この記事は 10 月 24 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



 

こちらは Google Cloud Next ‘22 で発表された機能です。Cloud 公式ブログで、刻々と変化する職場環境に対応するための Google Workspace の最新のイノベーションについてご確認いただけます。


概要

絵文字は、Google Chat で自分を表現するための優れた手段です。このたび、自分にぴったりの絵文字を使って表現できることをさらに増やせる、カスタム絵文字機能を導入することになりました。組織内の全員が、同僚がアップロードしたカスタム絵文字を Chat のメッセージやリアクションで表示して使用できるようになります。
 
管理者はカスタム絵文字をエンドユーザーに公開する前に、組織のガイドラインを設定して、絵文字の管理担当者を指名できます。管理担当者は、組織のガイドラインに準拠していないカスタム絵文字を確認して削除することができます。こうした管理機能は、エンドユーザーによる絵文字の作成機能に先立ってリリースされる予定です。詳細については、下の「リリース スケジュール」をご覧ください。
 
 
対象
管理者とエンドユーザー
 
 
利点
カスタム絵文字は、特に多くのリクエストをいただいていた機能です。チームの文化を醸成し、Chat で自分らしさをもっと表現するためにご利用いただけます。
 
 
ご利用にあたって
  • 管理者: この機能は、組織内の全ユーザーでデフォルトで有効になります。管理者は、新しいカスタム絵文字を作成できるユーザーを制限することができ、組織部門単位で全ユーザーの作成機能を無効にすることも可能です。また、組織部門単位で絵文字の管理担当者を指名することもできます。 
    • 管理コンソールで、[アプリ] > [Google Workspace] > [Google Chat と従来のハングアウト] の [設定] > [絵文字] オプションに移動します。
    • カスタム絵文字の作成を制限するには、まず最上位の組織部門を選択して [ユーザーがカスタム絵文字を作成できるようにする] を無効にします。その後、特定の子組織部門でカスタム絵文字を有効にできます。
    • 絵文字の管理担当者を指名するには、その役割を担う組織部門を選択して [カスタマイズした絵文字の管理をユーザーに許可する] を有効にします。
    • 詳しくは、カスタム絵文字の権限管理に関するヘルプセンター記事をご覧ください。
  • エンドユーザー:
    • カスタム絵文字の作成が組織部門で許可されている場合は、ウェブ版の Chat または Gmail で絵文字選択ツール内の [作成] ボタンからカスタム絵文字を作成できます。作成画面では、任意の画像をアップロードしてわかりやすい名前を付けます。作成したカスタム絵文字は、Chat で送信するメッセージや、メッセージへのリアクションに使用できます。 
      • 注: 作成したカスタム絵文字は、組織内の全ユーザーが表示して使用できるようになります。
    • カスタム絵文字を使用するには、メッセージまたはリアクションの絵文字選択ツール内にある [カスタム絵文字] タブに移動します。タブ内に表示される、組織のあらゆるユーザーが作成したカスタム絵文字を使用できます。 
      • 注: カスタム絵文字は、ゲストや外部の参加者が参加していない会話でのみ使用できます。
    • 近日中に、ヘルプセンターにコンテンツを追加予定です。
リリース スケジュール
管理機能:
エンドユーザー機能:
 
対象
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様、および従来の G Suite Basic または Business をご利用のお客様
  • 個人の Google アカウントをご利用のお客様は対象外
 
関連情報