この記事は 9 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

7 月にアーリー アドプター プログラム(EAP)でリリースいたしました調査ツールですが、このたび一般提供(GA)を開始することになりました。この調査ツールは、G Suite 管理者やセキュリティ アナリストが、組織内に存在するセキュリティ上の脅威を特定し、優先順位を付けて解決するのに役立ちます。このツールはセキュリティ センターの既存の機能を基に構築されていて、管理者は次のことを行えます。
 
  • 検索オプションを使用して、ドメイン内のセキュリティに関する問題を特定する
  • ユーザー、端末、データに対する脅威に優先順位を付ける
  • 脅威の範囲の拡大と影響度を抑えるために、全体的な対応を行う
EAP でのリリース以来、参加者の皆様からのフィードバックを基に、サービスの向上に努めてまいりました。今回のリリースには、次の新機能が追加されています。
 
  • 社内の人物による情報の漏洩リスクを防ぐためにセキュリティを強化 - 調査ツールでの大規模な操作を確認するために、2 人目の管理者を置く必要があります。
  • インシデントの調査中により詳細な情報を確認 - メールヘッダーを分析して、メールの重要な属性や配信パスを確認できます。また、チームドライブの設定を視覚的に確認できるようになったほか、アクセス権限を調査ツールから直接変更できるようになりました。
  • インターフェースを簡略化 - ユーザーのオートコンプリート機能により、調査ツールで入力を開始すると、組織内のユーザーのメールアドレスや名前が自動的に入力されます。
組織のデータのセキュリティ管理に、この調査ツールをぜひご活用ください。ドメインでのセキュリティに関する問題を視覚的に把握するために使用できるツールについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご覧ください。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education が対象

展開ペース:
完全展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
G Suite アップデート ブログ: G Suite セキュリティ センターの新しい調査ツールで脅威に優先順位を付けて解決(アーリー アドプター プログラム)
G Suite ブログ: Gain deeper organizational insights with new features in G Suite