BigQuery の Gmail ログが統合: 既存の Gmail ログから Workspace ログへの移行にご対応ください
2022年8月19日金曜日
この記事は8 月 10 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
今後数か月のうちに、BigQuery の Gmail ログの場所が BigQuery の Google Workspace ログとレポートに変わります。この変更の影響を受けるのは、現在 Google Workspace をご利用で、BigQuery Export を有効にされているお客様に限られます。新規のお客様は、Gmail ログを記録するために Workspace 用の BigQuery プロジェクトを設定するよう案内されます。
この変更が行われている間、Gmail のデータは一時的に Gmail ログと Workspace ログの両方にエクスポートされます。Google Workspace をご利用中で、この影響を受けるお客様には、数週間内に詳しいご案内メールをお送りいたします。
BigQuery の Gmail ログ
BigQuery の統合型 Workspace ログに移行
管理者
Gmail ログが統合されることで、Google Workspace のあらゆる監査イベントを 1 か所で確認できるようになり、設定やログの画面を切り替える必要がなくなります。
この統合の完了後は、管理コンソールで BigQuery の Gmail ログを使用できなくなります。統合へのご対応手順など、詳細についてはヘルプセンターをご確認ください。
一時的な二重エクスポートと BigQuery のストレージ要件
Gmail ログが Workspace ログにエクスポートされるように設定すると、一時的にエクスポート先が次の 2 か所になります。
- それまで使用していた Gmail 専用の BigQuery プロジェクト
- 新規または既存の Workspace 用 BigQuery プロジェクト(すべての Google Workspace アプリケーションのデータが格納される)
このたびのログの統合により、BigQuery の割り当ての制限、更新が必要となる頻度、BigQuery へのログのエクスポートに関する費用にも影響が生じます。割り当てへの影響とデータの重複を防ぐために、Gmail 専用 BigQuery プロジェクトへの Gmail ログのエクスポートを無効にすることを強くおすすめいたします。
- 管理者: ヘルプセンターで、BigQuery での Google Workspace のログとレポートおよび BigQuery の Gmail ログから BigQuery の Workspace ログにビュー、クエリ、スクリプトを移行する方法についての記事をご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 8 月 10 日以降、長期的に展開(機能の実装に 16 日以上かかる場合があります)
- Google Workspace Enterprise Essentials、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Frontline、非営利団体向け Google Workspace、および以前の G Suite Basic、Business をご利用のお客様は対象外