Google ドキュメントでファイルや会議に関するスマートチップの挿入、チェックリストの作成が可能に
2021年5月26日水曜日
この記事は 5 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このたび、働き方の変革という Google の使命を果たすための取り組みの一環として、スマート キャンバス (内容更新中) を発表いたします。この新サービスにより、これまで以上にスムーズに連携し、集中して効率よく仕事を進め、アイデアを効果的に形にできるようになります。
今後数か月内に、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのサービス向けの新機能についてお知らせする予定です。これらの新機能では Google Workspace の各サービス間でのコラボレーションを促進するコンテンツおよび連携機能が拡充され、サービスをさらに柔軟かつインタラクティブ、インテリジェントに活用できるようになります。
5月18日以降、Google ドキュメントで以下のことができるようになります。
- Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイル、Google ドライブのその他のファイル、カレンダーの予定に関するスマートチップを挿入する
- チェックリストを作成する
- リンク挿入ダイアログにインテリジェントに表示される候補を使用して、より簡単にリンクを挿入する
詳細については以下をご参照ください。
エンドユーザー
ユーザー、コンテンツ、予定をシームレスに関連付けることができるように、Google ドキュメントに以下のインタラクティブ機能が追加されます。
ドキュメントに他のユーザーの名前リンクを追加すると、スマートチップによりそのユーザーに関する追加情報(勤務地、役職、連絡先など)が表示されますが、今回この機能を拡張し、ファイルと予定に関するスマートチップを挿入できるようになりました。これにより、共同編集の際にアプリケーションを切り替えることなく関連の会議やユーザーを確認したり、リンク先のドキュメントをプレビューしたりといったことをスムーズに行えるようになります。
リンクの挿入についても改良を加えました。選択したテキストに応じて、ドライブ ファイル、見出し、ドキュメント内のブックマークが挿入候補としてインテリジェントに表示されるようになりました。
ドキュメント上でチェックリストを作成し、プロジェクトの進捗管理に活用することもできます。
スマートチップとチェックリストの機能は、現在リリースが進められています。表のテンプレート、議題投票用の表、およびその他のチェックリスト機能についても、間もなくリリース予定です。
間もなく、チェックリストのアクション アイテムを他のユーザーに割り当てることができるようになります。また、これらのチェックリストが Google ToDo リストに表示されるようになるため、プロジェクトの ToDo リストで自分に割り当てられているタスクを確認しやすくなります。この機能のリリースが開始される際は、Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
数か月内に以下の機能のリリースが予定されています。
- 表のテンプレート - ドキュメントに議題投票用といったさまざまな表を挿入して、フィードバックを 1 か所でシームレスに収集できます。
- 会議メモのテンプレート - カレンダーの会議の招待状からあらゆる関連情報(参加者とファイルに関するスマートチップを含む)を自動的に読み込むことができます。
- ドキュメントの「ページ分けなし」形式 - ページの区切りをなくし、広い範囲を編集することができます。
- スプレッドシートのタイムライン ビュー - オーナー、カテゴリ、キャンペーンといった最適な属性に基づいてデータを整理して、これまで以上に簡単かつ迅速にタスクを管理できます。
これらの機能について詳しくは、Google Cloud ブログ (内容更新中) をご覧ください。これらの機能のリリースが開始される際は、Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2021 年 5 月 18 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 6 月 7 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
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