この記事は 10 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

変更点についてG Suite へのコンテキスト認識アクセスが、G Suite Enterprise および G Suite Enterprise for Education のドメインでも一般提供されるようになりました。以前はベータ版が提供されていました。

コンテキスト認識アクセスでは、ユーザーの ID やリクエストのコンテキスト(場所、デバイスのセキュリティ状況、IP アドレス)に基づいて、さまざまなアクセスレベルを設定できます。VPN の必要なしに詳細なアクセス管理を提供しやすくなり、組織のポリシーに基づいて、G Suite リソースへのアクセス権をユーザーに付与することができます。たとえば、次のような用途に使用できます。

  • 特定の従業員のみが、企業 WiFi ネットワーク外部から Gmail にアクセスできるようにする。
  • ユーザーのデスクトップ デバイス ストレージが暗号化されている場合にのみ、ドライブへのアクセスを許可する。
  • 特定の組織部門(経営幹部など)のユーザーはどのネットワークのアプリにもアクセスできるようにし、他の組織部門については企業ネットワーク外部からのアプリへのアクセスを制限する。

コンテキスト認識アクセスの使用方法の詳細(英語)については、ヘルプセンターにアクセスしてください。コンテキスト認識アクセスの詳細と、他にも多数ある G Suite のセキュリティ関連のお知らせについては、Cloud Blog 公式ブログ(英語)をご覧ください。

ご利用対象管理者のみ

利点

こちらの動画では、コンテキスト認識アクセスの活用方法のアイデアをご確認いただけます。
 
ご利用方法
  • 管理者: ヘルプセンターで、コンテキスト認識アクセスの利用開始方法をご確認ください。
  • エンドユーザー: ご対応の必要はありません。

関連情報ヘルプセンター: コンテキスト認識アクセスの概要(英語) 

リリース時期公開の詳細


G Suite のエディション

  • G Suite Enterprise、G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium が対象
  • G Suite Basic、G Suite Business、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits、Cloud Identity Free は対象外

デフォルト設定(有効または無効)
この機能はデフォルトで無効になっていますが、組織部門単位で有効にすることができます。

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