この記事は 8 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

会社の機密データは、保存場所にかかわらず保護することが重要です。今年 1 月に Google ドライブのデータ損失防止(DLP)をリリースして以来、G Suite Enterprise をご利用のお客様には、社外とのデータの共有方法をより詳細に管理していただけるようになりました。今回のアップデートにより、チームドライブに保存されたコンテンツにも DLP が適用されます。

DLP により、組織のチームドライブ内のファイルに含まれている機密性の高いコンテンツが分析されます。ポリシーに基づく処理を設定しておけば、機密性の高いコンテンツが検出されたときにそれに従った操作が行われます。G Suite 管理者は、簡単に設定できるルールや簡単に適用できるポリシーを使用して、チームメンバーに社外との共有を許可するコンテンツを管理できます。
チームドライブに関する重要な注意事項:
  • チームドライブのオーナーは個人ではなくドメインなので、ドメインレベルですでに適用されている DLP ルールは、チームドライブにも適用されます。
  • 組織部門やグループに割り当てられている DLP ルールは、チームドライブには適用されません。
  • チームドライブに保存されたファイルが DLP ルールの適用対象になると、組織外のユーザーはそれらのファイルにアクセスできなくなります。
これらのルールやポリシーの設定手順について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。


リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Enterprise のみが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: DLP ルールを使用してドライブのファイルをスキャンし、保護する