この記事は 6 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要このたび、Gmail の 3 つのセキュリティ機能を一般公開することになりましたのでお知らせいたします。これらの機能は、これまでベータ版でご提供していたものです。各機能の詳細については、下記のリンクをクリックして以前のブログ投稿をご覧ください。

  • セキュリティ サンドボックス - 未知の不正なソフトウェアを非公開の安全なサンドボックス環境で仮想的に「実行」することによって、添付ファイル内の不正なソフトウェアの存在を検出します。詳細
  • 高度なフィッシング対策および不正なソフトウェア対策 - メールを検疫に移動したり、異常な種類の添付ファイルから保護したり、なりすましを試みる受信メールから Google グループを保護したりできます。詳細
  • Gmail 情報保護モード - 送信者がメールの有効期限を設定したり、送信済みメールのアクセス権を取り消したりできるようにするビルトインの Information Rights Management が搭載されています。詳細
 
ご利用対象管理者とエンドユーザー
利点セキュリティ ツールを大規模に導入して管理することで、ユーザーをより効果的に脅威から保護できます。このたび一般公開される上記の機能をご利用いただくことで、管理者からエンドユーザーまで、組織全員のセキュリティを強化できます。
ご利用方法
  • 管理者:
    • セキュリティ サンドボックス: 注: G Suite Enterprise と G Suite Enterprise for Education でのみご利用いただけます。 管理コンソール > メインメニュー アイコン > [アプリ] > [G Suite] > [Gmail] > [詳細設定] で、ベータ版のセキュリティ サンドボックス機能を有効にします。詳しくは、有害な添付ファイルを検出する方法についての記事をご覧ください。
    • 高度なフィッシング対策および不正なソフトウェア対策: 管理コンソール > メインメニュー アイコン > [アプリ] > [G Suite] > [Gmail] > [安全性] で、これらの機能を設定します。異常な添付ファイルに対する保護、なりすましに対するグループの保護、すべての項目で適用できる検疫の設定を行えます。詳しくは、フィッシングと不正なソフトウェアからの保護を強化するをご覧ください。
    • Gmail 情報保護モード: この機能はデフォルトでオンになっているため、管理者様側でのご対応の必要はありません。機能の無効化は、管理コンソール > [アプリ] > [G Suite] > [Gmail の設定] > [ユーザー設定] より行えます。
  • エンドユーザー:
    • セキュリティ サンドボックス: ご対応の必要はありません。
    • 高度なフィッシング対策および不正なソフトウェア対策: ご対応の必要はありません。
    • Gmail 情報保護モード: 情報保護モードのメールを送信する、開くの手順に沿ってご利用ください。
 
関連情報
 
リリース時期展開の詳細


G Suite のエディション

  • セキュリティ サンドボックス
    • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education でご利用いただけます。
    • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits ではご利用いただけません。
  • 高度なフィッシング対策および不正なソフトウェア対策
    • 設定は G Suite のすべてのエディションで行えます。
    • 影響を受けたメールを確認するグラフはセキュリティ センターで提供されている機能であるため、ご覧いただけるのは G Suite Enterprise および G Suite Enterprise for Education エディションをご利用の場合のみとなります。
  • Gmail 情報保護モード
    • G Suite のすべてのエディションでご利用いただけます。

デフォルト設定

  • セキュリティ サンドボックス: この機能はデフォルトでは無効ですが、組織部門単位で有効にすることができます。
  • 高度なフィッシング対策および不正なソフトウェア対策: この機能はデフォルトで有効になります。
  • Gmail 情報保護モード: この機能はデフォルトで有効になります。

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