この記事は 2 月 13 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
昨年 12 月に、共有ドライブに関する設定(コンテンツ管理者に共有ドライブの変更を許可するための設定)がリリース予定であることを発表いたしました。本日よりすべてのコンテンツ管理者が、これまでも可能だった共有ドライブ コンテンツの編集、整理、削除に加え、デフォルトでフォルダを共有できるようになります。
対象
管理者、デベロッパー、エンドユーザー
 
 
利点
コンテンツ管理者によるフォルダの共有は、かねてからご要望の多かった機能です。この機能を使用すると、組織でのデータへのアクセスをより適切に管理できます。
 
 
補足情報
管理者による設定内容に基づいて新しいデフォルト設定を自動的に継承するのは、新たに作成される共有ドライブのみです。既存の共有ドライブには元の設定が引き継がれますが、必要に応じて設定を更新できます。
 
 
また、新しい Drive API メソッドもあわせてリリースいたします。デベロッパーはこのメソッドを組み込むことで、コンテンツ管理者に共有ドライブの変更を許可する新しい設定をプログラムで更新できます。たとえば、既存の共有ドライブを多数お持ちで、それらの設定をまとめて変更したい場合には、設定を一括で変更するスクリプトを記述して実行するか、コマンドライン ツールの GAM を使用する方法があります。
  ご利用にあたって
  • 管理者: 
    • この設定は現在デフォルトでオンになっています。コンテンツ管理者にフォルダの共有を許可する設定を無効にするには、管理コンソールで [ドライブとドキュメント] の [共有設定] を開き、[共有ドライブの作成] までスクロールし、[コンテンツ管理者にフォルダの共有を許可する] の設定をオフに変更します。
    • 管理者として共有ドライブを管理する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご参照ください。
  • デベロッパー: Google Drive API の概要について詳しくは、ドライブのデベロッパー向けドキュメントをご確認ください。
  • エンドユーザー: 共有ドライブについて詳しくは、ヘルプセンターをご参照ください。
リリース スケジュール
共有ドライブに関する設定
Drive API
 
対象
  • Google Workspace Essentials、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Plus、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、非営利団体向け Google Workspace、および従来の G Suite Business をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、Frontline、従来の G Suite Basic をご利用のお客様は対象外
  • 個人の Google アカウントをご利用のお客様は対象外
 
関連情報
 
ロードマップ