンテンツを保存する代わりに、G Suite は作業内容をクラウドに安全に保存し、チームが作成したコンテンツの限界を押し上げる手段を提供します。

ドキュメント、スプレッドシート、スライドに費やす時間の 74% が共同作業にあてられている、つまり複数のユーザーが共同してコンテンツを作成したり、編集したりしています。これはデスクトップ クライアント上で個別に作業を行っていた以前のツールと大きく異なる点です。

Google は、このように仕事の進め方を変革しています。詳しくは、G Suite のウェブサイトをご覧いただくか、明日の G Suite アップデート ブログの更新をお待ちください。Next でリリースされるいくつかの新しい機能について詳しくは、G Suite アップデート ブログでご案内します。

*G Suite の Trusted Tester とアーリー アドプター プログラムは、近く Alpha と Beta にそれぞれ名称変更される予定です。詳細は後日お知らせします。

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

このたび、G Suite セキュリティ センターの新しい「調査ツール」をアーリー アドプター プログラム(EAP)でリリースすることになりました。この調査ツールは、G Suite 管理者やセキュリティ アナリストが、組織内に存在するセキュリティ上の脅威を特定し、優先順位を付けて解決するのに役立ちます。このツールはセキュリティ センターの既存の機能を基に構築されています。このツールを使用すると、管理者は次のことを行えます。

 
  • 検索オプションを使用して、ドメイン内のセキュリティに関する問題を特定する
  • ユーザー、端末、データを対象とする脅威に優先順位を付ける
  • 脅威の範囲の拡大と影響度を抑えるために、全体的な対応を行う
 

G Suite セキュリティ センターの新しい柱

クラウドで運用を行う IT 管理者やアナリストは、運用における脅威やギャップがセキュリティ インシデントになる前に阻止するためのツール、可視性、補助的なインサイトを求めています。そのため Google では、今年の初めに G Suite のセキュリティ センター導入しました。セキュリティ センターではセキュリティ分析、行動につながるインサイト、推奨の対応方法をまとめて確認することができ、組織、データ、ユーザーの保護に役立ちます。

このたびの新しい調査ツールをご利用いただくことで、セキュリティ センターでより詳細にインシデント調査を行い、統合的な対応をとることができます。調査ツールを使用すると、管理者は次のことを行えます。
  1. 包括的なクエリを使用する - Gmail、Google ドライブ、端末のログなどの複数のデータソースを対象に、組織全体のデータを検索できます。
  2. 悪意のあるメールを削除する - ユーザーの受信トレイ内にある悪意のあるメールを特定し、削除することができます。
  3. ファイル共有を監視する - 外部と共有されているドライブ ファイルを調べて、不正使用を防ぐための対策を講じることができます。
  4. 相関関係を特定する - 横断的に検索し、結果を相関づけることができます。
  5. 端末を分析する - 端末が不正使用されている場合や、端末に脆弱なバージョンの OS が搭載されている場合に、アカウントの停止や端末のワイプを実施できます。
  6. ドライブ ファイルを監査する - ドメイン全体でアクセス権を変更したり、ドライブ ファイルに対して IRM コントロールを設定したりできます。

アーリー アドプター プログラムで調査ツールのご提供を開始

これまでこの調査ツールは、一部のテストユーザーやお客様にのみプレビューに参加いただいておりましたが、EAP でのリリースにより、さらに多くのお客様にご利用いただけることになりました。EAP へのご参加は、G Suite Enterprise または G Suite Enterprise for Education をご利用のドメインのお客様が対象です。G Suite 管理者の方には、組織を代表して組織のプライマリ ドメインでお申し込みいただけます。こちらより EAP にお申し込みください。

より詳しく
アーリー アドプター プログラムのお申し込みフォーム
The Keyword: Work reimagined: new ways to collaborate safer, smarter and simpler with G Suite

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google のデータセンターは世界各地に分散しているため、多国籍企業における処理の遅延を抑えられるほか、地理的冗長性によりデータを保護することができます。ただし、中にはデータの保管地域に関する要件がある組織もあるため、そのような組織のニーズに対応するための取り組みも進めています。まず、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様には、特定の G Suite アプリの主要データを保管しておくリージョンを、グローバル、米国内、ヨーロッパ内から指定していただけるようになります。
 
 


G Suite のデータ リージョンを設定する

データ リージョンは短時間で簡単に設定できます。ユーザー数の最小要件はなく、対象データの配置場所はいつでも変更でき、すべてのデータの移動は数か月以内に完了します。また、必要に応じて 1 つのデータ リージョンに複数の組織部門を割り当てたり、同じドメインに対して複数のリージョンを設定したりできます。

G Suite のデータ リージョンの設定手順については、関連のヘルプセンター記事をご覧ください。

データ リージョンを管理する

状況に変化があったときでも、簡単にデータ リージョンを管理できるようになっています。たとえば、ファイルのオーナーが変わったり、別の組織部門に移動したりした場合は、それに応じて該当するデータも自動的に移動されます。    共同編集者はこれまでどおりファイルを利用することができます(ダウンタイムの発生や、アクセス権が読み取り専用になるといったことはありません)。同様に、組織に新しいユーザーが加わった場合は、該当する組織部門のポリシーに基づいて、そのユーザーのデータが自動的に配置されます。さらに、管理コンソールからデータの移動に関する分析情報を確認できるので、変更内容を常に把握することができます。
 

データ リージョンの対象となる G Suite データ

主要データのデータ リージョンを指定できる G Suite サービスは、現時点では Gmail、カレンダー、ドライブ、Hangouts Chat、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Vault に限られますが、対象となるコンテンツやサービスの範囲を今後さらに拡大予定です。

G Suite のデータ リージョンを利用したデータ管理について詳しくは、関連のヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: データの地理的な配置を選択する
The Keyword: Work reimagined: new ways to collaborate safer, smarter and simpler with G Suite

この記事は 7 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

このたび Google ドキュメントでは、スペルと文法のチェックに関するインターフェースを刷新するとともに、文法提案機能をご提供することになりました。この新機能は既存のスペルチェック機能を基に構築したもので、テキスト内の文法エラーの可能性がある箇所をハイライト表示したり、文法エラーを訂正したりすることもできます。これにより、ドキュメントのチェックや校正にかかる時間を短縮して、よりわかりやすいドキュメントを作成することができます。

まずは、アーリー アドプター プログラム(EAP)でこれらの新機能をリリースします。詳しくは、g.co/GrammarEAP (英語) をご覧ください。

新しい文法提案機能

ドキュメントで文法エラーの可能性がある箇所が検出されると、確認が必要であることを示す青色の下線が表示されます。右クリックすると、訂正案を確認したり、アラートを非表示にしたりできます。文法エラーの可能性がある箇所は、[ツール] メニューからスペルと文法のチェックを実行した場合にも表示されます。

新しい包括的な言語レビュー インターフェース

また、スペルと文法のチェックツールが刷新され、ドキュメントであらゆる言語の訂正案をより簡単に確認できるようになりました。この機能を使用するには、[ツール] メニューを使用するか、候補を右クリックし、[他の訂正案を確認] を選択します。こうすると各訂正案が表示され、訂正するための操作を行えます。
 

Google ドキュメントでの作業をさらに効率化する自動ツール

Google ドキュメントは、機械学習技術を活用することで文法エラーの可能性がある箇所をリアルタイムで認識し、訂正を支援します。アクション アイテムの割り当て関連するコンテンツの検索スペルミスの特定 (英語) には、すでにインテリジェンス機能が使用されています。G Suite を利用することで、より効率的に作業を進め、より効果的にコラボレーションしていただけるよう、今後もインテリジェント ソリューションの構築を続けてまいります。

アーリー アドプター プログラムで文法提案機能のご提供を開始

これらの機能は現在、EAP にご参加のお客様にご提供しています。g.co/GrammarEAP (英語) より参加要件をご確認のうえ、お申し込みください。

より詳しく
アーリー アドプター プログラムのお申し込みフォーム (英語)
The Keyword: Work reimagined: new ways to collaborate safer, smarter and simpler with G Suite

この記事は 7 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

2018 年 10 月 23 日をもって、Internet Explorer 10 では Google+ をご利用いただけなくなります。これまでどおり Google+ をご利用いただけるよう、サポート終了日より前に、ご利用のブラウザがサポート対象であることをヘルプセンターでご確認ください。

全 G Suite アプリのサポート対象のブラウザについて詳しくは、関連のヘルプセンター記事をご覧ください。

サポート終了の詳細
対象:
Internet Explorer 10 をご使用のすべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: G Suite のサポート対象のブラウザ

この記事は 7 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


2015 年 9 月にリリースされた Google フォームの新しいインターフェースにより、フォームの作成が簡素化され、デフォルトで美しいフォームを作成したり、フォームの回答を簡単に分析したりできるようになりました。2016 年 2 月には、フォームのこの新しいバージョンがデフォルトになり、現在は 90% を超えるフォームが新しいインターフェースで管理されているため、従来のインターフェースを完全に置き換えることになりました。

置き換えプロセスの一環として、従来のインターフェースを使用しているフォームは新しいインターフェースにアップグレードされます。これらの変更により、一部のフォームのデザインが更新されますが、フォームの機能やフォームで収集されたデータが変更されることはありません。

フォームの従来のインターフェースは、8 月 22 日から使用が制限されます

2018 年 8 月 22 日以降:

 
  • 新しいフォームの作成と管理は、新しいインターフェースでのみ行えます。すべての新しいフォームは新しい UI で作成、管理されます。従来の UI に切り替えることはできません。
  • 以前新しい UI で作成したフォームは、新しいインターフェースでのみ管理できます。新しいフォームのインターフェースで以前作成したすべてのフォームは、従来の UI に切り替えることはできません。
  • 従来のインターフェースで作成したフォームはアップグレードされます。以前従来の UI で作成したフォームをエディタで開くと、自動的に新しいインターフェースに変換されます。2018 年 11 月まではエディタに通知が表示され、従来の UI に戻してフォームを管理するオプションが提供されます。また、過去 1 年に編集や回答が行われていないフォームは自動的にアップグレードされます。


インターフェースのアップグレードは 11 月 21 日までに完了します

2018 年 11 月 21 日以降:

 
  • 従来の UI のフォームはすべて、順次新しい UI に自動的にアップグレードされます。アップグレード後は、新しいインターフェースでのみフォームを管理できます。


お客様のニーズに応える新しいフォーム

移行期間中にさまざまなご意見をいただいたことから、新バージョンのフォームでは新しい機能にお客様のご要望が反映されています。主な機能は次のとおりです。
 
 
最近リリースされた新しいテーマ オプションでフォームをカスタマイズ

Google フォームの新しいインターフェースに今すぐアップグレードしましょう

アップグレードがまだお済みでない場合は、今日からフォームの新しいインターフェースを使用されることをおすすめします。
 
  • 新しいインターフェースでフォームを作成するには、forms.google.com にアクセスして [新しいフォームを作成] を選択します。
  • 従来のフォームをアップグレードするには、フォームを開いて「新しい Google フォームを試してみる」と表示されたバナーを見つけます。

一部のオプションの場所が変更されていますが、従来の使い慣れたフォームの機能はそのままに、便利な新しい機能が多数追加されています。



リリース カレンダー(英語)
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この記事は 8 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
昨年、管理者向けの新しいリソースとして G Suite の最新情報のページを開設いたしました。 こちらのページをぜひ定期的にご覧いただき、G Suite の最新のリリース情報をご確認ください。

フィードバックもお待ちしています

この記事は 7 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

先月お知らせした新しいデザインの Google ログイン画面は、当初の予定より少々遅れましたが、いくつかの微調整を経てついに今週リリースされます。

今後 G Suite アカウントにログインする際には、画面のデザインが変わっていることにお気づきになるかもしれません。たとえば、Google のロゴが微調整されるほか、画面上のすべての項目が中央揃えに配置されます。変更前と変更後の画像は以下のとおりです。
 
以前の Google ログイン画面
 
新しい Google ログイン画面


なお、前回のお知らせでご紹介したテキスト欄の周囲の枠線は、数か月後に表示されるようになる予定です。

リリースの遅れと変更によりご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨