Google Meet の Q&A とアンケートが利用可能に
2020年10月8日木曜日
この記事は 10 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Meet では、ご要望の多かった Q&A とアンケートの 2 つの機能が 10 月 8 日よりご利用いただけるようになります。これらの機能は、ビデオ会議で人々とつながり、交流するのに役立ちます。
参加者は、会議の流れを中断することなく質問できます |
アンケートを使用すると、会議中に参加者からのフィードバックをすばやく収集できます |
エンドユーザー
Q&A
Meet の Q&A を使用すると、簡単に職場や学校で参加者の関心を集め、質問の回答を得ることができます。教育現場では、生徒がクラス用コンテンツについて質問し、教師から回答を得るための構造化された方法として Q&A を使用できます。企業では、Q&A を使用することにより、控えめな人、騒がしい環境からの参加者、考えを整理するのに時間がかかる人など、誰もが質問できる機会を提供することで会議をより包括的なものにできます。参加者は、会議の流れを中断することなく、質問を自由に送信したり、質問に賛同したりできます。
アンケート
アンケートは、参加者の意見を速やかに調査するための便利な機能です。アンケートを使用して、さらに議論が必要なトピックを特定したり、会議の内容が理解できているかどうかを調査したりできます。つまり、ビジネス ユーザーは同僚からリアルタイムのフィードバックを簡単に得ることができ、教師は遠隔地の学生にクイズを出して、彼らがテキストの内容を理解できているかどうかを確認できます。また、営業チームは見込み顧客への販売プレゼンテーションをより興味深くインタラクティブなものにできます。
Meet のアンケートを使用することにより、プレゼンターは必要なフィードバックを得ることができ、参加者は自分の意見を聞いてもらうことができるため、双方にとってより魅力的、生産的で充実した会議を実現できます。
Q&A
Meet の新しい Q&A を使用すると、会議の主催者は質問の送信機能を簡単に有効にできます。参加者は質問を送信したり、他の参加者の質問に賛同することで交流を図ったりできます。主催者は、多くの参加者が関心を持っている質問や会議に最も関連した質問に絞って回答することができます。会議が終了すると、参加者からのすべての質問がエクスポートされ、その内容がメールで自動的に主催者に送信されるため、未回答の質問をフォローアップできます。
質問の送信機能は、G Suite Enterprise for Education ドメインの場合はデフォルトで無効になっており、それ以外の場合はデフォルトで有効になっています。
アンケート
Meet のアンケートでは、主催者が複数の質問を設定し、主催者だけが閲覧できるようにして、会議中に適切なタイミングでアンケートを開始できます。
アンケートが終了すると、集計結果を含むレポートが会議の主催者に送信されます。このため、すぐにレポートを振り返って対応することができます。その後、主催者はアンケートの結果を共有して、参加者が集計結果の棒グラフなどを閲覧できるようにします。また、アンケートのデータは Google スプレッドシートにエクスポートされ、主催者にメールで自動的に送信されます。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2020 年 10 月 8 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- G Suite Essentials、G Suite Business、G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education をご利用のお客様
- G Suite Basic、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits をご利用のお客様は対象外
- Meet の Q&A は、G Suite の今後のリリースでご案内していたものです。