この記事は7 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要

Google Workspace の特定のエディションでコネクテッド シートを使用する場合に、ユーザーが BigQuery へのアクセスを委任できるように、管理者が許可できるようになりました。この設定が管理者によって有効にされている場合、BigQuery データへのアクセス権を持つエンドユーザーは、自身の認証情報を共同編集者に委任して、必要に応じて共同編集者に分析情報を更新、編集してもらうことができます。

対象

管理者とエンドユーザー

利点

コネクテッド シートを使うと、Google スプレッドシートを BigQuery にリンクさせ、使い慣れたツールを操作して大規模な BigQuery データセットを分析できるようになります。つまり、SQL の知識がなくても、数式、グラフ、ピボット テーブルなどの基本的なスプレッドシートの操作を行うことで、分析情報を生成できます。

このアップデートにより、関係者やその他の共同編集者が必要に応じてより簡単に分析情報を更新または編集して、迅速にインサイトを抽出できるようになります。

ご利用にあたって
  • 管理者: この機能はデフォルトでは無効になっています。組織でコネクテッド シートを使用する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
  • エンドユーザー: 管理者の方がこの設定を有効にしている場合、ユーザーは自身の認証情報の使用を共同編集者に許可して、BigQuery データを更新および分析してもらうことができます。今後のすべての接続にこの設定を適用するかどうかも指定できます。コネクテッド シートでアクセス権の委任を使用して BigQuery データを分析する方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
新しい接続ではユーザーに対して必ずこのダイアログが表示され、有効 / 無効を明示的に指定してから続行するよう求められます
 
リリース スケジュール
 
 
対象
  • Google Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Education Fundamentals、Frontline、Nonprofits、および G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
 
関連情報