通話に参加できなかった事象を Meet 品質管理ツールで確認可能に
2021年6月9日水曜日
この記事は 6 月 1 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
管理者の方は、Meet 品質管理ツールを使用して、ユーザーが Meet 通話に参加できなかった事象の確認とトラブルシューティングを行えるようになりました。ユーザーが参加に失敗すると、参加に失敗したことを示す新しいアイコンがタイムラインに表示されます。管理者の方は、このアイコンにカーソルを合わせるだけで詳細情報を確認できます。
具体的には、以下の場合に接続失敗として記録されます。
- すでに参加人数の上限に達している通話にユーザーが参加しようとした場合
- 以前に退出させられたか、以前の不正行為を理由にアカウントが自動的に拒否された通話にユーザーが再参加しようとした場合
- ユーザーが通話に参加しようとしたものの、その通話の参加者によって参加を拒否された場合
- ユーザーが通話に参加しようとしたものの、通話の参加者が誰も承認しなかったため、参加リクエストがタイムアウトした場合
管理者
このツールを使用することで、ドメイン内の会議情報にすばやく簡単にアクセスできます。この会議情報から、会議中に起こったことや、品質に関わる問題の発生原因として考えられる事柄を把握できるため、トラブルシューティングにかかる時間を大幅に短縮できます。
これまで、Meet 品質管理ツールでは、通話に参加したエンドポイントに関する情報しか確認できませんでした。しかし、このたびの変更により、管理者の方は Google にサポートを依頼しなくても、接続の問題が発生しているユーザーをご自身で迅速にサポートできます。
- 管理者: Meet 品質管理ツールを使用するには、特権管理者であるか、適切な管理者権限が付与されている必要があります。Meet 品質管理ツールのアクセス権の付与、および会議の品質に関する問題と統計情報の確認を行う手順について詳しくは、ヘルプセンターの記事をご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
- リリースは完了しています。
- Google Workspace のすべてのエディション、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様