この記事は8 月 10 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
今後数か月のうちに、BigQuery の Gmail ログの場所が BigQuery の Google Workspace ログとレポートに変わります。この変更の影響を受けるのは、現在 Google Workspace をご利用で、BigQuery Export を有効にされているお客様に限られます。新規のお客様は、Gmail ログを記録するために Workspace 用の BigQuery プロジェクトを設定するよう案内されます。
 
 
この変更が行われている間、Gmail のデータは一時的に Gmail ログと Workspace ログの両方にエクスポートされます。Google Workspace をご利用中で、この影響を受けるお客様には、数週間内に詳しいご案内メールをお送りいたします。
 
BigQuery の Gmail ログ
 
 
 
                
BigQuery の統合型 Workspace ログに移行
 
 
 
 
 
対象
管理者
 
 
利点
Gmail ログが統合されることで、Google Workspace のあらゆる監査イベントを 1 か所で確認できるようになり、設定やログの画面を切り替える必要がなくなります。
 
 
この統合の完了後は、管理コンソールで BigQuery の Gmail ログを使用できなくなります。統合へのご対応手順など、詳細についてはヘルプセンターをご確認ください。
 
 
補足情報
一時的な二重エクスポートと BigQuery のストレージ要件
Gmail ログが Workspace ログにエクスポートされるように設定すると、一時的にエクスポート先が次の 2 か所になります。
  • それまで使用していた Gmail 専用の BigQuery プロジェクト
  • 新規または既存の Workspace 用 BigQuery プロジェクト(すべての Google Workspace アプリケーションのデータが格納される)
 
このたびのログの統合により、BigQuery の割り当ての制限、更新が必要となる頻度、BigQuery へのログのエクスポートに関する費用にも影響が生じます。割り当てへの影響とデータの重複を防ぐために、Gmail 専用 BigQuery プロジェクトへの Gmail ログのエクスポートを無効にすることを強くおすすめいたします。
 
  ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard をご利用のお客様
  • Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Frontline、非営利団体向け Google Workspace、および以前の G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外
 
関連情報