この記事は12 月 11 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

2017 年 7 月に、カレンダーの相互運用ツールの新バージョンが誕生しました。新しいバージョンを利用することで、Office 365 などの Microsoft Exchange 環境と G Suite を組織内でより便利に併用できます。
新しいカレンダーの相互運用ツールを利用すると、次のことが可能になります。
  • 同じ組織内のユーザーの空き情報を、G Suite、Microsoft Exchange、Office 365 の環境をまたいでリアルタイムで検索できます(モバイル端末とウェブのどちらからでも検索可能)。
  • 新しい相互運用トラブルシューティング ツールを使うと、管理者は設定のステータスをワンクリックで把握できます。
  • Google カレンダーの [時間を探す] の機能を、ウェブ、Android、iOS から利用できます。この機能を使うことで、参加者の都合の合う時間を探すことができます。
  • 管理コンソールの [レポート] に相互運用関連のログが表示されるようになるため、管理者はこのツールの利用に関する問題がないかどうかをユーザーごとに確認できます。
今後も新しいカレンダーの相互運用ツールへの機能追加を続けていくのに伴い、旧バージョンのツールは 2018 年 2 月 28 日をもって提供を終了いたします。組織で旧ツールをご利用いただいているお客様は、この日までに新バージョンのものに切り替えていただくようお願いいたします。この日を過ぎると旧ツールは機能しなくなり、組織内の Exchange ユーザーの空き情報を検索することができなくなりますのでご注意ください。
新バージョンへの切り替え手順については、ヘルプセンターのカレンダーの相互運用ツールを従来のものから新しいものに移行するをご覧ください。
新しいカレンダーの相互運用ツールに切り替えることで、組織に共存する G Suite、Microsoft Exchange、Office 365 の環境をより便利に使うことができ、管理もしやすくなります。
リリースの詳細
対象:
すべてのエンドユーザー
対応:
管理者による対応を推奨
より詳しく
ヘルプセンター: カレンダーの相互運用ツールを従来のものから新しいものに移行する
G Suite アップデート ブログ: Google カレンダーと Microsoft Exchange との相互運用機能がより使いやすく: リアルタイムでのデータ確認やログ記録、簡単な設定