この記事は 10 月 5 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
グループ単位で設定可能なコントロールが追加されます。これにより、管理者は、以下に基づいてグループ メンバーを制限できるようになります。
  • 内部メンバーまたは外部メンバー、
  • メンバーの種類(サービス アカウント、ユーザー、グループ)
  • この機能は、オープンベータ版としてリリースされます。オープンベータ版は、特定のベータ版プログラムに登録しなくてもご利用いただけます。
 
対象
管理者とエンドユーザー(グループのオーナーおよびマネージャーのみ)
 
 
利点
この機能により、常に適切な設定、かつ特定の制限の範囲内でグループを利用することが可能になります。たとえば、管理者がサービス アカウントを除外するようにグループを設定した場合、その制限が保持され、以降はグループの設定がどのように変更されても、その制限が強制的に適用されます。
 
制限が設定されると、それに違反するメンバーシップが検出された場合に通知が表示され、その不一致を解決するための操作の候補が提示されます。さらに、この機能により、既存の設定に違反する新しい設定を回避できるため、グループの安全性も常に確保できます。
 
 
補足情報
重要: グループのオーナーとマネージャーは、適用済みの制限を取り消すことはできませんが、制限を追加することは可能です。たとえば、個人ユーザーとグループの両方をメンバーとして追加できる設定になっているグループの場合、グループのオーナーは、個人ユーザーのみ追加できる設定に変更して制限を強化できます。一方、個人ユーザーのみに制限されているグループの設定を、個人ユーザーとグループの両方を追加できるように変更することはできません。詳しくは、ヘルプセンターをご確認ください
 
 
ご利用にあたって
  • 管理者: グループ単位でメンバー制限を設定する方法についてのヘルプセンター記事と、Cloud Identity API を使用してグループの制限を管理する方法について記載された API ドキュメントをご参照ください。
  • グループのオーナーとマネージャー: このガイドをお読みになり、設定についてと、Cloud Identity API を使用してグループの制限を表示する方法をご確認ください。
  • エンドユーザー: ご対応は必要ありません。
リリース スケジュール
対象
  • Google Workspace Enterprise Plus、Enterprise Standard、Education Plus、Cloud Identity Premium をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、G Suite Business をご利用のお客様は対象外
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