この記事は 9 月 5 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
組織内でストリーミングされるビデオ会議を超低レイテンシで視聴できる新しい機能をリリースいたします。この新機能は、先着順で 1 万人の視聴者にご利用いただけます。それ以降の視聴者には既存のサービスをご提供いたします。この更新はウェブ版のみに対応しています。モバイル ユーザーは、既存のライブ ストリーム機能が提供されるリンクにリダイレクトされます。
 
このリリースにより、ほぼ遅延のないストリーミング サービスをはじめ、次のような機能面と品質面の向上を実感していただけます。
  • スピーカーの動画の解像度が大幅に向上(スピーカーあたり最大 720p)。
  • 最大 2880x1800 でコンテンツと画面を共有。
  • 最大 2 人のスピーカーの動画フィードを、共有されている資料とともに横並び表示。
  • 新しいレイアウト エンジンで、動的解像度管理によりあらゆるウィンドウのアスペクトをサポート。
  • 自動カメラカット機能の向上により、特に重要なスピーカーとコンテンツにフォーカス。
  • 絵文字のリアクション、アンケート、Q&A により参加者とのやり取りが可能。字幕字幕の翻訳は今後のアップデートで導入される予定です。
  補足情報
Google Meet のこれらの更新は、ウェブと Android デバイスに提供されます。Meet モバイルアプリのサポートは 2023 年末までに開始される予定です。このリリースでは、iOS デバイスと Android デバイスでの没入型のフルスクリーン ライブ ストリーミング機能が導入されます。ご利用いただけるようになりましたら、あらためてブログでお知らせいたします。
 
ご利用にあたって
  • 管理者: 詳しくは、ヘルプセンターで Meet のライブ ストリーミングを有効または無効にするをご覧ください。
  • エンドユーザー: 管理者がこの機能を有効にしている場合は、ヘルプセンターでビデオ会議のライブ ストリーミングの詳細をご確認ください。 
    • 視聴者: 従来と同様にストリーミングに参加できます。Meet の通常のビデオ会議と同じように、リアクション、アンケート、ライブ Q&A を利用可能です。
    • ライブ ストリームの主催者: 従来と同様にライブ ストリームのスケジュール設定と管理が可能です。リアクション、アンケート、ライブ Q&A は Meet の通話に統合され、これまでと変わらず管理できます。自動カメラカット機能はスピーカーの活動に応じて起動されるため、主催者による対応は不要です。
リリース スケジュール
注: 一部のお客様につきましては、これらの更新の展開が遅れる場合があります。2023 年第 4 四半期まで、遅くとも 2023 年 12 月には更新が反映されます。
 
 
対象
  • ライブ ストリーミングは、Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus をご利用のお客様が対象となります。
     
  • ライブ ストリーミングされる会議の視聴は、Google Workspace Business Starter、Business Standard, Business Plus、Enterprise Starter、Enterprise Standard, Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Essentials Starter、Essentials をご利用のお客様が対象となります。
  • 個人の Google アカウントをご利用のお客様は対象外となります。
 
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