この記事は 4 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。


概要ウェブ上で Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームからファイルを共有する際に使用するインターフェースが新しくなります。従来のインターフェースでは、ファイルの共有と共有ドライブのメンバーの管理を行うことができましたが、このたびの変更により、アクセス権を不必要に拡大することなく、より簡単に目的の相手とだけファイルを共有できるようになります。
対象エンドユーザー

利点

連携しながら仕事を進めるうえで、ファイル共有はなくてはならないものです。リモートワークが進み、さまざまな場所からファイルを共同編集する場面が増えた現状では特にその重要性が増しています。目的の相手とより簡単にファイルを共有できるようになることで、コラボレーションの効率が上がることはもちろん、意図しない相手がアクセスするリスクが下がることが期待できます。

詳細共有に関するインターフェースがいくつか変わり、共通するタスクの実施、権限の誤った変更の抑止、ファイルへのアクセス権限があるユーザーの確認をこれまで以上にスムーズに行えるようになりました。具体的には以下のような更新が行われています。
  • タスクベースで区分されたインターフェース: 新しい共有ダイアログでは、ファイルの共有、権限の変更、ファイル アクセス権の確認といったユーザーにとって必須のタスクが目立つ形で表示されます。また、「ユーザーおよびグループとの共有」と「リンクの共有」が別個の項目になっています。
  • [リンクをコピー] ボタン: リンクの権限を変更しなくてもリンクが得られるように、[リンクをコピー] ボタンを追加しました。
  • 現在のアクセス権を簡単に確認: 新しいインターフェースでは、誰がどのアイテムにアクセスできるかを一目で把握できるため、監査と権限変更を容易に行うことができます。
Google ドライブおよびドキュメント エディタのファイル共有に使用する新しいインターフェース
Google ドライブおよびドキュメント エディタのファイル共有に使用する以前のインターフェース
 
ご利用方法 
  • 管理者: この変更はデフォルトで反映されます。この機能に関して管理者に設定していただく項目はありません。
  • エンドユーザー: この機能はデフォルトで有効になります。ヘルプセンター記事の Google ドライブのファイルを共有するで詳細をご確認ください。

リリース スケジュール

対象 
  • G Suite / Drive Enterprise をご利用のすべてのお客様、および個人の Google アカウントをお持ちのユーザー

関連情報

ロードマップ




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