この記事は 6 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
2020 年に Google は、必要な機能をすべて 1 か所から利用できる統合ソリューションとして Google Workspace をリリースしました。また、今年の初めにはスマート キャンバスなどの一連のイノベーションを導入しました。これらは、未来の働き方が進化を続けるのに伴い、ユーザーの皆様が時間を効率的に管理して、ユーザー同士の関係を深めることを目指しています。
 
このたび、Google Chat で今後予定されている新たなイノベーションをご紹介します。これらは、今後多くの方がオフィス勤務を再開する中、ハイブリッドな作業環境で最高のパフォーマンスを発揮できるようチームを支援するものです。また、よりシンプルで柔軟なユーザー インターフェースを導入する予定です。これにより個々のユーザーとチームが情報を簡単に整理して、シングルタスクとマルチタスクのバランスを取りやすくなります。
 
今年中に Google Chat のチャットルームはスペースとして生まれ変わり、Google Workspace で人、トピック、プロジェクトをまとめる専用の場所としてご利用いただけるようになります。スペースには、次のような新機能が加わります。
  • インラインのトピック スレッド
  • プレゼンス インジケーター
  • 割り当て済みタスク
  • 表現豊かなリアクション、絵文字や GIF を使ったカスタム ステータス
  • スペース全体を検索できる改善されたコンテンツ検索機能
  • メッセージの固定機能
  • ユーザーロールと管理ツール
  • 見つけやすいスペース
スペースは、カレンダー、ドライブ、ToDo リスト、各種 Workspace サービスとシームレスに統合され、効率的に共同作業を行うための新しい「ホーム」となります。スペースでは、次のことが可能です。
  • ドキュメントを作成、共有する
  • リアルタイムで他のユーザーと相談しながら編集する
  • カレンダーからステータスを確認する
  • インタラクティブなアンケートを実施する
  • ワークフローを bot と直接統合する
共同作業を続行する必要がある場合は、グループの会話をチャットルームに簡単に切り替えられます。今後スペースがリリースされると、グループの会話をスペースに切り替えられるようになります。
 
 
 
これらの機能は、Chat を有効にしているすべての組織を対象として、Gmail で Chat をご利用のすべてのユーザーに、今後数か月かけて段階的に提供されます。これらの機能の提供が開始される際は、Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
 
対象
管理者とエンドユーザー
 
利点
Google Chat はこの 1 年で仕事に欠かせない存在となり、離れた場所にいる同僚とリアルタイムで共同作業をするための橋渡しの役割を果たしてきました。ここでご紹介したイノベーションによって、分散したチームがより多くの共有スペースを利用でき、共同作業が促進されれば幸いです。
 
補足情報
今後数か月のうちに、よりシンプルで柔軟な新しいユーザー インターフェースを導入していく予定です。これにより、個々のユーザーとチームが情報を簡単に整理して、シングルタスクとマルチタスクのバランスを取りやすくなります。新機能は、Gmail、Chat、Meet などの重要なアプリケーションの左側のナビゲーションに表示され、1 か所からご利用いただけるようになります。
 
これにより、各種アプリケーションを切り替える必要がなくなるため、重要な会話やお知らせを見逃すこともありません。
 
 
Google Workspace をご利用のお客様で、これらの機能の早期アクセスにご興味のある方は、こちらからご登録をお願いいたします (英語)。プログラムへの参加を承認された方へは、今後数週間以内に Google から連絡を差し上げ、今後の手順などを確認、お知らせさせていただきます。
 
ご利用にあたって

リリース スケジュール
カスタム ステータスとグループ チャットをチャットルームの会話へ
 
新機能の提供が開始される際は、Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
 
ご利用対象
  • Google Workspace のすべてのエディション、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様
 
関連情報