この記事は 10 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
複数の Android 企業向けモバイル管理プロバイダ(EMM)を Google Workspace アカウントとバインドできるようになりました。これまで組織内でバインドできる EMM は 1 つのみでしたが、今回のアップデートにより、組織のデバイスの管理方法をより詳細に制御できるようになりました。具体的には次のようなメリットがあります。
 
 
柔軟性の向上: 組織のユーザー グループごとに適した EMM を選択できます。たとえば、エンジニアと販売員とで別の EMM を使用することが可能です。
 
 
制御の強化: 同じ EMM プロバイダによる複数のインスタンス(クラウド インスタンスとオンプレミス インスタンスなど)も可能になり、異なるユーザー群の管理に役立ちます。
 
 
移行がさらに容易に: 複数の EMM の同時実行が可能になり、古い EMM から新しい EMM に徐々に切り替えていく段階的な移行を実施できます。
 
 
 
補足情報
 
限定公開アプリ
管理者の方には、複数の EMM をバインドすることで、限定公開アプリの提供状況に与える影響についてよく理解しておいていただくことを強くおすすめします。詳しくは、ヘルプセンターでウェブアプリの作成限定公開アプリの配布についてご確認ください。
 
 
Google Play ストア
複数の EMM を Google Workspace アカウントまたは Google Cloud Identity アカウントにバインドする場合は、EMM iframe をご利用いただく必要があります。play.google.com/work から managed Google Play ストアにアクセスしないようにしてください。
 
ご利用にあたって
  • 管理者: EMM プロバイダを管理するには、管理コンソールで [デバイス] > [モバイルとエンドポイント] > [設定] > [サードバーティとの連携] > [EMM プロバイダを管理] に移動します。詳しくは、ヘルプセンターで複数の EMM プロバイダをバインドして組織部門で有効にする方法をご確認ください。
  • エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。エンドユーザーによるご対応の必要もありません。
  リリース スケジュール
  • リリースは完了しています。
 
対象
 
  • Google Workspace をご利用のすべてのお客様
 
 
関連情報