この記事は04 月 25 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

新しいストレージ管理ツールがリリースされました。これにより、ユーザー、グループ、組織全体のストレージ使用量に関する可視性が強化され、さらなる管理と分析情報が提供されます。

 

管理コンソールでは、単一のソースからストレージ関連のアクティビティへのアクセスや管理を行えるようになりました。この新しいストレージ管理ツールにより、管理者は次の操作をすばやく簡単に行えるようになります。
 

  • 組織全体のストレージ使用量の概要を表示する
  • Google ドライブや Gmail などの特定のサービスで使用されているストレージを表示する
  • 組織内でストレージの使用量が特に多いユーザーを表示する
  • 組織内でストレージの使用量が特に多い共有ドライブを表示する
  • ストレージ使用量に基づいて共有ドライブを管理および削除する(個別または複数の共有ドライブを並べ替えたり削除したりする機能など)
  • ストレージ上限に関する警告を表示する
  • ストレージ使用量に関する詳細レポートにアクセスする
  • ユーザーにストレージの上限を適用する
     
 

詳しくは以下をご覧ください。

対象

管理者

この機能の意義

このような新しいツールを使用することにより、管理者は組織全体で使用されているストレージの量を確認し、ストレージの上限にどの程度近づいているかを把握できます。

ストレージの設定では、組織内で Google Workspace のストレージの上限を管理できます。管理者は、組織全体におけるストレージの上限を確認できるため、特定の組織部門やグループに合わせてストレージの上限をカスタマイズできます。組織全体でのストレージの使用方法や管理方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

この設定はデフォルトでは無効になっています。設定を有効にすると、個別のストレージの上限を作成できます。

ストレージの権限を簡単に変更

リリース時点では、ストレージ管理ツールへのアクセス権があるのは特権管理者のみです。今後数か月以内に、代理管理者、ユーザー管理者、販売パートナー管理者にもご利用いただけるよう拡張していく予定です。ツールが利用可能な場合、管理者は以前に実装されたすべてのストレージ ポリシーを制御できます。このため、デフォルトのカスタムロールの制御や新しいカスタムロールの作成を行うことで、特定の組織部門やグループ内の組織やユーザーに対するストレージ ポリシーを管理できます。

 

ご利用にあたって

 
  • 特権管理者: 新しいストレージのランディング ページには、次の場所からアクセスできます。
    • 左側のナビゲーション メニューの [ストレージ] オプション
    • 管理コンソールのホーム画面にある新しいストレージ カード
    • [アカウント] > [設定] > [ストレージ] に移動する
 
  • Google Workspace をご利用のお客様: Google Workspace のストレージおよび共有ドライブのユーザーや操作を管理する方法について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。
     
  • Google Workspace for Education をご利用のお客様: Google Workspace for Education のストレージについて詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。
     
  • 重要な注意事項: リリース時点では、特権管理者のみがストレージ管理ツールをご利用いただけます。代理管理者、ユーザー管理者、販売パートナー管理者によるご利用が可能になりましたら、この Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
     
  • エンドユーザー: 必要な操作はありません。
 

ご利用対象

  • Google Workspace のすべての特権管理者、従来の G Suite Basic または G Suite Business の特権管理者
     

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