この記事は 5 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
2017 年にご案内した以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行について、2019 年にはドメインの移行期限を 2021 年末とする旨をお知らせしておりました。重要: 2021 年 5 月 15 日以降、以前の Google サイトではウェブサイトを作成できなくなります以前の Google サイトの移行に関する詳細については、ヘルプセンターをご確認ください。
 
 
管理者とエンドユーザーが新しい Google サイトへの移行を円滑に行えるよう、2020 年に旧 Google サイト管理ツールがリリースされました。先ごろには、以前の Google サイトからの移行がよりスムーズになるよう、このツールに次のような新しい機能が加わりました。
  • 旧 Google サイト管理ツールの管理者権限の割り当てが可能になり、特権管理者は組織内の別のユーザーに同ツールでの管理を委任できるようになりました。委任を受けたユーザーは、サイトのオーナーを割り当てたり、エンドユーザーに代わってウェブサイトを新しい Google サイトの形式に変換したりといった作業を行えます。
  • 管理者とサイトオーナーは、旧 Google サイト管理ツールからまとめてサイトを削除、復元できるようになりました。
  • 管理者は、旧 Google サイト管理ツールからサイトのオーナー権限を一括更新できるようになりました。
 
より詳しい情報については、以下をご参照ください。
 
対象
管理者とエンドユーザー
 
 
利点
これらの新しい機能は、以前の Google サイトから新しい Google サイトへのスムーズな移行を目的として追加されたものです。
 
 
管理者は、組織内の適切なユーザーに旧 Google サイト管理ツールでの管理を委任できます。委任を受けたユーザーは、以前の Google サイトで作成されたすべてのサイトを確認したうえで、どのような移行処理(変換、削除、サイトオーナーの割り当てなど)が必要かを決定できます。
 
 
旧 Google サイト管理ツールに追加された一括削除機能により、ドメイン内で不要になったサイトを管理者(または代理管理者)が簡単に削除できるようになりました。エンドユーザーは、自分が所有するサイトであれば削除できます。また、削除後 30 日以内であれば、ユーザーまたは管理者によるサイトの復元が可能です(この期間を過ぎると完全に削除されます)。
 
 
オーナーがいないサイトについては、オーナー更新機能を使って管理者(または代理管理者)がサイトのオーナー権限を組織内の別のユーザーに割り当てて、そのサイトを削除すべきか新しい Google サイトの形式に変換すべきかについて助言を求めることができます。
 
 
また、旧 Google サイト管理ツールを使って、サイトを新しい Google サイトの形式に変換することができます。このツールでフィルタしたデータを Google スプレッドシートに書き出して、記録や詳しい分析に活用することも可能です。
 
 
旧 Google サイト管理ツールでは、ドメイン内のサイトの変換、削除、復元、オーナー権限の割り当てを行えます。
 
 
 
ご利用にあたって
 
 
リリース スケジュール
ご利用対象
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様
  • Google Workspace Frontline をご利用のお客様は対象外

     
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