この記事は 4 月 10 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

G Suite ディレクトリにより組織内のユーザーに対してプロフィール情報が表示されるので、G Suite アプリで作業している間にお互いの情報を簡単に確認することができます。たとえば Gmail のオートコンプリート機能を使えば、同僚のメールアドレスを簡単に確認し、すばやくメールを送信することができます。

これまでは、使用できるディレクトリはドメインごとに 1 つだけでした。つまり、G Suite 管理者はドメイン全体に対して連絡先の公開を有効または無効にできるだけで、どの情報を誰に公開するかは指定できませんでした。そこで、今回のリリースでは、G Suite 管理者がユーザーを複数のディレクトリにグループ化し、組織部門ごとに独自の公開設定ルールを適用できるようにしました。たとえば、会社の正規従業員にはグローバル ディレクトリへのアクセス権を付与して、他の正規従業員や派遣社員に関する情報を確認できるようにします。一方、派遣社員には、正規従業員に関する情報を見られないよう、制限付きのカスタム ディレクトリへのアクセス権のみを付与します。
 


管理者は、管理コンソールの [アプリ] > [G Suite] > [ディレクトリ] でこれらの公開設定ルールを設定できます。
 
 


ディレクトリの設定について詳しくは、こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: カスタム ディレクトリを作成する