この記事は 8 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
Google Workspace のお客様が行うユーザーデータの書き出しに関していくつかの変更が加えられます。
 
第 1 に、Google Workspace をご利用のお客様は、すべてのユーザーが作成したコンテンツだけでなく、特定ユーザーのデータを指定して書き出せるようになりました。
 
 
 
 
 
第 2 に、データ エクスポート ツールのユーザー インターフェースが改良されました。エクスポートに関してより詳細な情報が表示されるようになり、エクスポートの履歴保存期間が延長され、機能も増えました(フィルタ付きデータ エクスポート)。
 
 
 
 
第 3 に、Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade をご利用のお客様は、データを書き出す際に新たなオプションを使用できるようになりました。これらのエディションのいずれかをご利用の場合、複数ユーザーのコンテンツをまとめて書き出せるようになりました。たとえば、ドメイン全体のデータをすべて書き出すのではなく、特定のユーザーを複数指定して、そのデータをすべて書き出すことができます。このオプションは、昨年リリースされた以下のデータ エクスポート強化機能を拡張するものです。
  • ユーザーが作成したコンテンツを組織部門単位で書き出す。
  • ユーザーが作成したコンテンツをグループ単位で書き出す。
 
対象
管理者とエンドユーザー
 
利点
これまで、データ エクスポートの対象となるのはすべてのユーザーが作成したコンテンツのみでしたが、ユーザーが作成したコンテンツの一部分のみを書き出すことが適切な場合も数多くあります。今回の変更によって、よりきめ細やかな制御が可能になります。これは、日々変化するビジネスやコンプライアンス上のニーズに対応していくうえで特に有用です。エクスポートのオプションが増えることで、必要とされるデータを必要なときに取り出すことができるようになります。
 
ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
 
対象
  • Google Workspace Enterprise Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Starter、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgrade、Assured Controls をご利用のお客様が対象です。
 
関連情報