Google Meet が TLS に対応
2021年6月23日水曜日
この記事は 6 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Meet でのビデオ会議の質を高める新しいネットワーク オプションを追加します。このたび Google Meet では、Google Workspace ドメイン内と Google Workspace アカウントを持たないユーザー向けの公式の固定 IP アドレス範囲に加えて、ポート 443 経由の TLS をサポートするようになりました。
一部のネットワーク設定では 443 経由の SRTP が機能せず、Meet のミーティングに接続できないことがありましたが、SRTP を TLS でカプセル化することで、全体的な互換性を高めました。この変更は、まずウェブ版に反映され、まもなくモバイルでも利用できるようになります。利用可能になり次第、Google Workspace アップデート ブログでお知らせします。
- 管理者: お客様またはパートナー組織が現在すでに Meet を使用している場合は、設定などの変更の必要はなく、この変更による影響はありません。お客様またはパートナー組織がポート 443 で DPI テクノロジーを使用している場合は、対応するユーザー SNI を許可リストに追加してください。
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- Google Workspace 管理者: TLS 経由の Meet トラフィックは、Google Workspace ドメイン内の Google Meet 専用の同じ固定 IP アドレス範囲を使用します。
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- Google Workspace をご利用ではない管理者: TLS 経由の Meet トラフィックは、7 月以降は Google Workspace アカウントを持たないユーザー専用の固定 IP アドレス範囲を使用し、6 月から 7 月 30 日までは一時的な IP アドレス範囲を使用することになります。詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。
- エンドユーザー: エンドユーザーへの影響はありません。
- 即時リリースを利用しているドメイン: 6 月 16 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- 計画的リリースを利用しているドメイン: 6 月 30 日以降、段階的に展開(最長 15 日で機能が実装されます)
- Google Workspace をご利用のすべてのお客様、G Suite Basic または Business をご利用のお客様