この記事は 8 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
2021 年 12 月に、使用中でない Meet ハードウェア デバイスのディスプレイをデジタル サイネージとして活用できる管理者向け機能についてご案内いたしました。このたび、Appspace のデジタル サイネージ コンテンツを利用することにより、管理者の方々にさらに多様なカスタマイズを行っていただけるようになります。
 
 
  対象
管理者とエンドユーザー
 
 
 
利点
Google Meet ハードウェア デバイスのスクリーンセーバーを利用して、企業のサイネージやカスタム コンテンツを組織の一連のハードウェアに表示することができます。
 
 
Google のお客様の多くが、組織におけるデジタル サイネージの全般的なニーズに対応するために Appspace を利用されています。今回リリースされる機能により、Appspace のコンテンツをより簡単に Google Meet ハードウェア デバイスに表示できるようになります。
 
 
なお、スクリーンセーバーが表示されているときは画面を操作できません。スクリーンセーバーが表示された状態でタッチ コントローラをタップしたり、リモコンを使用したりすると、スクリーンセーバーが終了し、予定リストが表示されたホームページに戻ります。
 
  補足情報
Appspace 社が案内している登録手順(Advanced Registration の項)をご参照のうえ、組織内の Google Meet ハードウェアをまとめて事前登録されると簡単に導入できますので、強くおすすめいたします。なお、Appspace は有料サービスであり、Appspace のプラットフォームにデバイスを登録するにあたっては別途費用が発生する場合があります。
 
 
状況によっては、この機能と Meet ハードウェア デバイスの省電力機能が競合する可能性があります。カスタム スクリーンセーバーを表示するには、対象の組織部門の業務時間中はディスプレイが常にオンになるように設定しておく必要があります。
 
 
ご利用にあたって
 
Meet ハードウェアに Appspace のコンテンツを表示するための準備:
 
ご利用のデバイスを Appspace に登録します。登録したハードウェア デバイスに、Appspace の事前登録フローで必要となる統合 ID が割り当てられます。統合 ID は、管理コンソールのデバイスの詳細ページ([デバイス] > [Google Meet ハードウェア] > [デバイス])またはエクスポートしたデバイスリスト ファイルに新たに加わった「integrationId」列にて確認できます。
 
 
Appspace プログレッシブ ウェブアプリ(PWA)を使用してカスタム スクリーンセーバーを設定する前に、Appspace のコンソールにハードウェア デバイスの統合 ID を登録しておく必要があります。
 
 
これらの手順を完了したら、[デバイス] > [Google Meet ハードウェア] > [設定] > [デバイスの設定] > [スクリーンセーバー] に移動します。
 
 
 
[カスタム] オプションをオンにし、[デジタル サイネージ プロバイダ] として [Appspace] を選択します。Appspace のパブリック クラウドを使用するかプライベート クラウドを使用するかに応じて、[URL] 欄に Appspace PWA の URL として次のいずれかを入力します。
 
    • パブリック クラウド: https://cloud.appspace.com/app/?registrationmode=passive
    • プライベート クラウド: https://<お客様名>.cloud.appspace.com/app/pwa/?registrationmode=passive
デバイスを Appspace に事前登録せずにスクリーンセーバーを変更した場合は、画面に表示されているコードを使用して各デバイスを手動でペア設定するようスクリーンセーバーにメッセージが表示されます。
 
表示するコンテンツを Appspace で設定する方法について詳しくは、Appspace のヘルプセンター記事をご覧ください。
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様
  • 自動更新の有効期限が切れていない、サポート対象のすべての Google Meet ハードウェア デバイス
 
関連情報