この記事は 4 月 18 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
このたび、Google Meet ハードウェア デバイスの管理者権限を 3 個から 12 個に拡大します。これにより、管理者が管理コンソール内のデバイスのデータと管理に関する管理者ロールとアクセス権を委任する方法が増えることになります。 
 
以前の Google Meet ハードウェア権限
新しい Google Meet ハードウェア権限
 
 
 
 
 
今回の変更の意義
従来の管理コンソールでは、管理者が代理管理者に対して Google Meet ハードウェアのデータおよび機能へのアクセスを制限する能力に限界がありました。新しく追加された登録権限を除いては、カレンダーの割り当て機能の有無にかかわらずアクセスを付与できるだけで、細かいカスタマイズはできませんでした。 
 
新しい権限では以下が可能になります。 
  • デバイスの表示: 管理者には、デバイスデータの読み取り専用アクセス権が付与されます(問題の履歴やフリートのデータ エクスポート機能を含む)。また、管理者は、他の多くの権限(カレンダーの割り当て管理、操作の実行と子の権限、Google Meet ハードウェアのデプロビジョニングを含む)を使用してページ ホスティング機能にアクセスできる必要があります
  • 組織部門の設定の管理: 管理者は、組織部門レベルで管理されている Google Meet ハードウェアの設定を編集して、組織部門間でデバイスを移動できます
  • デバイスの会議の管理: 管理者は、会議にリモートで接続し、進行中の通話をミュートにしたり、終了したりできます
 
新しいロールの一覧と説明は、ヘルプセンターでご覧いただけます。 
 
また、新しい権限構造を明確にするため、既存のハードウェア権限のうち次の 2 つが名称変更されました。 
  • Google Meet ハードウェア(カレンダー機能あり)は、Google Meet ハードウェアとカレンダーの管理になりました。
  • Google Meet ハードウェア(カレンダー機能なし)は、Google Meet ハードウェアの管理になりました。
既存の権限をすでに割り当てられている管理者には、機能上の変更はありません。権限を割り当てられたまま、名前だけが新しくなります。 
 
  ご利用にあたって
  • 管理者: この新しい機能を利用して、より詳細な制限付きでアクセスを提供したい管理者は、カスタムロール(管理者のカスタムロールを作成、編集、削除する)を作成して、代理管理者に割り当てたい具体的な Google Meet ハードウェア権限を割り当てる必要があります。すでに権限を割り当てられている既存の管理者に影響はありません。 
 
リリース 
 
対象
  • すべての Google Meet ハードウェアのお客様。 
 
関連情報