この記事は 9 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
G Suite 管理者は、管理コンソールで Gmail のメールログ検索機能を使用すると、ドメイン内のユーザーが送受信したメールの配信ステータスを確認できます。これまでは、メールのステータスを確認するには、メールの配信後にエンドユーザーに直接問い合わせるか、エンドユーザーのメールボックスを検索するしか方法はありませんでした。このリリースに伴い、メールの配信後のステータスがメールログ検索の結果に表示されるようになったので、そのような手間が省けます。
今後は、メールログ検索の結果で [受信者の詳細] の [配信後のメッセージの詳細] を展開するだけで、メールが現在どこにあるか、メールが既読または削除済みかどうか、メールにどのラベルが割り当てられているかを確認できます。ユーザーがメールを見つけられずに困っているとき、この情報が役立ちます。

30 日以上経過したメールに関する注意事項
メールログ検索でメール配信に関するログを検索する場合、指定できる期間は 30 日まででしたが、このリリースでは、[30 日以上経過] という期間を新たに追加しました。ただし、このオプションで取得できるのは、30 日以上前に受信したメールの配信後の詳細情報のみであり、その他の情報は取得できません。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: メールログ検索の結果を解釈する
ヘルプセンター: メールログ検索の詳細表示
ヘルプセンター: メールログ検索を使用してメールの履歴を管理する
ヘルプセンター: 紛失したメールをメールログ検索で見つける