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この記事は12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
今年これまでに、広範囲にわたるコンテンツの分類と高度な保護が実現する 3 つの機能のベータ版のリリースについてお知らせしましたが、このたび、これらの機能の一般提供が開始されることになりました。これにより、数週間以内に Google Workspace のデータ損失防止(DLP)による自動分類機能とラベルに基づいた共有制限機能がご利用いただけるようになります。最新情報については、Google Workspace ブログにてお知らせいたします。
 
  • ドライブのラベル: ドライブのラベルは、以前にお伝えしていたドライブのメタデータ機能の名称と機能を変更したもので、管理者がこれを使用してカスタムラベル(以前の名称「メタデータ」)をドメインに設定すると、ユーザーがドライブ内のファイルにラベルを適用できるようになり、ファイルを正しく処理できます。今回、この機能の一般提供を開始いたしました。
  • Google Workspace のデータ損失防止(DLP)による自動分類機能: 自動分類機能を利用すると、組織の管理者が定義したルールと定義済みのコンテンツ検出項目に従って、ドライブのラベルを自動的にコンテンツに追加できるようになります。
    • 自動分類機能を使用すると、ラベルの利用の拡大が簡単になるだけでなく、手動分類によるエラーリスクを低減できます。また、ラベルの付いていないコンテンツに対する追加の保護機能もご利用いただけます。
    • 管理者は、DLP によって適用されたラベルをエンドユーザーが変更することを、組織の柔軟性のために許可するかどうかを制御できます。これにより、管理者は DLP ルールごとに、ユーザーの選択と管理者のポリシーにおけるユースケースのバランスを取ることができます。
  • Google Workspace のデータ損失防止(DLP)の統合によるラベルに基づいた共有制限機能: 管理者は、指定したラベルを含むすべてのファイルに共有制限機能が適用されるように設定できます。たとえば、DLP 管理者は、ユーザーが「内部」というラベルの付いたファイルを共有しようとするたびに警告が表示されるルールや、外部共有をブロックしたり、すべての「極秘」ファイルのダウンロードおよび印刷を防止したりするルールを設定できます。
 
この機能、または Google Workspace がハイブリッドな作業環境に向けてこれまでになく信頼性の高いコラボレーション機能を提供できるようサポートするその他の機能の詳細については、Google Cloud Next ‘21 でのお知らせをご確認ください。
 
対象
管理者とエンドユーザー
 
利点
強力な情報ガバナンス ポリシーの一環として、機密データに対して特別に配慮することが重要です。それにはまず、機密の知的財産、個人を特定できる情報、特別なコンプライアンス規制の対象であるデータを含む可能性のあるファイルにラベルを適用します。また、データ損失防止(DLP)の統合によって、管理者が特定のファイルの外部共有、ダウンロード、印刷を防止できるようになります。さらに、管理者がラベルを作成して、部署名、ドキュメントの種類、ステータスなどや任意の設定をすることにより、検索オプションでコンテンツを見つけやすくなります。
 
コンテンツの自動分類機能を併用すると、管理者が定義した DLP のルールや定義済みのコンテンツ検出項目に従ってドライブにラベルが自動で適用されます。このようにコンテンツの自動分類機能を利用すると、手動でのラベル適用による管理者の負担やエラーの危険性を低減し、広範囲にわたるデータを簡単に分類、保護できるようになります。
 
追加情報
管理者がラベル機能を有効にしてラベルを公開すると、あるラベルの適用が許可されているユーザーは、そのラベルをドライブ内のファイルに適用できるようになります。ラベルを適用する場合は、ドライブのコンテキスト メニュー、ドライブの詳細ウィンドウ、または Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドの [ファイル] メニューにある [ラベル] オプションを使用します。ドライブの「検索オプション」機能を使用すると、指定したラベルでアクセスできるすべてのファイルを検索できます。
 
各企業は「バッジラベル」を 1 つ使用できます。バッジラベルは、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで色付きの長方形で目立つように表示され、これらのファイルを慎重に処理するようにユーザーに視覚的に注意を促します。管理者は標準ラベルを設定することもできます。標準ラベルもポリシーの適用を促すための重要な情報として使用されますが、視覚的に目立つものではありません。
 
管理者は組織用のカスタムラベルを設定可能
 
 
 
ユーザーはドライブのファイルにラベルを追加(管理者が許可した場合)、または自動分類機能を利用可能
 
管理者はデータ損失防止(DLP)のルールを設定して特定のラベルをファイルに適用
ご利用にあたって
  • 管理者: この機能はデフォルトで無効になっていますが、ドメイン単位で有効にすることができます。各ラベルのアクセス制御はグループ単位で管理できます。ドライブのラベルを管理する方法ファイルにラベルを追加する方法 (内容更新中) について詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。ラベルの詳細についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
 
リリース スケジュール
ドライブのラベル
自動分類機能および DLP の統合によるラベルに基づいた共有制限機能
  • 数週間以内にリリースいたします。最新情報については、Google Workspace ブログにてお知らせいたします。
 
対象
ドライブのラベル
  • Google Workspace Essentials、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Nonprofits をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、Education Fundamentals、Frontline、G Suite Basic、G Suite Business をご利用のお客様は対象外
 
自動分類機能および DLP の統合によるラベルに基づいた共有制限機能
  • Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
 
関連情報

この記事は12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google ドキュメントに表をカスタマイズする方法が追加され、以下のようにカスタマイズできるようになりました。

 

  • 表のヘッダー行を固定して、すべてのページに繰り返し表示されるようにする
  • 行の途中で改ページされないように設定する
  • 列と行を簡単に追加、配置する
  • 表を並べ替えてデータを整理する
  • 表の新しいサイドバーを使用して、表のプロパティを管理する

 

詳しくは下記をご覧ください。

対象

エンドユーザー

利点

表は、ドキュメントの情報をわかりやすく表示できる優れたツールです。このたび追加された新しい機能により、表における情報の表示方法をさまざまにカスタマイズして、ドキュメントの閲覧者ができるだけすばやく情報を確認し、理解できるようにすることができます。

補足情報

表のヘッダー行を固定して、すべてのページに繰り返し表示されるようにする

表内の一つまたは複数の行を固定して、その表が含まれているすべてのページに繰り返し表示されるようにすることができます。これにより、ドキュメント上で長い表を参照する際にも、列ヘッダーを簡単に確認できます。

表のヘッダー行を固定して、すべてのページに繰り返し表示されるようにする

 

行の途中で改ページされないように設定する

 

表内の行の途中で改ページされないように設定することができます。これにより、表内の重要なコンテンツをひとまとめにして、途中から次ページに送られることがないようにできるほか、書式とレイアウトもより細かく設定できます。

行の途中で改ページされないように設定する

 

 

列と行を簡単に追加、配置する

行や列を別の位置に簡単にドラッグできるようになりました。また、行や列をすばやく新規作成できるボタンも新たに追加されました。

 

列と行の追加と配置

 

表を並べ替えてデータを整理する

表内の行を並べ替えられるようになりました。行を並べ替えても、固定したヘッダーは引き続き表の一番上に表示されます。また、表の行を並べ替えることでコンテンツが種類別にグループ化されるため、効率的にデータを視覚化、確認、整理できます。

表の新しいサイドバーを使用して、表のプロパティを管理する

 

表のプロパティをサイドバーで開いて、ドキュメントに加えられた変更をリアルタイムで確認できるようになりました。これは、ドキュメントで画像編集などを行う際に利用できる既存の機能と似ています。

表の新しいサイドバーを使用して、表のプロパティを管理する

 

ご利用にあたって

 

  • 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: ヘルプセンターで、表を追加、編集する手順をご確認ください。

 

リリース スケジュール

 

 

対象

 

  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または G Suite Business をご利用のお客様、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方

 

関連情報

 

 

ロードマップ

 

 


この記事は 12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google Meet に Cisco Webex とのビデオ会議の相互運用機能が追加されることになりました。これにより、次のことができるようになります。

 

  • Google Meet ハードウェア デバイスから Webex の会議に参加する
  • サポートされている Cisco Webex デバイスから Google Meet の会議に参加する

 

なお、Meet ハードウェアを使用して Webex の会議に参加する場合、あるいは Webex デバイスを使用して Meet の会議に参加する場合、基本的なビデオ会議機能はサポートされますが、一部の高度な機能(アンケート、ブレイクアウト ルーム、デュアルスクリーンのサポートなど)はご利用いただけない可能性があります。

この機能がリリースされると、Meet ハードウェア デバイスを使用して Webex の会議にデフォルトでダイヤルインできるようになります。管理コンソールの [Google Meet ハードウェアの設定] ページから、管理者が特定の組織部門に対してこの機能を無効にすることも可能です。

  対象
管理者とエンドユーザー
 
 
  この機能の意義
この機能を利用することで、Google Meet エコシステム外の相手とのコミュニケーションやコラボレーションをより円滑に行えるようになります。
 
 
  補足情報
今回リリースされる組み込みの相互運用機能をサポート対象デバイスでご利用いただくにあたり、追加料金は必要ありません。
 
Cisco Webex 以外との相互運用が必要な場合は、Pexip のご利用をおすすめします。Pexip を使用することで、さまざまなサードパーティ製ビデオ会議ハードウェアから Meet の会議に参加できるようになります。広範なハードウェアに対応しており、組み込みの相互運用機能に対応していない可能性がある旧型デバイスも対象です。Pexip の詳細については、ヘルプセンター記事をご確認ください。
 
 
サポートされるデバイス
Meet ハードウェアでの Webex との相互運用
  • 自動更新の有効期限を迎えていなければ、どの Google Meet ハードウェア デバイスからでも Webex の会議に参加できます。今回リリースされる相互運用機能のご利用には、接続型タッチ コントローラまたは内蔵型タッチスクリーンが必要です。今後、リモコンのみを使用するデバイスにも対応を拡大する予定です。その際は、こちらの Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
     
Cisco デバイスでの Meet との相互運用
  • Meet の会議への参加に対応しているデバイスの最新のリストについては、Webex ヘルプセンターでご確認ください。
     
ご利用にあたって
  • 管理者: Google Meet ハードウェアでの Webex の相互運用機能は、各デバイスにおいてデフォルトで有効になります。[デバイス] > [Google Meet ハードウェア] > [設定] > [デバイスの設定] でこの機能を組織部門ごとに無効にすることも可能です。
 
  • エンドユーザー: 管理者がこの機能を有効にしている場合、次の方法で Google Meet ハードウェア デバイスから Webex の会議に参加できます。
    • 臨時の会議に参加するには、タッチ コントローラで [会議に参加または開始] をタップし、プルダウン オプションから [Webex] を選択します。
    • スケジュール設定された会議に参加するには、Webex の会議の詳細情報が含まれる予定に会議室を追加します。  
      • 注: カレンダーの予定が Google カレンダーで作成されたものではない場合は、その予定をコピーして手動で会議室の詳細を入力する必要があります。
  • Google Meet の相互運用について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。
  リリース スケジュール
Meet ハードウェアでの Webex との相互運用
Cisco デバイスでの Meet との相互運用
注: Cisco デバイスで Meet との相互運用が利用可能になる時期について詳しくは、Cisco からの公式発表 (英語) をご確認ください。
 
  ご利用対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、および G Suite Basic または Business をご利用のお客様。ご利用には Google Meet ハードウェア デバイスが必要です。
 
 
関連情報:
 

この記事は 12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Google カレンダーで、カレンダーの他の種類のエントリと同様に、タスクを繰り返すように設定したり、繰り返し設定をカスタマイズしたりできるようになりました。これにより、以下の操作が可能になります。
  • タスクを作成して繰り返しルールを設定する 既存のタスクの繰り返しルールを変更する 繰り返しルールの「終了条件」を設定する
Google カレンダーでタスクの繰り返し設定を変更




このたびの変更は、Google Workspace での生産性を向上させることを目的としています。

ご利用にあたって
  • 管理者: この機能には管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: この Google カレンダーの新しいオプションは、タスクの新規作成時または既存のタスクの編集時に使用できます。詳しくは、Google カレンダーのタスク機能についてのヘルプ記事をご確認ください。

リリース スケジュール
対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様

関連情報

この記事は 12 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google Meet の主催者と共同主催者が、参加者全員の音声と動画を iOS デバイスからロックできるようになりました。音声をロックすると参加者全員がミュートされ、動画をロックすると参加者がカメラを使用できなくなります。これらの設定を利用すれば会議の中断が防げるため、会議をスムーズに進めて有意義なものにすることが可能になります。

これまで、ロック機能はパソコンで Google Meet を使用する場合にのみ利用可能でした。この機能は 2022 年前半に Android デバイスでもご利用いただけるようになる予定です。リリースの際には、この Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。

補足情報

留意点:

音声ロックと動画ロックの設定は、パソコンで行うか iOS デバイスで行うかにかかわらず、すべてのデバイスに適用されます。

音声ロックまたは動画ロックを有効にした場合、以下がインストールされていないモバイル デバイスを使用している参加者は、会議から退出させられる可能性があります。

 

  • Meet アプリまたは Gmail アプリの最新バージョン
  • Android OS バージョン M 以降
  • iOS バージョン 12 以降

 

音声ロックまたは動画ロックを無効にすると、退出させられた参加者が再び参加できるようになります。

ご利用にあたって

 

  • 管理者: この機能に管理者向けの設定はありません。
  • エンドユーザー: Google Meet の会議中に音声または動画をロックする方法について詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください。

 

リリース スケジュール

 

対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様

 

関連情報

 

 


この記事は 12 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Android または iOS 版 Gmail 内の Google Chat で 1 対 1 のチャットをしているときに、会議や音声通話を開始したり、それらに参加したりできるようになりました。この機能は現在のところ 1 対 1 のチャットにのみ対応しています。

相手に直接電話をかけるには、1 対 1 のチャット画面の右上にある電話またはビデオのアイコンを選択します。

 

 

  

通話に参加するには、1 対 1 のチャット画面で電話またはビデオのチップを選択します。通話中は、チャットリスト内のバナーに通話相手、通話時間、Meet アイコンが表示されます。
 
 
 
不在着信があった場合は、該当の会話内とチャットリスト内に電話またはビデオのアイコンが赤色で表示されます。
 
 
 
対象
エンドユーザー
 
  利点
今回の機能は、出社体制に戻るチームとテレワークを続けるチームとが混在している環境において、従業員同士がよりスムーズに連携できるようになることを目的にリリースしたものです。この機能を利用すれば、チャットしながら必要に応じてビデオ通話や音声通話を始められるので、連携しながら仕事を進めやすくなります。
 
  補足情報
Google Chat アプリから [通話に参加] を選択することもできますが、Gmail アプリが開いてそこで通話が行われることになります。このため、ご利用のデバイスに Gmail アプリがインストールされていない場合は、Google Play ストアまたは App Store からダウンロードするよう求められます。今回の機能が Google Chat モバイルアプリに対応した際には、Google Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
 
  ご利用にあたって
 
  リリース スケジュール
 
  ご利用対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様
  • 個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方
 
関連情報
 

この記事は 12 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
管理者向けの新しい設定が追加され、ユーザーの Google カレンダーのステータスを Google Workspace の各種サービスに表示するかどうかの制御が可能になります。たとえば、この設定を無効にした場合、Google Chat や Gmail などのサービスでエンドユーザーに同僚の不在状況が表示されなくなります。
 
管理者はこの新しい設定を利用することで、Google Workspace の各種サービスにどのようなユーザー情報を表示するかをより詳細に制御できるようになります。
 
ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
対象
  • Google Workspace Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
関連情報