この記事は03 月 31 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



更新情報: [2022 年 4 月 1 日]: 管理者による設定やご利用対象など、本機能に関する情報を追加して投稿を更新しました。

 

概要

Google ドキュメントに、複数の文章作成支援機能を新たに追加しました。表現や文体に関するさまざまな提案が表示されるため、効果的なドキュメントをより効率的に作成できるようになります。具体的には、次のような提案が表示されます。

 

  • 言葉の選択: よりダイナミックな表現、またはより文脈に即した表現への訂正案
  • 能動態: 受動態から能動態への訂正案
  • 簡潔性: より簡潔なフレーズへの訂正案
  • インクルーシブな表現: よりインクルーシブな言葉やフレーズへの訂正案
  • 言葉に関する警告: 不適切な可能性がある言葉の再考を促す提案

 

対象

エンドユーザー

利点

この新しい機能により、ドキュメントを作成する際に文体や文章に関するさまざまな提案が表示されます。提案は入力を進める過程で表示され、同じ言葉の繰り返しや不要な言葉を避けるように導きます。これにより、多彩な表現に富んだ文章を作成し、状況に応じて最も効果的な言葉を選択することが可能になります。

また、文を能動態にできる場合や、より簡潔にできる場合にも訂正案が表示されるため、より効果的な文章を作成することができます。差別的あるいは不適切な可能性がある表現には警告が表示され、読者にとってよりインクルーシブで適切な文章にするための訂正案が提供されます。

この機能により、文章をより洗練されたものにし、より簡潔でわかりやすい、ダイナミックかつインクルーシブなドキュメントを作成できるようになります。

ご利用にあたって

 

  • 管理者:
    • この機能はデフォルトで有効になります。Google Workspace の対象の Education エディションをご利用の場合は、管理コンソールで無効にすることができます。詳しくは、下記の「ご利用対象」をご確認ください。
    • 今後数週間以内に、Google Workspace の他の対象エディションでもこの管理設定をご利用いただけるようになる予定です。詳しくは、下記の「ご利用対象」をご確認ください。対象エディションの場合、この機能はデフォルトで有効になりますが、ドメイン、組織部門、グループ単位で無効にできます。
  • エンドユーザー:
    • この機能はデフォルトで有効になりますが、ユーザーが各自で無効にできます。Google ドキュメントの文章提案機能の管理について詳しくは、ヘルプセンター記事をご確認ください。
    • ドキュメントでの入力中に表現や文体の訂正案がある場合、その箇所が紫色の下線で示されます。下線を選択すると訂正案の簡単な説明が表示され、その提案を承認または拒否することができます。

 

        リリース スケジュール

 

 

ご利用対象

 

  • 言葉の選択、能動態、簡潔性、インクルーシブな表現:
    • Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus をご利用のお客様
    • Google Workspace Essentials、Business Starter、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Teaching and Learning Upgrade、Education Standard、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外です
  • 言葉に関する警告:
    • Google Workspace Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade をご利用のお客様
    • Google Workspace Essentials、Business Starter、Enterprise Essentials、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外です

 

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