iOS 向けの新しいデータ保護設定により、Google Chat における Google Workspace と個人の Google アカウント間のデータ共有を保護
この記事は 9 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
概要
今年、管理者向けの新しい設定により、iOS 上の Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドにおいて、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウント間のデータやコンテンツの共有を制限できるようになったことをお知らせしましたが、これに Google Chat が加わりました。データ保護を有効にすると、ユーザーがコンテンツ(ファイル、メール、チャット メッセージ、コピーして貼り付けたコンテンツなど)を共有したり保存したりできるのは Workspace アカウント内に制限されます。これにより、ユーザーが個人の Google アカウントとチャット メッセージを共有したり、個人のアカウントにデータを保存したりするのを防ぐことができます。
管理者は、会社の Chat アカウントから個人の Chat アカウントへの共有をオフにできます
対象
管理者とエンドユーザー
利点
iOS 向けの Google アプリケーションはマルチユーザー ログインに対応しており、ユーザーは個人の Google アカウントと Google Workspace アカウントの両方で Gmail、Google ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、Chat、スライドを利用できます。ユーザー アカウント間のデータ共有を管理者が制御することで、意図しないデータ共有を極力防ぐことが可能です。以前リリースされたコピーと貼り付け、およびドラッグ&ドロップを制限する設定、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウント間のデータ共有に対する保護設定を含め、これらのセキュリティ設定によりデータ保護の範囲を拡大し、iOS にある企業データの安全性を高めることができます。
ご利用にあたって
- 管理者: ヘルプセンターで、iOS デバイスで個人用アプリに仕事用データをコピーできるかどうかを制御するをご覧ください。
- エンドユーザー: この機能にはエンドユーザー向けの設定はありません。管理者がこの機能を有効にした場合は、会社の Google Chat コンテンツを安全に共有できます。
リリース スケジュール
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 9 月 13 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
ご利用対象
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
関連情報
- Google ヘルプ: iOS デバイスに設定を適用する
- Google Workspace アップデート ブログ: iOS 向けの新しいデータ保護設定により、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウント間のデータ共有を保護
ロードマップ
- この機能は、今後のリリースでご案内していたものです。