この記事は 9 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Meet 品質管理ツールに、エンドポイントに関する時系列の詳細な指標が追加されました。管理者はこの情報を基に、より高度なトラブルシューティングが行えるようになります。会議のタイムラインでエンドポイントをクリックすると、以下の情報をグラフで確認できます。
  • 平均 CPU 使用率
  • 接続遅延
  • マイクの音声レベル(ユーザーの場所で聞こえる音声)
  • 受信音声レベル(他の場所から届く音声)
  • 動画送信時のパケットロス
  • 動画受信時のパケットロス
     
進行中の会議の指標を見るときは、タイムラインと指標を更新することで、ほぼリアルタイムの値を確認できます。
 
 
注: 特定のエンドポイントについて確認できる指標は、接続に使用されたデバイスや Meet クライアントの種類によって異なります。
 
 
対象
管理者

 
この機能の意義
会議の質に影響し得る要因はいくつもあります。こうした要因の詳細な情報や指標を経時的に確認できれば、管理者は問題の分析とトラブルシューティングをより効果的に進められるため、ユーザーが参加する会議の質を向上させることができます。
 

たとえば、下のグラフには、会議中のユーザーに動画のパケットロスが発生したことが示されています。
 
 
管理者はいくつかの指標をさらに詳しく調べることで、動画のパケットロスが発生した正確な時刻とユーザーのネットワーク接続のパケットロスの時刻が一致していることを確認できます。こうした指標を基に、これは一時的なネットワーク接続の問題だと迅速に診断できるようになりました。
 
 
ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
  • リリースは完了しています。
 
ご利用対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様