この記事は 5 月 20 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

リリースの概要管理コンソールの 2 つの機能が更新されました。

新しい 2 段階認証プロセスの設定:
管理コンソールの 2 段階認証プロセスの設定機能が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
  • [セキュリティ] ページに [2 段階認証プロセス] の設定セクションが追加されました。ここで 2 段階認証プロセスのオン、オフと、関連する設定を行うことができます。これらは、管理コンソール > [セキュリティ] > [2 段階認証プロセス] で設定できます。
  • 2 段階認証プロセスの登録のオンとオフは、組織部門(OU)単位で設定できます。これまではドメイン全体に対してのみ設定できました。オンにすると、2 段階認証プロセスのポリシーを設定することができます。
  • 誤って管理者自身を 2 段階認証プロセスに登録せずに 2 段階認証プロセスを適用すると、アカウントからロックアウトされることがありましたが、新しいインターフェースにはこれを防止する機能があります。
  • インターフェースが更新され、使いやすくなりました。
[2 段階認証プロセス] の新しい設定セクション(管理コンソール)
 
[2 段階認証プロセス] では、組織部門単位で 2 段階認証プロセスの適用を設定できる


SAML アプリケーションのシングル サインオン設定のための新しいセクション
SAML アプリケーションのシングル サインオン設定が更新されました。主な変更点は以下のとおりです。
  • Google が ID プロバイダ(IdP)である場合にすべての SAML アプリケーションに適用される設定は、管理コンソール > [セキュリティ] > [SAML アプリケーションのシングルサインオン(SSO)の設定] で行うようになりました。
  • 機能に変更はありませんが、証明書の管理や IdP メタデータのダウンロードを簡単に実行できるようになりました。
SAML アプリケーションの SSO を設定するための新しいセクション(管理コンソール)
SAML アプリケーションの SSO 関連の新しい設定画面
ご利用方法
  • 管理者: このリリース以前より組織で 2 段階認証プロセスの登録を許可している場合にのみ、新しい 2 段階認証プロセスの登録機能も組織レベル(最上位の組織部門)でオンに設定されるため、組織の動作に変更はありません。リリース後は、組織部門レベルで 2 段階認証プロセスの登録を変更できます。2 段階認証プロセスの登録設定では、2 段階認証プロセスの適用設定と同様に、例外グループを使用することもできます。詳しくは、組織への 2 段階認証プロセスの導入に関するヘルプセンターの記事をご覧ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーの機能には影響ありません。
リリース スケジュール対象 
  • G Suite および Cloud Identity をご利用のすべてのお客様が対象
リソース

G Suite の最新のリリース情報を入手する