組織全体に勤務場所機能の使用を促す
2022年10月31日月曜日
この記事は 10 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
本日より、組織全体に勤務場所機能の使用を促すための、新しい管理者向けツールの提供を開始します。これにより、カスタマイズ可能なバナーをユーザーのカレンダーに追加して、勤務場所の設定をユーザーに促したり求めたりできるようになります。
多くの人が勤務場所を設定するようになれば、管理者や同僚はより的確に状況を把握したうえで、場所の計画や会議室の管理、オンライン参加者や現地参加者向けの会議の準備などを行えます。
デフォルト メッセージの例(バナーを閉じることは不可能)
カスタム メッセージの例(バナーを閉じることは可能)
管理者
この機能は、特にハイブリッドな業務環境において、対面式のコラボレーションおよび会議や予定の調整をより円滑に行えるようにしようとする Google の取り組みをさらに推進するものです。また、ここ数か月で次のような多くの機能が加わった勤務場所機能の利用が、バナーによってユーザーに促されます。
カレンダーのバナーは簡単かつ柔軟に使用でき、カスタマイズしてメッセージやランディング ページへのリンクを含めることができます。バナーの表示期間を設定することも可能です。
- 管理者:
- バナーを表示するにあたり、勤務場所機能が有効になっていることをご確認ください。ヘルプセンターで、ユーザーの勤務場所を有効または無効にする方法についての記事をご覧ください。
- バナー機能はデフォルトでは無効になっていますが、管理コンソールのメニュー > [アプリ] > [Google Workspace] > [カレンダー] > [共有設定] > [勤務場所のバナー] から有効にすることができます。詳しくは、ヘルプセンターで、ユーザーに勤務場所の設定を促す方法についての記事をご覧ください。
- エンドユーザー: この機能にエンドユーザー向けの設定はありません。詳しくは、ヘルプセンターで業務時間と勤務場所の設定方法についての記事をご覧ください。
- 即時リリースを利用しているドメイン: 2022 年 10 月 17 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 2022 年 10 月 31 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
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