Gmail 向けクライアントサイド暗号化の一般提供を開始
2023年3月15日水曜日
この記事は 2 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
本日より、Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard をご利用のお客様を対象に、Gmail 向けクライアントサイド暗号化の一般提供が開始されます。現在ベータ版にご登録いただいているお客様は、これまでどおりご利用いただけます。
Workspace では、安全性を重視した設計の暗号ライブラリを使うことにより保管中または送信中のデータを暗号化していますが、クライアントサイド暗号化は、お客様が暗号鍵を単独で管理し、自身のデータへのアクセスを完全に制御できるようにすることで、既存の暗号化機能を次のレベルへと引き上げます。詳しくは、Workspace ブログの最新記事とベータ版に関する前回のお知らせをご覧ください。
- 管理者:
- この機能はデフォルトでオフになりますが、ドメイン単位、組織部門単位、グループ単位で有効にすることができます([管理コンソール] > [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [クライアントサイド暗号化])。
- ヘルプセンターにて、クライアントサイド暗号化に対応するように組織を設定するとGoogle Vault でのクライアントサイド暗号化が適用されたメールに対するサポートをご確認ください。
- エンドユーザー: Workspace 管理者により有効化されると、メールの鍵アイコンをクリックして [追加の暗号化] を選択すれば、クライアントサイド暗号化を追加できます。この後は通常通りメールの作成やファイルの添付を行ってください。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: リリースは完了しています。
- Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、Education Standard をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、Education Fundamentals、Frontline、非営利団体向け Google Workspace、および従来の G Suite Basic、G Suite Business をご利用のお客様は対象外
- 個人の Google アカウントをご利用のお客様は対象外