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この記事は 3 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


昨年、管理者向けの新しいリソースとして G Suite の最新情報のページを開設いたしました。 こちらのページをぜひ定期的にご覧いただき、G Suite の最新のリリース情報をご確認ください。

フィードバックもお待ちしています
 

この記事は 3 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


The Keyword に同じ内容が投稿されています)

セキュリティ ツールは大規模に展開、管理して初めて効果的に脅威を阻止しますが、こうしたツールを組織の全員に定着させることができるかどうかはツールの使いやすさにかかっています。そのため G Suite では、IT 管理者がアクセス管理、端末制御、コンプライアンス確保、データの安全性維持を簡単に行えるようにすることを常に目指してきました。

Google は本日、Google Cloud のお客様がセキュリティ管理をさらに強化、拡張できるよう、20 以上のアップデートを発表(英語)いたしました。これらの機能の多くは G Suite でデフォルトで有効になっているため、組織に対する適切な保護を確実に実装できます。また、ほとんどの場合はユーザー側の設定は不要です。その機能の概要を以下に説明します。

1. 新しい高度なフィッシング対策機能でユーザーや組織を保護

Google は数十億もの脅威の兆候に機械学習(ML)を適用し、進行中のフィッシング攻撃の可能性をすばやく特定するようにモデルを進化させています。これらの自動学習型 ML モデルからの情報を利用して疑わしいコンテンツを報告します。さらに、アップデートされたフィッシング セキュリティ管理機能により、Google が推奨する最新の防御機能(内容更新中)が自動的に有効になります。

新しい保護機能では以下が可能です。
  • 暗号化されたファイルが添付されていたりスクリプトが埋め込まれていたりするなど、信頼できない送信者からのメールを自動的に報告する。
  • 従業員になりすまそうとしているメールや自社のドメインに似たドメインから送られてきたメールに対して警告する。
  • 認証されていないメールを報告することで、スピア フィッシング攻撃に対する保護を強化する。
  • 画像でフィッシングの兆候をスキャンし、短縮 URL を展開して悪質なリンクを検出する。
この保護機能を導入すると、99.9% 以上のビジネスメール詐欺(たとえば誰かが幹部になりすまして機密情報を取得しようとメールを送信した場合など)を自動的に迷惑メールフォルダに移動したり、報告と同時にユーザーに警告を表示したりすることができます。


G Suite 管理者は G Suite アップデート ブログの関連する投稿で詳細をご確認ください。

2. デフォルトで有効になっているモバイル管理機能を使ってモバイル端末の管理を強化

モバイル端末などのエンドポイントの保護は、企業がデータの安全性を確保するための効果的な方法の 1 つです。G Suite のエンタープライズ級のモバイル管理ソリューションでは、すでに 700 万台を超える端末が管理されています。新しいプロアクティブなセキュリティ設定により、G Suite にアクセスするモバイル 端末の基本的な管理は自動的に有効になります

つまり、従業員は iOS 端末や Android 搭載端末にプロファイルをインストールする必要がありません。さらに、管理者には以下のセキュリティ管理機能もご利用いただけます。
  • 企業データにアクセスしている端末を 1 つのダッシュボードで確認する。
  • パスコードを必須にし、Android と iOS の指定アカウントのワイプを使って機密データを消去する。
  • Android デバイス搭載端末と iOS 端末を自動的に保護する。ユーザーによる操作や端末のプロファイルは不要。 
G Suite 管理者は G Suite アップデート ブログの関連する投稿で詳細をご確認ください。
さらに、企業がユーザー、アプリ、端末を一元管理できる Cloud Identity(英語) のアップデートもリリースしました。Cloud Identity には、ユーザー ライフサイクル管理、アカウント セキュリティ、SSO、堅牢な端末とアプリ管理、統合レポートが含まれています。ぜひご確認ください。


3. 潜在的な脅威に先手を打つために可視性とインサイトを強化

クラウドで運用を行う IT 管理者は、運用における脅威やギャップがセキュリティ インシデントになる前に阻止するためのツール、可視性、補助的なインサイトを求めています。そのため Google では、今年の初めに G Suite のセキュリティ センター導入しました。セキュリティ センターは、組織、データ、ユーザーの保護に役立つ Google からのセキュリティ分析、実用的なインサイト、推奨されるベスト プラクティスをまとめたツールです。

今回のアップデートでは、G Suite のセキュリティ センターに次のような追加機能が導入されました。
  • OAuth アクティビティとビジネスメール詐欺(BEC)の脅威を示すための新しいセキュリティ グラフ。リンクを含んでいない場合があるフィッシング メールを特に重視しています。
  • 新しいモバイル管理グラフ。このグラフは IT 管理者がアクティビティ分析を確認するのに役立ちます。また、端末がハイジャックやルート権限取得、脱獄された日時や、その他の疑わしいアクティビティが検出された日時が表示されます。
  • 組織にとって最も重要なものを重視するようにダッシュボードを整理する方法。
  • 組織のセキュリティ健全性を分析し、セキュリティ キーの導入やフィッシング詐欺対策に関するカスタム アドバイスを得る方法。

G Suite セキュリティ センターを初めてご利用になる場合、まずはこちらの手順をご確認ください。セキュリティ センターにアクセスできるのは、G Suite Enterprise ライセンスをお持ちの管理者だけです。

4. チームドライブに組み込まれた保護機能と管理機能

企業は膨大な量のコンテンツを共有、保存しており、こうしたデータを保護し続けるためには、さらに多くの管理者向けの機能が必要です。そのため Google では、チームドライブに新しいセキュリティ管理機能を導入し、より多くの方法で機密性の高いコンテンツを保護できるようにしました。Information Rights Management(IRM)の管理機能でデータを保護できるようになったため、自社のアイデアが無断で使用されないという安心感が得られます。

一部のアップデートには、チームドライブの設定を次のように変更する機能が含まれています。
  • ファイル アクセス権限をチームドライブのメンバーやご利用のドメイン内のユーザーのみに制限します。
  • IRM の管理機能を追加して、ユーザーがチームドライブ内のファイルを印刷、ダウンロード、コピーできないようにします。
チームドライブ向けのこれらの新しいセキュリティ機能は、数週間以内に展開される予定です。リリース時期については、G Suite アップデート ブログG Suite リリース カレンダーで最新情報をご確認ください。

使ってみる

フィッシング対策機能とモバイル管理機能は G Suite のすべてのバージョンでご利用いただけます。また、チームドライブ管理機能は数週間後に利用可能になる予定です。G Suite Enterprise をご利用のお客様は、管理コンソールでセキュリティ センターにアクセスできます。

この記事は 3 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



このたび、G Suite に新しいデータ保護機能がいくつか追加されました。以前のブログ投稿(英語) でお知らせしたとおり、これにはフィッシングと不正なソフトウェアに対する高度な保護機能が含まれています。これらの新しい設定と組織への展開については、下記の説明をご覧ください。

今回のリリースにより、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [Gmail] > [安全性] に次の新しい設定が表示されるようになります。各設定は有効、無効にしたり、カスタマイズしたりできます。

[添付ファイル] セクション:
 
  • 信頼できない送信者から送られる暗号化された添付ファイルに対する保護機能
  • 信頼できない送信者から送られる、スクリプトを含む添付ファイルに対する保護機能

[リンクと外部画像] セクション:
  • 短縮 URL により隠されたリンクを特定
  • リンク先の画像をスキャン
  • 信頼できないドメインへのリンクをクリックした場合に警告メッセージを表示

[なりすましと認証] セクション:
  • 類似したドメイン名に基づくドメインのなりすましに対する保護機能
  • 従業員名のなりすましに対する保護機能
  • 受信メールによるドメインのなりすましに対する保護機能
  • 未認証メールに対する保護機能 

ドメインの設定によっては誤検知が発生する可能性があるため、既存のお客様については、こうした設定の大部分がリリース時点ではオフになっています。ただし、盤石なセキュリティ保護を実現するために、下記の設定については 2018 年 4 月 4 日になると自動的にオンになります
  • 短縮 URL により隠されたリンクを特定
  • リンク先の画像をスキャン
これらの設定を 4 月 4 日に自動的にオンにしたくない場合は、事前に設定の無効化やカスタマイズを行う必要があります。

これらの新しい設定については、ヘルプセンター(翻訳中) で詳細をご確認ください。

G Suite Enterprise をご利用の場合は、これらの設定に関するグラフを G Suite セキュリティ センターでご確認いただけます。また、これらの設定がオンになっていないと、セキュリティの状況ページに警告が表示されるようになります。

リリースの詳細
リリース方式:
すべての設定につき、即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2018 年 3 月 21 日)。[短縮 URL により隠されたリンクを特定] と [リンク先の画像をスキャン] の設定は、事前に無効化やカスタマイズを行った場合を除き、2018 年 4 月 4 日に自動的に有効になります

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象(セキュリティ センターにアクセスできるのは G Suite Enterprise のお客様のみ)

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: フィッシングと不正なソフトウェアに対する高度な保護機能 (翻訳中)
キーワード: デフォルトオンの新しいフィッシング対策機能と管理設定で G Suite のお客様を保護(英語)

この記事は 3 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

このたび、G Suite に新しいデータ保護機能がいくつか追加されました。以前のブログ投稿(英語)でお知らせしたとおり、これにはデフォルトでオンになるモバイル基本管理設定が含まれています。この新しい設定と組織への展開については、下記の説明をご覧ください。

Android や iOS 搭載端末をユーザーが仕事で使用している場合は、追加のセキュリティ対策としてモバイル端末の管理設定をオンにできます。

この設定を一度もオンにしたことがない場合は、年末までに、ご利用のドメインのモバイル基本管理設定が自動的にオンになります。オンになると、端末にパスコードや画面ロックを設定していないユーザーは、G Suite アプリにアクセスする前にこれらの設定を求められるようになります。

この変更のタイミングを管理するには、次の 3 つの手順のうちのいずれかを行います。

  1. モバイル基本管理設定を今すぐオンにして、ユーザーの端末にパスワード設定を強制適用する。
  2. モバイル基本管理設定を今すぐオンにして、ユーザーの端末にはパスワード設定を強制適用しない
  3. モバイル管理設定を一旦オンにし、すぐにオフにする。 この操作を行うと、モバイル基本管理設定が自動的にオンになることを防げます。

上記のいずれかの手順を行うと、どのような場合でも、パスコードと画面ロックが自動的に強制適用されることはなくなります。

今回のリリースについては、次の点にご留意ください。

  • モバイル端末の基本管理設定、詳細管理設定、カスタム管理設定のいずれかを以前に組織でオンにしていた場合は、今回のリリースによってユーザーが影響を受けることはありません
  • 今回のリリースは、サードパーティ製の企業向けモバイル管理(EMM)プロバイダを利用している組織にも適用されます。ただし、お使いの EMM の動作には何ら影響はありません。
  • Google Sync 経由で同期しているモバイル端末は今回の変更の影響を受けず、パスコードや画面ロックが強制適用されることはありません。
  • メールを IMAP 経由で同期していて、G Suite のネイティブ アプリ(Gmail など)を使用していないユーザーは、今回の変更の影響を受けません。また、そうしたユーザーの端末にパスコードや画面ロックが強制適用されることはありません。

Google モバイル管理の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。


リリースの詳細

リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2018 年末までに実施)

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: モバイル端末の管理をオンまたはオフにする
ヘルプセンター: モバイル管理機能の比較
The Keyword: デフォルトオンの新しいフィッシング対策機能と管理設定で G Suite のお客様を保護(英語)

この記事は  3 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Meet をご利用いただくと、G Suite ユーザー同士がいつどの端末からでもコミュニケーションを取れるようになります。ただし、iOS ユーザーのアカウントで Meet が有効になっていないと、そのユーザーは招待された会議には参加できますが、会議を作成することはできません。このため、このようなユーザーが iOS 版 Meet アプリを初めて開いたときに次のメッセージが表示されるようにして、会議を作成できないことをお知らせする予定です。




「ご利用のアカウントでは、Meet を使用して他のユーザーの会議に参加することはできますが、会議を作成することはできません。会議を作成するには、Meet が有効になっている G Suite アカウントをご利用ください。」

このメッセージはウェブ版にはすでに表示されるようになっています。このメッセージは主に G Suite 以外のユーザー アカウントを対象としたものですが、ドメインや組織部門で Meet が有効になっていないチームのメンバーから G Suite 管理者の方に問い合わせがくることも考えられます。

リリースの詳細

リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨


より詳しく
ヘルプセンター: Hangouts Meet を管理する

この記事は 3 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい Google サイトを使用すると、簡単かつ洗練された方法でウェブサイトを作成できます。サイトを目立たせるために、ファビコン(ブラウザのタブやブックマーク リストに表示されるアイコン)をサイトに合わせてカスタマイズできるようになりました。これにより、閲覧者がサイトを認識しやすくなります。また、ブランディングの強化にも役立ちます。
 


新しい Google サイトでカスタム ファビコンを追加する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースは今後 2 週間以内に展開予定。

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: テキストや画像を追加、編集する

この記事は 3 月 12 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

シングル サインオン(SSO)を使用すると、企業向けクラウド アプリケーションのどれか 1 つにログインするだけで、その他のアプリケーションもすべて利用できるようになります。管理者であれば、管理コンソールへの SSO アクセスも可能です。Google のサービスは、企業でよく利用されている SSO 標準プロトコルの OpenID Connect と SAML に対応しています。すでに多くのサードパーティ製アプリケーションが、Google のサービスとの SSO 機能連携に対応しています。今回、以下の 25 個のアプリケーションと新たに SAML で連携できるようになります。
 
  • Adobe Sign(旧 EchoSign)
  • AppDynamics
  • Apteligent
  • Artifactory Cloud
  • Autotask Workplace
  • BetterWorks
  • Bugcrowd
  • Cisco Umbrella(旧 OpenDNS)
  • CloudHealth
  • DigiCert
  • Egencia
  • Engagedly
  • Envoy
  • Freshservice
  • inContact
  • Kapost
  • LearnCore
  • Lifesize
  • Namely
  • PeopleHR
  • Reflektive
  • RightScale
  • Robin
  • Skyhigh
  • UserVoice
 
Google サービスとの連携に対応するアプリケーションの一覧とインストール手順については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

G Suite では、SAML 準拠の連携対応アプリケーションのほかに、「カスタム SAML アプリケーション」のインストールにも対応しています。つまり、SAML に準拠しているサードパーティ製アプリケーションであれば、管理者が任意のものをインストールできます。連携対応アプリケーションの利点は、より簡単にインストールできることです。カスタム SAML アプリケーションのインストールの詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

操作:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: SAML を使用した SSO 連携の設定(内容更新中)

この記事は 3 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

昨年、管理者向けの新しいリソースとして G Suite の最新情報のページを開設いたしました。 こちらのページをぜひ定期的にご覧いただき、G Suite の最新のリリース情報をご確認ください。

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この記事は 3 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

メールの整理に役立つ機能として、ウェブ版と iOS 版の Gmail では、未読メール、重要なメール、スター付きのメールをそれぞれ先頭にする機能や優先トレイなど、受信トレイを並べ替えるためのさまざまなオプションが用意されています。多くのユーザーがスマートフォンでメールを利用していることから、これらのオプションが Android 版 Gmail アプリにも追加されました。

今後は、ウェブ版で Gmail アカウントに特定の受信トレイの種類を選択した場合、同じメール構成が Android アプリにも表示されるようになります。たとえば、未読メールを受信トレイの上部に、その他のメールを下部に表示するよう選択した場合は、Android 版 Gmail でもメールが同様に並び替えられた状態で表示されます。

Android 搭載スマートフォンの Gmail アプリから直接、受信トレイの種類を変更することもできます([設定] > [受信トレイの種類])。ここで設定した受信トレイの種類は、ウェブ版と iOS 版の両方にも反映されます。
 
 

この変更によって、どこで(どのデバイスで)メールを確認しても、常に重要な情報を把握できるようになります。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
Help Center: Gmail の受信トレイのレイアウトを変更する

この記事は 3 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

利用状況に関するデータや皆さまからのフィードバックを踏まえ、ウェブ版の Google ドキュメント エディタのメニューを一部変更します。12 月1 月2 月 (英語) に行った変更と同様の変更を行うほか、メニュー アイテムを見つけやすくします。

Google ドキュメントと Google スライドのメニューに影響する変更:
  • [表示形式] メニューにある文字書式のオプション(太字、斜体、フォントサイズなど)が、新しい [テキスト] サブメニューに移動します。

Google スライドのメニューにのみ影響する変更:
  • [表] メニューが削除されます。表を追加または削除するオプションは、[挿入] メニューに表示されます。表の形式に関するオプションは、[表示形式] メニューに表示されます。
  • [スライド] メニューにある、スライドを移動するための 4 つのオプションは、新しい [移動] サブメニューに移動します。
  • [配置] メニューにある [左右に配置] と [上下に配置] は、新しい [整列] サブメニューに移動します。
Google ドキュメントのメニューとツールバーにのみ影響する変更:
  • ツールバーにあるテキストの色とハイライトの色は、それぞれ別のコントロールに分けられます。
  • ツールバーの [画像の挿入] に新しいオプションが追加されます。
  • [表] メニューが削除されます。表を追加または削除するオプションは、[挿入] メニューに表示されます。表の形式に関するオプションは、[表示形式] メニューに表示されます。
すべてのドキュメント エディタのメニュー(Google ドキュメント、スライド、スプレッドシートを含む)に影響する変更:
  • [挿入] メニュー内のアイテムが並べ替えられます。

上記の変更は、各サービスのウェブ版のメニュー表示にだけ適用されます。キーボード ショートカットやヘルプメニューの検索ボックスでは、すべてのアイテムをこれまでどおり利用できます。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースには今後 2 週間以内に展開予定

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: Google ドキュメントのキーボード ショートカット
ヘルプセンター: Google スライドのキーボード ショートカット
ヘルプセンター: ドキュメント エディタのトップページ

リリース カレンダー(英語)
リリースの詳細のカテゴリ
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更新情報の RSS フィードを購読する

この記事は 3 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite では、これまでになく簡単に効率的かつ効果的な共同編集を行えるようになります。共同編集では、いつどのように共同編集者をフォローアップするかを判断することが重要です。Google は、この判断をサポートするアクティビティ ダッシュボードを Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドに導入します。この機能を使用すると、編集アクセス権を持つユーザーは、誰が、いつファイルを閲覧したかを確認することができます。
 


たとえば、アクティビティ ダッシュボードでは、同僚がファイルを閲覧したかどうかを確認したり、ファイルの更新時にアラートを送信したりできます。また、アカウント マネージャは、送信済みの資料をパートナーが閲覧したかどうかに応じて、パートナーにとって最適なフォローアップ方法を判断することができます。

3 月 7 日より、G Suite 管理者は、新しい Google 管理コンソールにアクセスして、ドメインまたはドメイン内の組織部門(OU) のアクティビティ ダッシュボードを制御できるようになります。エンドユーザーは、3 月 21 日から Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドでアクティビティ ダッシュボードを利用できるようになります。詳しくは、下記の「リリース スケージュール」をご覧ください。

ユーザーの閲覧データが表示されるタイミング

ファイルのアクティビティ ダッシュボードには閲覧データが表示されます。閲覧データとは、誰が、いつファイルを閲覧したかに関する情報です。ダッシュボードに表示される閲覧データは、組織の Google 管理コンソールの設定とユーザー各自の設定によって異なります。
 
  • 管理者は、組織のユーザーの閲覧データをアクティビティ ダッシュボードに表示するかどうかを決定できます。具体的には、組織のユーザーの閲覧データを表示する、非表示にする、または組織内でのみ表示するのいずれかを選択できます。詳しくは、下記の「組織のアクティビティ ダッシュボードの設定を確認して変更する」をご覧ください。
  • 管理者が組織で閲覧データを表示できるように設定している場合でも、ユーザーは各自のプライバシー設定で、自分の閲覧データをアクティビティ ダッシュボードに表示しないよう選択することができます。管理者が組織の閲覧データを表示しないように設定している場合、エンドユーザーは自分の閲覧データを共有することはできません。詳しくは、下記の「アクティビティ ダッシュボードのエンドユーザー コントロール」を参照してください。

ファイルへの編集アクセス権を持ち、ファイルの所有者と同じドメインに属しているユーザーは、そのファイルのアクティビティ ダッシュボードを表示して、そのファイルの閲覧データをすべて確認できます。

組織のアクティビティ ダッシュボードの設定を確認して変更する

Google 管理コンソールで、アクティビティ ダッシュボードの管理コントロールを利用できるようになりました。管理コントロールには 3 つの項目があります。
  • オン: ユーザーのすべての閲覧情報がアクティビティ ダッシュボードに表示されます。ただし、ユーザーが自分の閲覧情報を非表示に設定している場合、そのユーザーの閲覧情報は表示されません。
  • オン - ドメイン内のみ: ユーザーの閲覧情報は、ドメイン内のユーザーが所有するファイルについて、ドメイン内のユーザーのアクティビティ ダッシュボードにのみ表示されます。ただし、ユーザーが自分の閲覧情報を非表示に設定している場合、そのユーザーの閲覧情報は他のユーザーには表示されません。ドメイン内のユーザーの閲覧情報は、他のドメインのユーザーが所有するファイルの閲覧情報を表示するアクティビティ ダッシュボードには表示されません。
  • オフ: ユーザーの閲覧情報はどのファイルのアクティビティ ダッシュボードにも表示されません。外部ユーザーのアクティビティ ダッシュボードの設定によっては、内部ユーザーのファイルを外部ユーザーが閲覧したかどうかを内部ユーザー自身が確認できる場合もあります。
 
組織の設定を変更する方法については、アクティビティ ダッシュボードに関する管理者向けのヘルプセンターの記事をご覧ください。

: アクティビティ ダッシュボードとその設定は、G Suite ドライブの監視ログに収集されるデータには影響しません。

アクティビティ ダッシュボードのエンドユーザー コントロール

アクティビティ ダッシュボードがユーザー向けにリリースされる際には、その機能とコントロール オプションについて説明する通知が Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドに表示されます。ファイルの閲覧情報は、ユーザーがこの通知を確認した後にのみアクティビティ ダッシュボードに表示されます。通知を確認しなければ、アクティビティの情報は表示されません。
 


すべてのユーザーはプライバシー設定にアクセスして、アクティビティ ダッシュボードに自分の閲覧情報を表示させるかどうかをいつでも制御できます。この制御に関する詳細および設定の変更方法については、アクティビティ ダッシュボードに関するユーザー向けのヘルプセンター記事をご覧ください。

リリース スケジュール

現在、Google 管理コンソールでは、アクティビティ ダッシュボードの設定をすでにご利用いただけます。ユーザー向けのアクティビティ ダッシュボードは 2 週間以内にご利用いただけるようになります。
 
  • 即時リリース方式を利用するドメインのエンドユーザーは、3 月 21 日までアクティビティ ダッシュボードをご利用いただけません。アクティビティ ダッシュボードは段階的に展開されるため、即時リリース方式を利用するすべてのドメインでこの機能にアクセスできるようになるまでに、この日付から最長で 2 週間かかる場合があります。
  • 計画的リリース方式を利用するドメインのエンドユーザーは、4 月 9 日までアクティビティ ダッシュボードをご利用いただけません。アクティビティ ダッシュボードは段階的に展開されるため、すべてのドメインでこの機能にアクセスできるようになるまでに、この日付から最長で 2 週間かかる場合があります。


この機能について詳しくは、ユーザーがアクティビティ ダッシュボードを使用、制御する方法に関するヘルプセンターの記事と、アクティビティ ダッシュボードに関する G Suite 管理者向けのヘルプセンターの記事をご覧ください。

Google は、ファイルのアクティビティに関するさらに多くのインサイトを提供する機能や、共同編集者がアクティビティ ダッシュボードから直接連絡を取り合えるようにする機能を継続的に追加する予定です。

リリースの詳細
リリース方式:
  • 即時リリース方式と計画的リリース方式をご利用のドメインでは、本日より Google 管理コンソールでアクティビティ ダッシュボードの設定をご利用いただけます。
  • ユーザー向けのアクティビティ ダッシュボード機能は、即時リリース方式を利用するドメインでは 2 週間以内、計画的リリース方式を利用するドメインでは 5 週間以内にご利用いただけるようになります。

エディション
  • アクティビティ ダッシュボードへのアクセス: G Suite Business、Enterprise、Education、Nonprofit のエディションでのみご利用いただけます。ユーザーは編集アクセス権を持つファイルのアクティビティ ダッシュボードを表示できます。
  • アクティビティ ダッシュボードの閲覧データの表示: アクティビティ ダッシュボードには G Suite のすべてのエディションのユーザーに関する閲覧データが表示されるため、すべてのユーザーはアクティビティ ダッシュボードのプライバシー設定で自分の閲覧データを表示するか、非表示にするかを選択できます。

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター(管理者): ユーザーにファイルのアクティビティ(アクティビティ ダッシュボード)が表示されるようにする
ヘルプセンター(ユーザー): Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドのファイルを閲覧したユーザーを確認する

この記事は 3 月 5 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

サポート対象のサードパーティ製アプリケーションに対して自動プロビジョニングを有効にすると、G Suite で作成、変更、削除されたユーザーはすべて、サードパーティ製アプリケーションでも自動的に追加、編集、削除されます。複数のサードパーティ SaaS アプリケーション間でユーザーを管理する手間が省けるため、この機能は管理者の方々より大変ご好評をいただいています。

そこでこのたび、次の 4 つの新しいアプリケーションに対する自動プロビジョニング サポートを追加しました。
  • Kudos 
  • 15Five 
  • Rollbar 
  • Honey 
G Suite for Education、G Suite Business、G Suite Enterprise をご使用の場合は、サポート対象のすべてのアプリケーションでユーザーの自動プロビジョニングを有効にできます。G Suite Basic、G Suite for Government、G Suite for Nonprofits をご使用の場合は、サポート対象のリストに記載されているアプリケーションから 3 つまで自動プロビジョニングを設定できます。自動プロビジョニングの設定方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション

  • G Suite for Education、G Suite Business、G Suite Enterprise をご使用の場合は、サポート対象のすべてのアプリケーションで自動プロビジョニングを有効にできます。
  • G Suite Basic、G Suite for Government、G Suite for Nonprofits をご使用の場合は、3 つまでのアプリケーションで自動プロビジョニングを有効にできます。


展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ユーザーの自動プロビジョニング
ヘルプセンター: SAML を使用した SSO 連携の設定

この記事は 3 月 5 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


G Suite は常にファイルを作成、共有するチームが共同作業できるように作られたサービスです。しかしファイルの数が数百や数千ともなれば、後から目的のファイルを見つけるのは難しくなります。 そこで、Google ドライブではあなたと共有されているファイルを容易に見つけられるように改善を図っています。

[共有アイテム] セクションにはあなたと共有されているファイルが表示されます。Google ドライブではこのセクションをインテリジェントに整理しようとしています。共有されているファイルと一緒に、そのファイルをあなたと共有した人の名前も表示されるようになります。ドキュメントはクリックするだけですぐに開くことができます。


これまで、ドライブでコンテンツを検索する最も一般的な方法はオーナーごとにコンテンツを検索することでした。新しいインターフェースでは人工知能を活用し、あなたが最も探していると思われる人とファイルを予測して目立つように表示します。これにより、探しているファイルをより迅速に見つけることができれば幸いです。

システムがユーザーの利用方法を学習するにつれて、予測が改善されていきます。ドライブで、より容易にファイルを見つけて効率よく共同作業していただけるように、他にも多くの機能で人工知能と機械学習を活用していく予定です。どうぞご期待ください。



リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースは今後 2 週間以内に展開予定

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
すべてのユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 共有アイテムを探す

この記事は 3 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

この記事は 2 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

 Google は、組織の効果的で効率的なコラボレーションを支援するための新しい G Suite サービスと機能を先日発表いたしました。この発表の一環として、Hangouts Chat をコアサービスとして導入しました。以下に、管理者の方を対象に Hangouts Chat の詳細についてご説明いたします。
Hangouts Chat サービスは、新しいサービスを手動で有効にすることを選択している場合を除き、デフォルトでオンになります。ウェブで Hangouts Chat の使用を開始するには、https://chat.google.com にアクセスします。アプリを PC またはモバイル端末にダウンロードするには、https://get.google.com/chat にアクセスします。
注意:
  • 現在、チャットの履歴を強制的にオフにしている場合、新しいサービスを有効にするかどうかの設定に関係なく、管理コンソールで Hangouts Chat を能動的に有効にする必要があります。チャットの「チャットルーム」の会話では、設定に関係なく常にチャットの履歴が保持されるため、サービスを有効にする前にこれを理解することが重要です。
  • 同じ組織部門(OU)の中で従来のハングアウトと新しい Hangouts Chat の両方が有効になっている場合、参加者が従来のチャットと新しい Chat を組み合わせて使用するチャットでは従来のハングアウトの履歴のオン / オフ設定が使用されます。チャット参加者の OU が異なり履歴設定が別の場合、チャットの会話は作成できません。両方のサービスのチャットの履歴の設定をご確認ください(詳しくはこちら)。
  • ドメインで Hangouts Chat の早期導入プログラムに参加されていた場合は、その設定が維持されます。この設定には、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [Hangouts Chat] からアクセスできます。
Hangouts Chat は従来のバージョンのハングアウトと互換性があり、従来のハングアウトも引き続きご使用いただけるので、組織内のどのユーザーからのメッセージも確実に受け取ることができます。すべての 1 対 1 のダイレクト メッセージは、デフォルトで Hangouts Chat と従来のハングアウトの間で双方向に転送されます。
また、Hangouts Chat を使用するために Vault のサポートが必要な場合は、そのリリースの詳細についての投稿(内容更新中)をご覧ください。
ご不明な点がございましたら、スタートガイド(内容更新中)またはヘルプセンターをご利用ください。
リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:
Government を除く G Suite のすべてのエディションが対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)
対象:
すべてのエンドユーザー
対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨
より詳しく
ヘルプセンター: Hangouts Chat をオンまたはオフにする
ヘルプセンター: Hangouts Chat にログインする
ヘルプセンター: bot について
The Keyword: New ways to help teams work faster and smarter with G Suite
The Keyword: Move projects forward from one place—Hangouts Chat now available
The Keyword: Meet the new Hangouts
G Suite アップデート: Google Vault support for Hangouts Chat

この記事は 2 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google は、組織の効果的で効率的なコラボレーションを支援するための新しい G Suite サービスと機能を先日発表いたしました。その一環として、Google Vault において Hangouts Chat がサポートされることをお知らせいたしました。この件について管理者の方を対象として、以下にご利用の開始方法の詳細を説明いたします。

新しくリリースされた Hangouts Chat は、チームで簡単にコラボレーションできるインテリジェントで安全なツールです。企業向けのソリューションである Hangouts Chat では、Google Vault の完全サポートのほか、統制管理のための機能が提供されるため、G Suite の管理者が組織のデータに必要な管理、保護を行えます。Google Vault は、電子情報開示やコンプライアンスのニーズを満たすために役立てられる便利なツールです。

Hangouts Chat のメッセージに保持ポリシーを設定する
G Suite の管理者は、直接送信されたメッセージ、チャットルームで送信されたメッセージなど、すべての Hangouts Chat メッセージに適用される保持ポリシーを設定できるようになりました。

ドメイン内のすべてのユーザーに適用されるデフォルトのルールを設定できます。無期限の保持ポリシーを設定してメッセージの消去を防いだり、一定期間を過ぎるとファイルが消去されるよう設定したりできます。デフォルトのルールは、ダイレクト メッセージ、チャットルームでのメッセージを含む、ドメイン内のすべてのメッセージに適用されます。

特定の組織部門(OU)に対してカスタム保持ルールを設定することもできます。この場合、適用対象をダイレクト メッセージのみにすることも、すべてのチャットルームにすることもできます。対象をすべてのチャットルームにした場合、チャットルームでの会話にのみ適用されます。このように設定することで、ダイレクト メッセージとチャットルームのメッセージのライフサイクルを別々に管理できます。カスタムルールはデフォルトのルールよりも優先されます。1 つのメッセージに複数のカスタムルールが適用される場合は、保持期間が最も長いルールが優先されます。
Hangouts Chat のメッセージに訴訟のための記録保持(リティゲーション ホールド)を設定する
従業員の Hangouts Chat での会話に対し、保持ポリシーだけでなく、訴訟のための記録保持(リティゲーション ホールド)も設定できるようになりました。ダイレクト メッセージか、チャットルームでのメッセージかを問わず、設定することができます。

この設定を行うと、保持対象のユーザーが参加者となっている(メッセージの送信者である)チャットルームの会話や、保持対象のユーザーがメンバーとなっている(メッセージの送受信者である)ダイレクト メッセージが保存されます。これは、ユーザーがメッセージを削除したかどうかに関係なく行われます。記録保持(リティゲーション ホールド)の適用対象となっているユーザーがメッセージを削除すると、メッセージはそのユーザーに対しては削除済みとして表示されますが、記録保持が解除されるまで Vault から確認できます。記録保持は常に保持ルールよりも優先されます。
チャット コンテンツの検索、プレビュー、書き出し
この他に、従業員の Hangouts Chat メッセージの検索、プレビュー、書き出しもできるようになりました。その結果、Hangouts Chat のダイレクト メッセージやチャットルームに保存されたコンテンツに対し、他の G Suite サービス(Gmail やドライブなど)に使っているのと同じ電子情報開示プログラムを適用することができます。
Hangouts Chat が Vault に対応したことが、組織で法的義務やアーカイブのニーズを満たす際にどう役立つかについて詳しくは、Vault のヘルプセンターをご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Education が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: Google Vault
ヘルプセンター: サポートされるデータタイプ
The Keyword: New ways to help teams work faster and smarter with G Suite
The Keyword: Move projects forward from one place—Hangouts Chat now available
G Suite Updates: Hangouts Chat now generally available

この記事は 2 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google は、組織の効果的で効率的なコラボレーションを支援するための新しい G Suite サービスと機能を先日発表いたしました(英語)。その発表の一環として、Google カレンダーに会議室の自動提案を導入しました。この機能は、今後数か月以内に G Suite のすべてのエディションでリリースされます。以下に、管理者の方を対象に会議室の自動提案機能の詳細についてご説明いたします。

このツールは、参加者のビルディングや階、予約履歴、音声機器またはビデオ機器の要件、会議室の収容人数の要件に基づいて各参加者に最適な会議室を自動的に提案します。この機能を有効にするには、管理者は、詳細な会議室情報をカレンダーに追加する必要があります。G Suite 管理者はこのリソースを参照して、組織の会議室情報をカレンダーに追加する方法を詳しく理解することができます。

リリース時期が近づいて来ましたら、ユーザーの主な職場をユーザー プロフィールに追加する方法など、この機能を有効にする方法の詳細についてお知らせいたします。詳細については、G Suite アップデート ブログをご確認ください。

リリースの詳細
エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: リソースの更新による表示、検索、ブラウジングへの影響
The Keyword: New ways to help teams work faster and smarter with G Suite
G Suite アップデート: ウェブ版 Google カレンダーが新しくなりました

この記事は 2 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

Google は、組織の効果的で効率的なコラボレーションを支援するための新しい G Suite サービスと機能を先日発表いたしました。その発表の一環として、Google ドキュメントのクイック アクセスを導入しました。以下に、管理者の方を対象にドキュメントのクイック アクセスの詳細についてご説明いたします。

ドキュメントのクイック アクセスでは、人工知能を使用して、ドライブのアクティビティ、ドキュメントの情報などのシグナルに基づいて関連するファイルを提案します。これにより、ユーザーは最新の情報を使って作業したり、新しい資料をすばやく作成できるようになります。
ドキュメントのクイック アクセスは、Google Cloud Search が有効なドメインでのみご利用いただけます。
ユーザーの Cloud Search をオンまたはオフにする方法の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースが対象。計画的リリースには今後 2 週間以内に展開予定

エディション:
Cloud Search が有効な G Suite Business、G Suite Enterprise が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ドキュメントでコンテンツの候補を表示、使用する
The Keyword: New ways to help teams work faster and smarter with G Suite

この記事は 2 月 27 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

シングル サインオン(SSO)を使用すると、企業向けクラウド アプリケーションのどれか 1 つにログインするだけで、その他のアプリケーションもすべて利用できるようになります。管理者であれば、管理コンソールへの SSO アクセスも可能です。Google のサービスは、企業でよく利用されている SSO 標準プロトコルの OpenID Connect と SAML に対応しています。Google のサービスとの SSO 機能連携に対応しているサードパーティ製アプリの数は現在すでに 800 を超えています。

追加で 12 個のアプリケーションと SAML で連携できるようになりました。
 
  • 15Five
  • 4Me
  • Clarizen
  • Deskpro
  • Heroku
  • Hightail
  • moxtra
  • ScreenSteps
  • Targetprocess
  • Tinfoil
  • UserEcho
  • xMatters
Google サービスとの連携に対応するアプリケーションの一覧とインストール手順については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

G Suite では、SAML 準拠の連携対応アプリケーションのほかに、「カスタム SAML アプリケーション」のインストールにも対応しています。つまり、SAML に準拠しているサードパーティ製アプリケーションであれば、管理者が任意のものをインストールできます。連携対応アプリケーションの利点は、より簡単にインストールできることです。カスタム SAML アプリケーションのインストールの詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションと Cloud Identity のすべてのユーザーが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: SAML を使用した SSO 連携の設定(内容更新中)

この記事は 2 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


Google では、引き続き Jamboard 全体に新機能を追加しています。Jamboard の最新リリースでは、端末と Jamboard アプリの両方を対象に新機能がいくつか追加され、より簡単かつ効率的にアイデアを生み出せるようになりました。管理者がドメイン内の Jams の所有権を管理できる新しい機能も追加されています。


AutoDraw
今月初めにお知らせ(英語)したとおり、Google では Jamboard に AutoDraw を追加しました。AutoDraw は Jamboard に含まれる新しい描画ツールで、作成したスケッチを自動で検出し、画像と関連付けることができます。この機能を使用すると、アイデアをより視覚的に表現できるようになります。クリエイティブなデザイナーがクライアントと一緒に仕事をする場合や、教師と生徒が一緒に作業をする場合に便利です。


申請前の Jam の所有権共有設定
Jam が正しい所有者に割り当てられるように、申請前の Jam を申請するためのメール確認手順が追加されています。管理者がこのオプションを有効にすると、ユーザーは申請前の Jam で作業する場合、メールで所有権を確認しない限り所有者として追加されません。ユーザーは、ドメイン内の複数のメールアドレスを入力して、所有権を Jam から直接確認することができます。ユーザーは、ドキュメントの申請を行うかどうか、および最初に確認するユーザーが所有者になるかどうかを尋ねるメールを受信します。

この機能は、所有者が割り当てられる前にコンテンツが共有されるのを防止します。

管理者は、Jamboard 管理コンソールで、このドメインの設定を行うことができます(デフォルトでは、この設定はオフになっています)。


ページ番号とともに変化するアニメーション フレーム
Jamboard 端末上のフレームを変更するたびに、ページ番号とともにフレームが変化するアニメーションが表示されます。


USB カメラのサポート
ユーザーは、Jamboard キオスクの設定パネルで USB カメラを接続し、使用するカメラフィード(USB カメラまたは内蔵カメラ)を選択できます。

S/PDIF オーディオのサポート
ユーザーは、S/PDIF(端末の背面にある光オーディオ用のポート)を介してボードに外部スピーカーを接続することができます。今月リリースされた新機能や改善点の詳しい内容については、ヘルプセンターの Jamboard の新機能についての記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Basic、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Education をご利用になっているすべてのお客様が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター

この記事は2 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

昨年、管理者向けの新しいリソースとして G Suite の最新情報のページを開設いたしました。 こちらのページをぜひ定期的にご覧いただき、G Suite の最新のリリース情報をご確認ください。

フィードバックもお待ちしています
 

この記事は 2 月 22 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

ドライブ ファイル ストリームを使用すると、クラウドからファイルをパソコンに直接ストリーミングして、オフラインで利用できるファイルを選択することができます。お客様からのフィードバックに基づき、ドライブ ファイル ストリームにいくつかの便利な機能を追加しました。
  • 変更が Google ドライブ(すべてのエンドユーザー)に同期されるタイミングを制御する
  • キャッシュの場所をカスタマイズする(管理者のみ)
  • 使用帯域幅を制限する(管理者のみ)
  • ドライブ文字またはマウント ポイントをカスタマイズする(管理者のみ)

これらの機能の詳細と使用方法については、下記を参照してください。

変更が Google ドライブに同期されるタイミングを制御する

エンドユーザーは、ドライブ ファイル ストリームの同期を一時停止できます。一時停止すると、ローカルで加えた変更は Google ドライブにアップロードされなくなり、オフラインで使用可能なファイルの新しいバージョンもダウンロードされません。

同期を一時停止するには、ドライブ ファイル ストリームのメニューを開き、[その他] > [同期を一時停止] をクリックします。

キャッシュの場所をカスタマイズする

管理者は、ドライブ ファイル ストリームのコンテンツ キャッシュの場所を、接続済みの APFS、HFS+、または NTFS ファイル システム上の任意のディレクトリにカスタマイズできます。

詳細については、ヘルプセンターでドライブ ファイル ストリームの設定方法をご覧ください。

使用帯域幅を制限する

管理者は、ドライブ ファイル ストリームのアップロードとダウンロードの使用帯域幅を制限することができます。

詳細については、ヘルプセンターでドライブ ファイル ストリームの設定方法をご覧ください。

ドライブ文字またはマウント ポイントをカスタマイズする

以前のリリースでは、管理者が Windows のデフォルトのドライブ文字、macOS のマウント ポイント、およびプロキシ設定をカスタマイズできる機能を追加しました。これらの構成はユーザーレベルまたはホストレベルで設定され、ドライブ ファイル ストリームの再起動時にも保持されます。

詳細については、ヘルプセンターでドライブ ファイル ストリームの設定方法をご覧ください。

リリースの詳細

リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
必要に応じて管理者による対応およびチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ドライブ ファイル ストリームを構成する
ヘルプセンター: ドライブ ファイル ストリームのリリースノート