Android 携帯電話とタブレットを購入して従業員に支給し、仕事で利用していますか?その場合、最新の企業向けモバイル管理 (EMM) ソリューションで、従業員は端末の起動と実行が簡単になり、管理者は完全に制御することができます。

Android for Work を有効にしている組織では、管理コンソールの新しいオプション ([端末管理] > [モバイル] > [端末管理の設定] > [端末のセットアップ] > [端末の初回セットアップ時に端末の所有者オプションを有効にする])で、Android 6.0 (Marshmallow) を実行している会社所有の端末を管理できるようになりました。

そのオプションを有効にすると、新しい端末に職場のアカウントを追加した従業員は、組織が所有する端末かどうかを尋ねられます。承認すると、Google Apps Device Policy アプリが自動的にインストールされ、端末とユーザーの職場アカウントの設定に必要な手順を完了します。これで、従業員の準備は完了です。従業員は、Google Play for Work ストアの承認済みモバイルアプリを簡単に見つけることができ、任意の Google アプリケーション (Gmail やドライブなど) にログインできます。
    
一般設定すると、従業員の会社所有の端末は、完全な端末管理 (MDM) とアプリケーション管理 (MAM) 機能によって管理されます。つまり、パスワードを義務付けたり、会社情報をリモートワイプしたり、職場で使用するアプリを承認したりすることができるようになります。さらに、無線やネットワーク設定 (モバイル ネットワーク、WiFi、VPN)、共有設定 (画面キャプチャ、USB ファイル転送)、ユーザー/アカウント作成、端末の初期状態へのリセット機能も制限できます。会社所有端末のサポートは、ドメインまたは組織単位レベルで有効化できます。

6.0 (Marshmallow) を実行している会社所有の Android 端末に適用される上記の変更に加えて、4.4 (KitKat)  5.x (Lollipop) を実行しているユーザー所有端末に対しても、アカウント設定フローを簡素化しました。これらの端末を使っている従業員は、今後、端末を設定するために Play for Work ストアから Google Apps Device Policy アプリを手動でインストールする必要がなくなりました。代わりに、Device Policy アプリが自動的にインストールされ、有効になります。

詳細については、下記ヘルプセンター記事をご覧ください。これらの機能は、今後数週間かけて段階的に展開されます。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者とエンドユーザー 

対応:
管理者による対応を推奨 

より詳しく
ヘルプセンター:会社所有端末での所有者の設定
ヘルプセンター:携帯端末の設定