Google Meet で会議ごとに共同主催者を 25 人まで追加可能に / セキュリティ機能を利用できるユーザー範囲を拡大
2021年8月19日木曜日
この記事は 8 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
このアップデートによる会議の録画への影響に関し、説明を追加します。
- 主催者向けの管理機能をオンにすると、管理者から許可が与えられている場合、メインの主催者と指定された共同主催者のみが会議の録画を開始できます。
- 主催者向けの管理機能をオフにすると、管理者により会議の録画を許可されているユーザーのみが録画を開始できます。
Workspace for Education ユーザーの場合、中断を最小限に抑えて会議をスムーズに実行できるように、主催者向けの管理機能をオンにすることを強くお勧めします。 たとえば、主催者向けの管理機能をオフにすると、生徒は会議からお互いを削除できるようになります。
Google Meet 会議の管理用コントロールに、特にご要望の多かった機能が追加されます。これにより、以下のことが可能になります。
- 会議ごとに共同主催者を 25 人まで追加し、追加した共同主催者に主催者用ボタンの使用を許可する
- セキュリティ機能を使用して、画面共有やチャット メッセージの送信のほか、ユーザー全員をミュートしたり、会議を終了したりする操作を行える参加者を制限する
- [クイック アクセス] 設定を使用して、指定したユーザーについては、参加をリクエストすることを参加要件にする
これまで、これらのセキュリティ機能を使用できるのは Google Workspace for Education をご利用のお客様に限られていましたが、今後は、パソコン版またはモバイル版 Google Meet のすべてのユーザーにご利用いただけるようになります。詳細と対象者につきましては、下記をご覧ください。
管理者とエンドユーザー
このたびの変更は、会議の生産性と安全性の向上、ならびに潜在的な問題の回避を目的としています。さらに、参加者をミュートしたり、アンケートを開始したり、Q&A を管理したりする操作を共同主催者に任せられるようになるため、主催者は、ディスカッションの主導や、画面共有を通じた参加者への説明により多くの時間を費やすことができます。
会議の主催者向けの新しいコントロール(共同主催者も使用可能)
Google Meet の設定で [主催者用ボタン] を選択し、[主催者向けの管理機能] が [オン] になっていることを確認してください。このオプションが有効になっている場合、主催者は以下のことを行えます。
- 画面を共有できるユーザーを制限する
- チャット メッセージを送信できるユーザーを制限する
- ワンクリックで全員をミュートする
- 会議を終了して全員を退出させる
- 会議に参加できるユーザーを選択し、それらのユーザに許可する参加方法を [クイック アクセス] 設定で指定する。メモ: この機能は一部の Workspace エディションでのみ利用できます。詳しくは下記をご覧ください。
管理用コントロールにアクセスするには、[設定] メニューで [主催者向けの管理機能] がオンになっている必要があります
該当する Workspace エディション(下記で詳細をご確認ください)では、会議の主催者が他の参加者に主催者の権限を付与できます(付与できるのは会議ごとに 25 人まで)。その場合は、[ユーザー] パネルで目的の参加者に権限を付与してください。
会議の参加者を共同主催者にする
[クイック アクセス] 設定
Meet の [クイック アクセス] 設定が、ほとんどの Google Workspace エディションで利用可能になりました(詳しくは下記をご覧ください)。[クイック アクセス] 設定はデフォルトで [オン] になっています。[クイック アクセス] が有効になっている場合、ドメイン内の参加者は、モバイル デバイスまたはパソコンから会議に自動的に参加したり、ダイヤルインで参加したりできます。
[クイック アクセス] が無効になっている場合:
- まず主催者が会議に参加する必要があります。
- 招待された参加者だけが、参加をリクエストしなくても会議に参加できます。その他の参加者およびダイヤルインで参加するユーザーは参加をリクエストする必要があります。
- 匿名ユーザーは会議に参加できません。
- 主催者のみが会議からダイヤルアウトできます。
[クイック アクセス] 設定を使用してビデオ会議へのアクセスを管理する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
今後数週間以内に、主催者向けの管理機能を制御するための新しい設定を管理コンソールに追加する予定です。この設定が利用可能になりましたら、この Workspace アップデート ブログでお知らせいたします。
[ユーザー] パネルの更新
会議の参加者を検索する機能が追加されました。これにより、特定のユーザーをすばやく見つけて、ミュートしたり、退出させたり、主催者の権限を割り当てたりできます。最新版の [ユーザー] パネルはウェブとモバイルの両方でご利用いただけます。
会議で共同主催者を指名すると、そのユーザーにはセキュリティ シールド アイコンが表示されます。
[ユーザー] パネルの検索オプション
- 管理者: 今後数週間以内に、[主催者向けの管理機能] 設定をデフォルトでオンにするか、オフにするかを指定するための設定が追加される予定です。この設定が利用可能になりましたら、この Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
- エンドユーザー: Google Meet で共同主催者を追加 (内容更新中) する方法と、Google Meet ビデオ会議の参加者を追加または削除する方法についてのヘルプセンター記事をご覧ください。
ウェブ版および Android 版 Google Meet
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 8 月 16 日より段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
iOS 版 Google Meet
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 8 月 30 日より段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
コミュニティ フォーラムのこの投稿 (英語) で、リリースの進捗状況とよくある質問をご確認ください。
管理用コントロールとセキュリティ機能
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様
- 個人の Google アカウントをお持ちの方
クイック アクセス設定:
- Google Workspace のすべてのエディション、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様
- Google Workspace Individual をご利用のお客様または個人の Google アカウントをご利用のユーザーは対象外
共同主催者を追加する機能
- Google Workspace Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade をご利用のお客様
- Google Workspace Business Starter、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
- この機能は、「今後のリリース」でご案内していたものです。