WorryFree Computers   »   [go: up one dir, main page]

Chris Han - Google Apps Marketplace プロダクト マネージャー

Google はデベロッパーと協力して、Google Apps Marketplace アプリケーションを OAuth1.0 から OAuth2.0 へ移行する作業を進めてまいりました。この変更により、サードパーティ製アプリケーションの統合、検出、配布、セキュリティ、管理面が改善されます。Google では 2012 年 4 月に OAuth1.0 のサポート停止を公式に発表しましたが(こちらを参照)、Google Apps Marketplace でもまもなくサポートが停止されます。

ほとんどのアプリケーションのデベロッパーは、顧客と協力して既に OAuth2.0 への移行を進めていますが、移行が済んでいないアプリケーションには、以下の内容が適用されますのでご注意ください。

  • 2014 年 9 月 30 日付で、OAuth1.0 アプリケーションの新規インストールが一切できなくなり、アプリケーションが Google Apps Marketplace から削除されます。ただし、既にインストール済みの OAuth1.0 アプリケーションは引き続き動作します。

  • 2015 年 4 月 20 日までにアプリケーション プロバイダが OAuth 2.0 アプリケーションへの移行を済ませていない場合は、シングル サインオンが機能しなくなり、アプリケーションのアイコンがアプリ ランチャーに表示されなくなります。

ご使用になっている Google Apps Marketplace アプリケーションが OAuth2.0 に移行されているかどうかを確認するには、admin.google.com にアクセスし、[Google Apps Marketplace] をクリックしてください。アプリケーションが記載されていれば、OAuth2.0 を使用しており、完全に移行されているか、移行の最中です。

アプリケーション プロバイダが 2015 年 4 月 20 日までに移行を計画しているかどうかについては、直接プロバイダにお問い合わせください。


Muzammil Esmail - Google for Work プロダクト マネージャー

Admin SDK を基に、Google for Work のお客様向けに包括的なディレクトリ サービスを構築できるため、データ ストレージに関する顧客固有のビジネスニーズに対処するのに役立ちます。Admin SDK の重要なアップデートをいくつかご紹介します。

ユーザー プロフィールのカスタム属性
Directory API の新機能を利用して、自社ユーザー向けのカスタム属性を追加できるようになりました。たとえば、ユーザーの担当プロジェクト、デスク番号、職務レベル、採用日など、自社に必要な情報を含めることができます。

ドメイン用に定義したカスタム属性の動作は、ユーザー プロフィールの通常のフィールドと同じです。カスタム属性を作成してユーザーに設定すれば、カスタム フィールドで検索を行うこともできます(たとえば「福岡にいる、shinyNewApp 担当のすべての従業員」など)。

カスタム属性にはさまざまなデータ型を使用でき、単一値にも多値にも対応します。また、「一般公開」(ドメイン上の誰もが閲覧可能)にするか、「非公開」(管理者とユーザー自身のみが閲覧可能)にするかどうかを設定することもできます。

すべてのドメイン ユーザーへの読み取りアクセス
これまでは管理者しか Admin SDK 内のデータにアクセスできませんでしたが、今後は(管理者だけでなく)すべてのユーザーが Directory API を呼び出してドメインの任意のユーザーのプロフィールを読み取ることができるようになります(ただし、アクセス制御設定とプロフィールの共有設定が優先されます)。

この新機能が、組織内のすべてのユーザーが使用できるビジネス アプリケーション(例: 企業のユーザー ディレクトリ、経費の承認、休暇管理、ワークフローなどのアプリケーション)の構築に役立つことを願っております。

Admin SDK、特に Directory API の詳細については、Google のドキュメントをご覧ください。

2013 年 4 月以降、管理者は、Chrome 搭載デバイス、Windows、Mac、Linux で Google Apps アカウントを使用して Chrome にログインしたユーザーに、100 以上の Chrome ポリシーを設定できるようになっています。


そして9月23日、そのうちの一部のポリシーを Android 端末と iOS 端末の Chrome にも適用できる、早期プレビューの提供を開始しました。たとえば Google 管理コンソールの [管理対象のブックマーク] 設定からブックマークを設定すると、モバイルを含め、前述の 6 プラットフォームの Chrome にプッシュされます。同様に、プロキシ ポリシーやパスワード マネージャ ポリシーを一度設定すると、6 つすべてのプラットフォームで Chrome に適用されます。この早期プレビュー機能を有効にする方法については、下記のリンクをクリックしてご確認ください。

より詳しく:
Android 端末と iOS 端末の Chrome へのポリシーの適用

Google は9月23日、多数の新機能とバグ修正を盛り込んだ Google Apps Directory Sync(GADS)v4.0.1 を発表しました。詳細については、ヘルプセンターリリースノートをご覧ください。

注: GADS は現在、廃止予定の Provisioning API Profiles Data API ではなく Directory API を使用しています。旧バージョンの GADS は、2015 年 4 月 20 日に Provisioning API と Profiles Data API のサポートが終了すると、機能しなくなるため、最新バージョンの GADS への切り替えを強くおすすめします。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
GADS の概要
GADS v.4.0.1 リリースノート

Google では、2013 年 5 月に Admin SDK(Google Apps を使用する組織向けのカスタム管理ツールを作成するための、デベロッパー向け開発キット)を発表し、続いて 2013 年 7 月には、改良された新しい Email Migration API v2 をリリースしました。

これらの導入に伴い、Provisioning API や Email Migration API v1 などの対応する一連の API が廃止され、将来的には新しい API を使用するようになることを発表しました(下記の一覧を参照)。

つきましては、2015 年 4 月 20 日をもって、廃止予定のこれらの API のサポートを終了させていただきます。これに伴い、これらの API に対するサービスの呼び出しはサポートされなくなり、これらの API を使用して実装された Google Apps 機能は機能しなくなります。

デベロッパーの方は、Admin SDK と Email Migration API v2 の対応する機能をご利用ください。


廃止予定の API代替 API
Admin AuditAdmin SDK Reports API
Google Apps ProfilesAdmin SDK Directory API
ProvisioningAdmin SDK Directory API
ReportingAdmin SDK Reports API
Email Migration API v1Email Migration API v2
Reporting Visualization 代替なし

廃止予定の API を現在使用しているアプリケーションのドメイン管理者の方には、数週間後に、廃止する旨をメールでお知らせいたします。適切な移行パスについてのアドバイスもありますので、ご参照ください。


Gmail については最近発表しましたが、Google カレンダーでも国際化メールアドレスのサポートを開始します。つまり、アクセント記号付きの文字やラテン文字以外の文字を含むメールアドレスを使用して、ゲストを招待したり、カレンダーを共有したり、メールアドレスを使ったその他のカレンダー操作を行ったりできるようになります。

ドメイン名(@ 記号の右側)とローカル部分(@ 記号の左側)の両方でサポートされます(例: 武@メール.グーグル)。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
Google+ の投稿

Google ドライブ選択ツールの UI をすべて刷新しました。[ドライブからファイルを挿入]、[ドライブから画像を挿入] など、Google ドライブ内に保存されているコンテンツを選択して挿入する際に使用します。選択ツールの UI は Google ドライブの新しい UI とも密接な関連があり、選択ツールの左側に縦に並んでいるメニュー オプションのタブが、選択ツール上部に横に並んで表示されるようになります。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース(段階的に展開)

9月にGoogle は、Google の各種モバイルアプリと iOS 組み込みのデバイス管理機能を統合する、新しい iOS 携帯端末管理(MDM)ソリューション「iOS Sync for Google Apps」を発表しました。iPhone や iPad で Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドを利用するときに、iOS 端末で Google Apps のメリットを最大限に活用でき、組織としてのセキュリティも維持されます。

ユーザーと管理者にとっての iOS Sync のメリットは次のとおりです。

  • Google Apps の管理: ポリシーを設定し、従業員が Google ドライブや Gmail などの Google Apps にログインする際に、使用している端末を登録するよう促すことができます。
  • WiFi ネットワークの設定: WiFi のパスワードと証明書を配布して、従業員が簡単に信頼性のあるネットワークに接続できるようにします。
  • 既存ポリシーのサポート: パスワード要件やデータの暗号化、カメラに関するポリシーの他、端末のリモートワイプや、有効化の承認、端末のブロックなどの操作を管理できます。

さらに、Google の既存の MDM ソリューション「Google Sync」をご利用のお客様は、ActiveSync を無効にしても組織の iOS デバイスを管理できます。

iOS Sync(iOS 7 と iOS 8、および新しい iPhone 6 と 6 Plus で動作)は現在、Google Apps for Work、Google Apps for Education、Google Apps for Government でご利用いただけます。管理者の方は、管理コンソールの [端末管理] から、Apple のプッシュ通知証明書を作成し、新しい機能を有効にしてください。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
Google for Work ブログの投稿
ヘルプセンター

このたび、Google Apps Marketplace(GAM)を組織のユーザーに公開できる、Google Apps 管理者向けの機能が提供されます。GAM を公開すると、Google Apps に統合するサードパーティ製アプリケーションを組織のユーザーが直接 GAM で探し出して使えるようになります。

管理者は、GAM のあらゆるアプリケーションのインストールを許可することも、ドメインで利用できるアプリケーションを指定してカスタマイズすることもできます。あるいは、この機能を完全に無効にすることも可能です。

注: 即時リリース ドメインの場合、この機能のデフォルト設定では、あらゆる GAM アプリケーションがリリース時にインストール可能になります(幼稚園~小中高校の教育機関のドメインは例外であり、デフォルトで無効になっています)。計画的リリース ドメインでは、即時リリースの展開の際に、この機能を設定するためのコントロールが管理コンソールに表示されます。このため、計画的リリースの前に必要に応じてこの機能を無効にすることもできます。計画的リリース ドメインのユーザーが計画的リリースの展開の前に GAM からアプリケーションをインストールしようとしても、「このアプリケーションをインストールする権限がありません。ドメイン管理者にお問い合わせください。」といった内容のメッセージが表示され、インストールできません。

リリース方式: 
早期リリース。2 週間後に計画的リリースでも提供予定

より詳しく:
Google for Work ブログの投稿
ヘルプセンター


Google ドキュメント、スライド、図形描画では、段落の最初に表示される入力文字から、ユーザーがリストを作成しようとしていると判断された場合に、自動的に箇条書きや番号付きリストの書式が有効になります。

たとえば、表示される 1 文字目にアスタリスク(*)やハイフン(-)を入力して Space キーを押すと、ユーザーがショートカット キーまたはツールバーやメニューのボタンを押さなくても、自動的に箇条書きの書式が適用されます。また、「1)」や「a」を入力した後に Space キーを押すと、番号付きリストの書式に変わります。「I.」や「(A)」などの順列文字でも同様です。

自動リスト機能はデフォルトで有効になりますが、[ツール] -> [設定] から無効にすることもできます。

この機能のリリースとあわせて、自動修正(自動リストも含む)の直後に Backspace キーを押すと、その修正を取り消すことができる機能も提供します。たとえば、「(c)」と入力した文字がコピーライト記号の「©」に自動的に変換された場合、直後に Backspace キーを押すと「(c)」に戻ります。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
箇条書きと番号付きリストの書式設定をする
スペルチェックと自動修正

8 月末に Windows 向け Chrome 64 ビット版をリリースしました。これは速度、セキュリティ、安定性の面において優れています。OS X でも、2014 年 11 月にリリースを予定している Mac 向け Chrome 64 ビット版(バージョン 39)で同様の効果が期待できます。Windows では Chrome の 32 ビット版と 64 ビット版の両方を利用できますが、Mac ではバージョン 39 以降の Chrome で利用できるのは 64 ビット版のみとなります。そのため、32 ビット版 NPAPI プラグインは Mac のバージョン 39 以降の Chrome では動作しなくなります。

リリース スケジュール

  • Windows: 現時点では、Windows 64 ビット版のリンクからオプトインすると、公開バージョン 37 を入手できます。 
  • Mac: 2014 年 11 月に、Chrome のアップデート経由ですべてのお客様に公開バージョン 39 がリリースされます。 - 

より詳しく:
Chromium ブログでの発表
Chrome リリースブログでの発表


ビデオハングアウトのどの参加者でも、参加者を 1 人選んで全員の画面に表示するように設定できるようになりました。この機能を使用すると、話している人に自動的に画面が切り替わる機能は、参加者全員に対して無効になります。たとえば、参加者の 1 人がデスクトップ画面を共有していたりその場で何かを見せていたりするときには、そのユーザーを全員に固定表示するように設定できるため、関係のない画面が表示されるようなことがありません。

他にプレゼンターがいない場合は、g.co/present/ を使用して同じハングアウトに参加するユーザーのうち、話をしているユーザーが自動的に [全員に固定表示] モードで参加することになります。 -

リリース方式:
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
ヘルプセンター

7 月に発表したとおり、今回のハングアウトの更新により、Android 端末や iOS 端末でハングアウト アプリを使用する際に、Google+ のプロフィールがなくても多方向のビデオハングアウトに参加できるようになります。 -

リリース方式:
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
ヘルプセンター

管理コンソールの [レポート] セクションの右上に、日付選択ツールを追加しました。これにより、レポートデータに遅延がある場合でも透明性が高まり、一部のデータが使用できない場合はデータフィードを部分的に利用できるようになります。

すべてのデータ要素が存在する最新の日付が緑の背景で表示されます(通常は今日の 2 日前)。表示されている日付が 2 日前(標準)よりも前の日付の場合は、それより後の日付を選択すると、その日付で利用可能な(遅れのない)データを確認することができます。













API の側面から見ると、データに遅延が発生した場合、API はレポートを利用できる最新の日付のデータを返します。つまり、管理者はそれより前の日付であれば選択できます。なお、一部のデータが足りない場合は、データと共に警告が返されます。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース
より詳しく:
ヘルプセンター

Google ドキュメント エディタと Google ドライブでの共有機能が、より簡単に操作できるようになりました。ファイルやフォルダを他のユーザーと共有するときに、簡単にリンクを見つけてコピーできます。

他のユーザーが自分のコンテンツにアクセスできるようにするには、青い [共有] ボタンをクリックします(またはドライブでファイルやフォルダを選択してから、人の形のアイコンをクリックします)。ポップアップ ウィンドウが現れ、右上に新しい [共有可能なリンクを取得] ボタンと灰色のアイコンが表示されます。[共有可能なリンクを取得] を 1 回クリックするだけで、ファイルへのリンクが表示され、アイコンが灰色から緑色に変わります(ファイルが閲覧のみ可能な権限で共有されたことを示します)。

リンクを知らせる相手にファイルの閲覧以上の操作(コメントや提案、編集など)を許可する場合は、ドロップダウン メニューで [閲覧者] から [コメント可] や [編集者] に変更します。またこれまでのように、特定のユーザーだけにファイルの閲覧、コメント、編集の権限を与えたい場合は、そのユーザーのメールアドレスを入力すれば、それぞれのユーザーにリンクが送信されます。この場合、このリンクを使用してファイルにアクセスできるのは、指定したユーザーのみです。

リリース方式:
早期リリース(段階的に展開)。即時リリースに展開し終えた 2 週間後に計画的リリースでも提供予定

より詳しく:
ドライブブログの投稿
ヘルプセンター

多くの企業や組織では、EAP-TLS 802.1x WLAN や有線ネットワークへのアクセスに、クライアント証明書が必要です。また、相互 TLS で保護されたウェブリソースへのアクセスでも同様です。

今回提供する機能を使うと、多くのデバイスの証明書の作成と管理をより簡単にできるようになります。また、各種機能拡張がさまざまな登録プロトコルとワークフローに対応できるよう、API も提供する予定です。同時に、秘密鍵が TPM で保存され、そのデバイス以外には送信されないことも保証されます。

拡張機能をプッシュしたり EAP-TLS ネットワーク設定を指定したりするには、管理コンソールから操作します。

リリース方式: 
早期リリースと計画的リリース

より詳しく:
Chrome 搭載デバイスのクライアント証明書を管理する