この記事は 12 月 7 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。



概要
セキュリティ上、管理対象アプリのみが機密情報にアクセスできるようにすることは不可欠です。現在、管理対象外のアプリを管理対象アプリにするよう管理者がポリシーに変更を加えると、ポリシー違反が検出された際にユーザーが変更に対処できるよう、24 時間の猶予期間が設けられています。猶予期間を過ぎると、ユーザーは Google Workspace アカウントにアクセスできなくなります。

 
今回の変更により、コンプライアンスの強化と不注意による技術的保護手段の回避においてこの猶予期間がどう機能するかを、いくつかのコンポーネントで調整しています。詳細は以下のとおりです。
 

猶予期間

状況

次のステップ


 

なし

- デバイスの登録中に管理対象アプリによるポリシー違反が検出された
 

- 管理者がポリシーを変更後 24 時間が過ぎてから管理対象アプリのポリシー違反が検出された

ユーザーは、iOS の Google Device Policy アプリ からアプリをインストールするよう求められます。これを行わない場合、ユーザーは Google Workspace にアクセスできなくなります。

詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

24 時間

管理者がポリシーを変更後 24 時間以内に管理対象アプリのポリシー違反が検出された


対象
管理者とエンドユーザー

 
今回の変更の意義
安全保護対策を改善することにより、管理対象アプリだけが組織の機密情報にアクセスできるようになります。管理対象アプリが管理者が設定したアクセス ポリシーの要件を満たさない場合、ユーザーが適切に対処しない限り、管理対象アプリは Workspace データにアクセスできません。
 

ご利用にあたって
 
リリース スケジュール
対象
  • Google Workspace Frontline Starter、Frontline Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium をご利用のお客様のみ対象です
 
関連情報