Google Apps Directory Sync (GADS) の新バージョンがダウンロードできるようになりました。この最新のアップデートにより Google Apps 管理者は、SAML SSO で利用できる追加の LDAP 属性を GADS を使用してユーザーのカスタム ユーザー フィールド (英語) に同期したり、ユーザー向けの Google Apps プロフィールを増強したりすることができます。

例えば SAML アプリケーションは、SSO アクセスにアカウント ID 値を必要とすることがあります。今回のローンチで、管理者は GADS を使用してカスタム ユーザー フィールドに LDAP からアカウント ID を同期できるようになりました。その後 SAML アプリの SSO 構成で、管理者はカスタム ユーザー フィールドのアカウント ID を使用するように指定できます。

GADS の最新版は、次の問題が解決されています:
  • ユーザーが作成したグループの権限が、GADS によって既定のグループの権限の設定にリセットされていた問題を修正しました
  • City フィールドが正しく同期されず、連絡先のインターフェースに正しく表示されない問題を修正しました
  • LDAP の新しい行を含むグループの説明を Google グループに適用すると、失敗する問題を修正しました
詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。GADS の最新版はこちらからダウンロードしてください。

本ブログの原文 (英語) は、こちらをご覧ください。

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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象 

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
注:GADS 4.3.0 バージョンは、不具合に対応するためローンチ直後にロールバックされました。現在プロダクト チームが修正中です。

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応が必要 (GADS の最新版はこちらからダウンロードしてください。)

より詳しく
Google Apps Directory Sync について
Google Apps Directory Sync の最新版