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この記事は 4 月 23 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要新しい Google サイト(sites.google.com/new)に次の 3 つの機能を追加しました。
  • サイト テンプレート - さまざまな用途の本格的なサイトを簡単に作成できます。
  • お知らせバナー - 時間的制約のある最新情報が確実にサイトの訪問者の目に入るよう、重要事項をハイライト表示します。
  • ファミリー リンク アカウントによるアクセス - ファミリー リンクで管理される Google アカウントを使用してサイトを閲覧、編集できるようになります。
リモートワークや遠隔学習に Google サイトを活用する方法(英語)について詳しくは、下の記事または Google Cloud ブログの投稿をご覧ください。

対象
  • テンプレート、お知らせバナー: サイトのオーナー権限または編集権限を持つ全員
  • ファミリー リンク アカウントによるアクセス: サイトの編集権限または閲覧権限を持つ、ファミリー リンク アカウント ユーザー  

利点これらの新機能は、特に COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への対応の一環として、より簡単にサイトを作成、利用できるようにするためのものです。たとえば、お知らせバナーを表示することで、ビジネスの重要な情報を顧客に迅速に伝えられるようになります。テンプレートを使用すれば、デザインやコーディングのスキルがなくても高品質のサイトを作成できるので、教育機関による遠隔学習や企業によるリモートワークに活用できます。このように機能が強化された Google サイトを、点在するユーザー間での情報共有にお役立てください。
リモートワークや遠隔学習に Google サイトを活用する方法(英語)について詳しくは、Google Cloud ブログの投稿をご覧ください。

詳細サイト テンプレート
今回のリリースでは、16 の言語に対応する 10 個の汎用テンプレートをご用意しました。用途に応じた本格的なデザインを持つサイトの作成を、クリック 1 つで開始できます。サイトをカスタマイズして独自性を高めることも可能です。テンプレートを使用すると次のようなサイトを簡単に作成できます。
  • ヘルプセンター: 従業員のリモートワークや生徒の遠隔学習のためのツールなど、新しいツールやリソースの使い方をユーザーが習得する際に役立ちます。
  • プロジェクト用サイト: 離れていても、同僚やクラスメートが 1 つのプロジェクトで共同作業を行うことができます。
  • クラスまたはチームのサイト: チームのリソースと情報を 1 か所にまとめることができます。
  • 部活用サイト: 遠隔学習中も生徒がクラブ活動を継続できます。
  • 小規模ビジネス用サイト: レストランやデザイン サービス業といったビジネスの臨時休業や営業時間変更などの情報を、顧客に知らせることができます。
現在テンプレートの作成と対応言語の拡充を進めており、今後数週間で、一般的なビジネスサイト向けのテンプレートがさらに追加される予定です。詳しくは、Google サイトでテンプレートを使用する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

お知らせバナー
お客様からのフィードバックを基に追加された機能で、サイトのオーナーは訪問者に重要なメッセージをタイムリーに伝えることができます。ページを表示したときに目に付きやすいよう、サイト上部にバナー形式で情報が表示されます。バナーは次のような使い方ができます。
  • 大企業のビジネス管理者が、従業員向け情報サイトにバナーを追加して、より大きなサイトに新しく作成されたページや情報を目立たせる
  • 小規模ビジネスのオーナーがバナーを追加して、営業時間や営業形態の変更を顧客に告知する
  • 教師がクラスのサイトにバナーを追加して、新しい課題を投稿したことを生徒に知らせる
詳しくは、お知らせバナーをサイトに追加する方法(内容更新中)についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

ファミリー リンクで管理されるアカウントによるアクセス

これまでは、ファミリー リンクで管理される個人の Google アカウントでサイトを閲覧または編集することはできませんでしたが、有益なリソースに触れる機会を増やすため、そのようなアカウントからでも一般公開サイトを閲覧したり、共有サイトを閲覧および編集したりできるようになりました。
ファミリー リンクで管理されている個人の Google アカウントで Google サイトにアクセスできるようになりましたが、G Suite for Education アカウントを持つ生徒が Google サイトなどの G Suite サービスにログインして課題を行うには、これまでどおり学校用アカウントを使用する必要があります。
重要: この設定は、新しい Google サイトで作成されたサイトにのみ適用されます。従来の Google サイトで管理されているサイトについては、ファミリー リンクで管理されている個人のアカウントでは閲覧、編集できません。詳しくは、ファミリー リンクで管理されているアカウントを使用して Google サイトを使用する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。

ご利用方法管理者: これらの機能はデフォルトで有効になり、管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: これらの機能はデフォルトで有効になります。詳しくは、テンプレートを使用してウェブサイトを作成する方法とお知らせバナーをサイトに追加する(内容更新中)方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。ファミリー リンクを使用してウェブサイトまたは権限を制限できるのは、お子様が Android デバイスまたは Chromebook で Chrome を使用している場合に限られ、お子様にサイトの閲覧を許可することが必要な場合があります。

リリース スケジュールサイト テンプレート: 

お知らせバナー: 

ファミリー リンク アカウントによるアクセス
  • すでにすべてのお客様にご利用いただけます。 

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象

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この記事は 4 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要 Meet のビデオ通話で高品質の音声付き動画を共有できるようになりました。これを行うには、Chrome のタブを固定表示する新機能を使用します。この機能を使って動画コンテンツを再生すれば、共有された動画と音声を会議参加者全員が視聴でき、動画、GIF、アニメーション、その他のメディアを会議で快適に使用できるようになります。
対象 エンドユーザー

利点会議やプレゼンテーションにおいて動画は不可欠です。会議のオンライン化が進む (内容更新中) と、プレゼンテーションの音声付き動画がどの参加者にも問題なく届くことが重要になります。高品質の動画と音声を使用したプレゼンテーションは、次のような状況で効果的です。
  • ビジネス会議でプロモーション用の動画をレビューする。
  • 製品や機能のデモを事前に録画しておき、エンジニアリング会議で共有する。
  • 教師がオンライン授業の一環として動画を共有する。
  • プレゼンテーションで、動画や GIF を埋め込んだスライド、またはスライド切り替え時のアニメーションを使用する。
ウィンドウや全画面ではなくタブを固定表示する新機能に加えて、プレゼンテーションを行う際の操作を容易にするコントロール機能も追加しました。

詳細タブの固定表示、別のタブへの切り替えも簡単
このリリースにより、Chrome の単独のタブを固定表示できるようになりました。固定表示中のタブはハイライト表示されるので、簡単に見分けることができます。別のタブを見ようとするとポップアップが表示され、固定表示を新しいタブに切り替えるか、元のタブの固定表示を続けるかを選ぶことができます。このように、タブの切り替えや、会議で共有する情報の管理が容易になります。

「タブの固定表示」を使って高品質の動画と音声を共有
高品質の動画と音声を再生できるのは、デスクトップ デバイス上の Chrome で個別のタブの固定表示機能(前述)を使用する場合のみです。ウィンドウ全体または全画面の固定表示ではご利用いただけません。

以前の Meet 動画固定表示機能をアップグレード
これまでも Meet の固定表示で動画を使用できましたが、再生は途切れがちで音声はありませんでした。キャスト機能で音声と動画を固定表示することも可能でしたが、その場合もいくつかの制限がありました。このリリースにより、代替策を使用したり制限を気にしたりすることなく、会議で高品質の動画を手軽にご利用いただけるようになります。

なお、すでに Meet ハードウェア キットにより、HDMI ケーブルを使用して会議で高品質の動画と音声を固定表示することが可能で、これも引き続きご利用いただけます。

ご利用方法管理者: この機能はデフォルトで有効になります。この機能の管理者向けの設定はありません。組織の Meet のビデオ会議設定をご確認ください。
エンドユーザー: ビデオ会議中の固定表示に関するヘルプセンター記事をご覧ください。

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対象
  • G Suite をご使用のすべてのお客様が対象 

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この記事は 4 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要Google Meet のタイル表示レイアウトで、参加者を 16 人まで同時に閲覧できるようになりました。
自分以外の参加者を 16 人までタイル表示
 
対象エンドユーザー

利点より多くの参加者を同時に見られるようになったことで、大人数での会議や授業の活性化が期待できます。議論に対する参加者の反応を確認したり、発言者が複数いる場合に状況を容易に把握したりといったことができるので、離れていても実際に対面で会議を行っているような感覚で活発に話し合いを進められます。

これにより、離れた場所にいても、より繋がりを感じられるようになることを願っています。

追加情報発言中の参加者はタイル表示の画面に表示されるようになっています。17 人以上の相手と会議をしている場合は、画面に表示されていない参加者をリストから確認することができます。なお、2020 年 9 月 30 日までは、G Suite をご利用のすべてのお客様に最大 250 人が参加可能な会議の開催機能をご提供しています

最大 16 人のタイル表示ができるのは、現在のところウェブ版の Meet をご利用の場合に限られますが、より大規模な会議の開催、プレゼンテーション レイアウトの改良、サポート対象デバイスの拡大など、機能のさらなる拡充を予定しています。

ご利用方法管理者: この機能の管理者向けの設定はありません。
エンドユーザー: 会議画面のレイアウトをタイル表示にする方法については、ヘルプセンターをご参照ください。

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この記事は 4 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


変更点についてGoogle Meet を Gmail から利用できるようになりました。受信トレイから会議を開始したり会議に参加したりできるようになったことで、これまで以上にコミュニケーションが円滑になります。
Google Meet のビデオ会議の開始または参加オプションを Gmail から選べるようになりました
会議コードまたは会議のニックネームを入力して Google Meet のビデオ会議に参加します
 
対象管理者とエンドユーザー

利点在宅で仕事や学習をされる方がますます増えていることから、Google ではより簡単にコミュニケーションを取って物事を円滑に進められるようにしたいと考えています。Gmail から Meet を利用できるようになったことで、手早く会議を開始したり会議に参加したりできるようになりました。これは、日々の業務でのコミュニケーションにおいて、メールとビデオ会議を必要に応じてシームレスに切り替えられるようにするために導入した機能です。

追加情報会議を開始するときに、安全性の高い一意の meet.google.com の URL が新しいウィンドウにポップアップ表示されます。会議に参加するよう選択すると、会議コード(主催者から提供されているもの)を入力するか、会議のニックネームを使用して、手早く全員で臨時会議を行うことができます。ニックネーム(「キャッチアップ」や「鈴木主催の会議」など)を選んでドメイン内の相手に共有し、[会議に参加] でそのニックネームを入力すれば、全員に会議に参加してもらうことができます。

会議中にゲストを追加招待することも可能です。

現在のところ、この機能をご利用いただけるのはウェブ版の Gmail でのみですが、モバイル版にもまもなく対応予定です。

ご利用方法管理者: この機能は、ビデオ通話が有効になっているすべてのドメインでデフォルトで有効になります。Meet を無効にするには、管理コンソールでビデオ通話を無効にします。Hangouts Meet と Google ハングアウトのサービスを無効にすることでも Meet を無効にできますが、この場合は従来のハングアウトも無効になります。
エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。ヘルプセンターで、Gmail からのビデオ通話の開始、参加についてご確認ください。

リリース スケジュール

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  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象

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この記事は 4 月 9 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

変更点について先月より、Google Meet の高度なビデオ会議機能を G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits をご利用のすべてのお客様に無償でご提供しています。企業や教育関係者の皆様が今回の危機のなかでも業務を継続できるよう、このたび同機能のご提供を 2020 年 9 月 30 日まで延長することにいたしました。機能の詳細については以前の投稿をご覧ください。

また、プロダクト名から「Hangouts」を削除し、Google Meet という名称に変更いたしました。この名称変更は数週間内にプロダクトと各種リソースに反映される予定です。
対象管理者とエンドユーザー
ポイントこの提供期間の延長は、お客様が今回の危機のなかでも業務を継続しやすくなることを願って決定したものです。また、リモートでの仕事や学習の増加に伴い、組織におけるセキュリティと管理の維持がより一層重要になっていることも認識しています。G Suite ブログの投稿をご覧いただき、Google Meet でどのように組織の情報の安全性が保たれているかについてご確認ください。
ご利用方法管理者: 組織に対して Meet のビデオ通話を有効にし(まだ有効にしていない場合)、続いて、ライブ ストリーミング録画を有効にします。
 
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Nonprofits をご利用のお客様: これらの高度な機能はデフォルトで無効になっていますが、ドメイン、組織部門、グループ単位で有効にすることができます。
  • G Suite for Education をご利用のお客様: これらの高度な機能はデフォルトで無効になっていますが、ドメイン、組織部門、グループ単位で有効にすることができます。Meet およびこれらの機能を有効にする際は、ヘルプセンターのよくある質問で教育機関特有の追加の考慮事項をご確認ください。
  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様: これらの機能はドメインに対してすでに提供されており、現在の設定が引き継がれます。
エンドユーザー: これらの機能が管理コンソールで有効に設定されると、エンドユーザーはライブ ストリーミングを行ったり、会議を録画したりできるようになります。詳しい使い方については、ライブ ストリーミング会議の録画に関するヘルプセンター記事をご覧ください。
リリース スケジュール
  • 現在すでに G Suite をご利用のすべてのお客様に、高度な機能を無償でご利用いただけるようになっています。
対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
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この記事は 4 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

変更点について先頃の Google セキュリティ ブログ(英語)では、Chrome OS 上の Chrome ブラウザで確認された全トラフィックにおける Transport Layer Security(TLS)の使用率が 96% を超えるに至った流れのあらましが紹介されました。併せて、Google の重要な目標も示されました。それは、Google のプロダクトとサービスにおいて TLS をデフォルトで有効にすること、そして TLS が自動的に機能するように今後も取り組みを行っていくことです。

Gmail はすでに TLS に対応しているため、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)によるメール接続を TLS で保護できる場合、その接続は確実に保護されます。しかしながら、より多くの組織がメールのセキュリティ対策を強化することを奨励し、先に述べた TLS をデフォルトで有効にするという目標を推し進めるため、次の変更を行いました。
 
  • メール接続用の TLS がデフォルトで有効化されるようになりました。
  • 管理者は SMTP 送信ルートの TLS 設定を、導入前に管理コンソールでテストできるようになりました。メールが返送されるのを待つ必要はありません。

管理者はいつでもメールルートでの TLS 暗号化を必須にすることができた一方で、従来この設定はデフォルトではオフになっていました。なお、既存のメールルートは、上述の変更による影響を受けません。
 
対象管理者
今回の変更のポイントGoogle では、管理者が既存のメール セキュリティ機能(SPFDKIMDMARC など)を有効にし、エンドユーザーの保護に役立てることを常に推奨しています。また、MTA Strict Transport Security(MTA-STS)を有効にすることも推奨しています。この機能は、ドメインに送信されたメールの認証チェックと暗号化を必須にすることで、Gmail のセキュリティを高めるものです。新しい SMTP メールルートにおいて TLS をデフォルトで有効にすることで、お客様のセキュリティ対策は強化されます。同時に、既存のルートに TLS を適用する前に接続をテストできるようにすることで、管理者は推奨されるセキュリティ ポリシーを容易に導入できるようになります。

今回の変更は、以前に作成されたメールルートには影響しません。
 
詳細
新しいメールルートでは TLS がデフォルトで有効に
新しいメールルートで TLS がデフォルトで有効になることに伴い、証明書検証の要件もすべてデフォルトで有効になります。これにより受信者ホストは、信頼できる認証局(CA)によって署名された、正しいホストに対して発行される証明書を持つことになります。信頼できる CA の要件がどのように変わるのかについて詳しくは、以下の説明をご覧ください。

管理者は今後も、新しく作成されたメールルートでの TSL セキュリティ設定をカスタマイズできます。たとえば、メールが内部 CA の証明書を使ってサードパーティまたはオンプレミスのメールサーバーに転送される場合は、CA 証明書の検証を無効にする必要が生じることがあります。CA 証明書の検証を無効にすること、さらには TLS を完全に無効にすることは、推奨されません。そこで、お使いの SMTP TLS 設定を管理コンソールでテストすることをおすすめします。推奨されるすべての検証を無効にする前に、外部メールサーバーへの TLS 接続を検証するためです。管理コンソールで TLS 接続をテストする方法についての詳しい説明をご覧ください。

Gmail における CA の信頼停止
過去の Google セキュリティ ブログでは、公共インターネット上のトラフィックを傍受するためのルート CA 証明書が今後 Chrome で信頼停止される事例(英語)と、特定の CA が Chrome で信頼停止される事例が取り上げられました。

そのような状況が今後発生した場合、同様の証明書は Gmail でも信頼停止されます。つまり、CA の署名付き証明書を適用した TLS を必須とするルートを使って送信されたメールは、CA が信頼停止になった場合、返送される可能性があります。Gmail による信頼を得ているルート証明書のリストは Google Trust Services リポジトリから取得できますが、代わりに管理コンソールの [TLS 接続をテスト] 機能を使って、証明書が信頼停止されていないかどうか確認することをおすすめします。

管理コンソールの [TLS 接続をテスト] 機能
管理者は新しい [TLS 接続をテスト] 機能を使って、特定のメールルートで TLS 接続を正常に確立できるかどうかを確認できるようになりました。オンプレミスのメールサーバーやサードパーティのメールリレーなど、任意の経由先への接続を、TLS を適用する前に完全に検証できます。
ご利用方法
管理者:

TLS の設定
TLS はすべての新しいメールルートについてデフォルトで有効になります。既存のすべてのルートを審査し、そうしたルートに対し、推奨される TLS セキュリティ オプションをすべて有効にすることもおすすめします。

TLS 接続のテスト
メールの送受信時にセキュリティ プロトコルで保護された TLS 接続を必須にしたい場合は、管理コンソールの [TLS 接続をテスト] ボタンをクリックするだけで、受信者のメールサーバーへの接続が有効であるかどうかを確認できるようになりました。メールが返送されるのを待つ必要はありません。

詳しくは、ヘルプセンターのメールの送受信時にセキュリティ プロトコルで保護された(TLS)接続を必須にするおよびメールルートの追加をご覧ください。
 
TLS 準拠のための新しい設定を作成するとき、すべての証明書検証がデフォルトで有効化されるようになりました。
 
新しいメールルートを作成するとき、TLS とすべての証明書検証がデフォルトで有効化されるようになりました。

エンドユーザー: 上述の機能に関して、エンドユーザー側の設定はありません。
リリース スケジュール対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様が対象
関連情報
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更新: 2020 年 10 月 8 日 - タイムラインをより明確にするため、「ターンオフタイムラインを再開しても、移行について確認し完了していただくまでに、12 ヶ月間の移行期間がございますので、ご安心ください」と追記しています。

この記事は 3 月 30 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


昨年 12 月に、安全性の低いアプリ(LSA)による G Suite アカウントへの接続の無効化予定と、それに伴う OAuth(英語) 認証への移行についてご案内いたしました。この無効化は 2020 年 6 月 15 日より段階を追って実施予定でしたが、多くの組織が COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への対応を進め、在宅勤務の従業員のサポートに注力している現状を踏まえ、当初のスケジュールどおりに移行を実施できないお客様への影響を最小限にとどめたいと考えております。

このため、安全性の低いアプリによる接続の無効化は当面延期し、以前にご案内したスケジュールはすべて再調整いたします。 ターンオフタイムラインを再開しても、移行について確認し完了していただくまでに、12 ヶ月間の移行期間がございますので、ご安心ください。 

前回のブログの投稿でご案内した全カテゴリのアプリケーションおよびプロトコル(Google Sync for iOS Mail を含む)が対象となります。新しいスケジュールについては、後日 G Suite アップデート ブログでお知らせいたします。
なお、スケジュールは調整するものの、OAuth に対応していないアプリケーションの使用は推奨できないことに変わりはなく、可能な際には OAuth 認証に移行していただくことをおすすめいたします。OAuth 認証を使用すると、不審なログイン試行を特定および阻止し、G Suite 管理者が定義したログイン ポリシー(セキュリティ キーの使用など)を適用して、アカウントを保護することができます。OAuth への移行の詳細と手順については、前回のブログの投稿をご確認ください。

ご対応にあたり 
  • 管理者: ご対応の必要はございませんが、OAuth 認証への移行をぜひご検討ください。OAuth への移行の詳細については、前回のブログの投稿をご確認ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
  • デベロッパー: できるだけ早急に、OAuth 2.0 を使用(英語)するようアプリを更新してください。



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この記事は 3 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要Google は昨年、Google ドライブのショートカット機能(ベータ版)をリリースしましたが、このたびこの機能の一般提供を開始し、G Suite をご利用のすべてのお客様および個人の Google アカウントをご利用のユーザーを対象に展開を開始することになりました。
Google ドライブでショートカットを使用すると、簡単にコンテンツを整理し、あらゆるドライブに保存された関連する情報およびファイルをユーザーに参照してもらうことができます。
ご利用対象管理者、エンドユーザー、デベロッパー

利点ショートカットを使用すると、別のフォルダとドライブ、共有ドライブ、個人の「マイドライブ」などに保存されたコンテンツを参照できます。
たとえば、マーケティング部門の田中さんが「マーケティング戦略」というドキュメントを作成して営業部門チームと共有した場合、営業部門の吉田さんは、そのドキュメントへのショートカットを自部門の共有ドライブに作成できます。これにより、営業部門の全員がすばやく簡単にファイルにアクセスできるようになります。

詳細ショートカットの公開設定と共有権限
ショートカットは、ショートカットを含むフォルダまたはドライブにアクセスできるすべてのユーザーに表示されます。ただし、ショートカットが表示されていても、参照先のファイルまたはフォルダに対する適切なアクセス権がなければ開くことはできません。
複数の場所でのファイルとフォルダの表示を簡略化
ドライブ全体で参照ファイルの管理と表示をスムーズに行えるように、オプション名を [マイドライブに追加] から [ドライブへのショートカットを追加] に変更しました。


9 月 30 日から Google ドライブのフォルダ構造と共有モデルを変更します
2020 年 9 月 30 日より、ファイルをマイドライブ内の複数のフォルダに保存することはできなくなります(Drive API を使用する場合も同様)。それ以降は、どのファイルも保存場所は 1 か所のみとなります。
2020 年 9 月 30 日を過ぎると、すでにマイドライブ内の複数の場所に保存されているファイルはすべて、段階的にショートカットに移行されます。
管理者またはエンドユーザーによるご対応の必要はありません。デベロッパーの方は、この変更と Drive API のその他の変更点について、Cloud ブログの投稿(英語)をご覧ください。

ご利用方法

リリース スケジュールウェブ版 Google ドライブ

Android / iOS 版 Google ドライブ
  • 2020 年 3 月 26 日以降、段階的に展開。Android の場合はバージョン 2.20.10 以降、iOS の場合はバージョン 4.2020.08 以降のアプリが必要です。

ドライブ ファイル ストリーム
  • リリースは完了しています。バージョン 37.0 以降のアプリが必要です。

バックアップと同期
  • リリースは完了しています。バージョン 3.46 以降のアプリが必要です。

対象
  • G Suite をご利用のすべてのお客様と個人の Google アカウントを持つユーザー

関連情報

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