Google Drive API を介してファイルをロックして、コンテンツが編集されないようにする
2020年10月15日木曜日
この記事は 10 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Drive API を介してコンテンツの制限を追加および削除できるようになりました。新しい ContentRestriction API(英語) を使用することにより、ドライブ内のあらゆる形式のファイルを「ロック中」にして、ファイルのコンテンツ、タイトル、コメントが変更されないようにすることができます。
コンテンツの制限は API を介して追加または削除できます。また、編集者レベル以上の権限を持つユーザーの場合、ウェブ上の Google Drive を介してコンテンツの制限を削除することもできます。
新しい API の機能の詳細については、Drive ContentRestriction (Locking) API のドキュメント(英語)をご覧ください。
管理者、エンドユーザー、デベロッパー
Google ドライブの共同編集機能とコメント機能は、通常は便利で有益なものですが、ドキュメントが変更されないようにする方法を知っておくことも重要です。ContentRestriction API を使用してファイルをロックすることにより、ドキュメントが変更されないようにすることができます。また、この機能を次のような目的で使用することもできます。
- 信頼できるバージョンのドキュメントをロックすることで、「公式」または「最終」ドキュメントを作成して記録を保持します。
- ワークフロー、自動化、ビジネス プロセスに関与するドキュメントに変更が加えられるのを防ぎます。
- レビュー中または監査中のドキュメントが編集されないように固定します。
- 管理者とデベロッパー: 編集者レベル以上の権限を持つ管理者とデベロッパーは、API を使用できます。詳細については、Google Drive API のドキュメント(英語)とスタートガイド(具体例を含む)をご覧ください。
- エンドユーザー: 編集者レベル以上の権限を持つエンドユーザーは、API を使用できます。詳細については、Google Drive API のドキュメント(英語)とスタートガイド(具体例を含む)をご覧ください。
- リリースは完了しています。
- Workspace Essentials、 Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Basic、Business、Education、Enterprise for Education、Nonprofits をご利用のお客様
- Google Drive API のドキュメント: ContentRestriction (英語)
- API ガイド: Drive ContentRestriction (Locking) API の使用 (英語)
- この機能は、今後のリリースでご案内していたものです。