この記事は 4 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Google Workspace 管理者が Android アプリの更新方法を指定できるようになりました。これにより、管理者の方は、組織のフリート内で Android アプリをどのようにデプロイするのかをより細かく制御できます。具体的には、Android アプリを直ちに更新するのか、更新を延期するのかを指定できるうえ、これらのポリシーを組織内のグループ単位で設定できます。詳しくは以下をご覧ください。
 
 
 
対象
管理者
 
利点
これまで、managed Google Play 内のアプリのデフォルトの更新動作においては、デバイスが 1) Wi-Fi ネットワークに接続されていること、2) 充電中であること、3) アイドル状態であることが条件とされていました。しかしながら、この動作は必ずしもお客様のニーズに沿っているとは限らないうえ、管理者の方はアプリの更新方法をもっと細かく管理する必要があります。
 
このたびのアップデートにより、管理者の方は、managed Google Play のアプリを更新する際の条件を具体的に設定できるようになりました。
  • 優先度高モード: デベロッパーが新しいバージョンを公開すると、直ちにアプリが更新されます。なお、優先度高モードを選択すると、デバイスがデフォルトの更新動作の条件を満たした場合にも、これまでどおりにアプリが自動的に更新されます。
  • 延期モード: アプリの新しいバージョンがリリースされてから 90 日間は、アプリが自動的に更新されることがありません。リリースから 90 日が経過すると、デバイスが Wi-Fi に接続されていて、かつ充電中で、アイドル状態であれば、アプリの新しいバージョンが自動的にインストールされます。メモ: ユーザーが Play ストアにアクセスしてアプリを手動で更新することも可能です。
 
また、管理者の方が組織内のグループ単位でこれらの設定を適用して、さらに細かく管理できるようにすることも可能です。
 
ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Frontline、および以前の G Suite Business と Basic、Cloud Identity Premium をご利用のお客様
  • Google Workspace Business Starter、Business Standard、Essentials、Nonprofits、および Cloud Identity Free をご利用のお客様は対象外
 
関連情報