暗号化された既存のメールを Gmail クライアントサイド暗号化(CSE)に安全に移行
2024年4月4日木曜日
この記事は 3 月 21 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
本日より、管理者の方は、暗号化されたメールを Microsoft 365、Microsoft Exchange、Virtu などの他社サービスから、Gmail のクライアントサイド暗号化が適用された S/MIME 形式のメールとして移行できるようになりました。これにより、Google Workspace をご利用のお客様は、プライバシーやコンプライアンスへの対策を損なわずに、機密性の高いメールを S/MIME メールとして一括でインポートすることにより簡単に移行できます。
詳細は以下のとおりです。
- 他のメール プロバイダからインポートされた S/MIME メールが、Gmail CSE でサポートされるようになりました。
- Virtru をご利用のお客様は、Gmail の移行ユーティリティを使用して、Vault または Takeout からのプレーン テキスト メールのアーカイブを暗号化してから、S/MIME メールとしてインポートできます。
- プレーン テキスト メールのアーカイブを、一括で Gmail に S/MIME メールとしてインポートできます。
Gmail CSE 移行ユーティリティは、Windows、Mac、Linux 版が提供されており、PST と Mbox の各ファイル形式がサポートされています。
- 管理者:
- 詳しくは、ヘルプセンターの記事メールを Gmail にクライアントサイド暗号化が適用されたメールとして移行するをご覧ください。
- 注: S/MIME メールを Microsoft 365 または Microsoft Exchange から Gmail に移行する場合、Microsoft で使用されていると同じ証明書を使用する必要があります。
- Microsoft サービスで使用されているのと同じ証明書を使用して、ユーザー用に Gmail API と Gmail CSE を設定する必要があります。
- Gmail アカウントで S/MIME 証明書を設定したら、Microsoft サービスから Gmail にメールを移行できます。
- エンドユーザー: エンドユーザーによる対応は必要ありません。
ウェブ、Android:
- リリースは完了しています。
iOS:
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2024 年 3 月 21 日以降、長期的に展開(機能の実装に 15 日以上かかる場合があります)
- Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus をご利用のお客様