Chrome 120 のリリースに伴う管理対象 iOS デバイスの更新
2024年1月24日水曜日
この記事は 1 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
今後数週間のうちに、iOS 版 Chrome にいくつかの改良を加え、管理者がユーザーの管理対象デバイスにポリシーと設定をよりシームレスに適用できるようにする予定です。このリリースは、Chrome 120 の計画的リリースに合わせて行われます。具体的には、次の改良が追加されます。
- ポリシーのクロスデバイス適用: ユーザーが Chrome ブラウザに管理対象アカウントでログインした場合、使用しているのが会社所有デバイスか個人用デバイスかにかかわらず、Chrome ユーザー ポリシーを適用できます。これにより、すべてのデバイスで一貫した安全なブラウジング エクスペリエンスを確保できます。
- エンドユーザー向け管理通知: 管理対象のエンドユーザーには、ログインしようとしているアカウントが組織によって管理されていることを示す管理通知が表示されるようになります。これにより、透明性が確保されて信頼性が高まると同時に、セキュリティ対策の周知によってデータ保護も強化されます。
- 管理コンソールの統合: 管理者は管理コンソールの [iOS 版 Chrome] のブラウザ設定で上記の機能を簡単に有効にできます。この一元化された管理機能によって、管理者はポリシーを組織固有のニーズに合わせて調整し、カスタマイズされた安全なブラウジング環境をすべてのユーザーに提供できます。
- 管理者: 管理コンソールで [Chrome ブラウザ] > [設定] > [iOS 版 Chrome] に移動し、ポリシーと設定を適用します。詳しくは、ヘルプセンターでユーザーまたはブラウザに Chrome のポリシーを設定する方法をご覧ください。
- エンドユーザー: 詳しくは、ヘルプセンターで iOS デバイスの管理についてをご覧ください。
アカウントが管理対象であることは、ログイン時およびログイン後にリマインドされます。
エンドユーザー向け管理通知
- 即時 / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 1 月 3 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
管理コンソールの統合
- 即時 / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 1 月 24 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)。
- Chrome ブラウザ クラウド管理と Google Workspace のすべてのお客様