グループ メンバーの有効期限の設定機能、一般提供開始へ
2021年2月15日月曜日
この記事は 2 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
グループ メンバーの有効期限を設定できる Cloud Identity Groups API 機能が、一般向けに提供されるようになりました(これまではベータ版でご提供していたものです)。
この機能を使用すると、管理者はユーザーとサービス アカウントがグループのメンバーでいられる期間を設定することができます。その期間が過ぎると、ユーザーはグループから自動的に削除されます。メンバーの有効期限の処理を自動化することで、管理者はグループの管理にかかる手間を軽減できるとともに、アクセス権を必要とするユーザーのみにグループ メンバーを限定できます。
メンバーの有効期限に関する詳細と使用例については、ベータ版に関するお知らせをご覧ください。
今回のリリースは、Cloud Identity Groups API (英語) をさらに強化したものです。先ごろ、間接メンバーシップの可視化に関する API とメンバーシップ階層に関する API の一般提供も開始しました。これらの機能を併せて利用すると、組織内の権限管理とアクセス制御をより簡単に行えます。
- 管理者とデベロッパー: メンバーの有効期限は、新規 / 既存のどちらのグループに対しても設定できます。有効期限を設定するには、グループ メンバーの変更権限が必要です。有効期限の設定には Cloud Identity Groups API を使用 (英語) してください。
- エンドユーザー: グループのオーナーとマネージャーが有効期限を設定できます。有効期限の設定には Cloud Identity Groups API を使用 (英語) してください。
- 即時リリース / 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 2 月 8 日以降、完全に展開(1~3 日で機能が実装されます)
- Google Workspace Enterprise Standard、Enterprise Plus、および G Suite Enterprise for Education、Cloud Identity Premium をご利用のお客様
- Google Workspace Essentials、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Essentials、および G Suite Basic、Business、Education、Nonprofits をご利用のお客様は対象外